![]() 新しいパーツリストを入手 ![]() ◆DVD版のパーツリスト ![]() 確かにスズキでは4月からシステムの入れ替えがあると言って いたが、もしかするとこのDVDもその一環かも知れない。 今回は時期が悪かったのか出品数が少なく、新しくDVDにな った為かどれも1万円を超えており、希望落札価格が無い物でも 1万円ではまだ出品者の希望落札価格には達しなかった。 しょうがないので少しずつ入札額を上げてみると1.2万円で 落札したが、即決ではなかった為に終了日までは5日もあった為 に待っていたのだが、その2日後に新品・未開封で即決1万円以 下があった為にそちらを先に入手してしまった。 ここ数ヶ月は無茶苦茶な日程の仕事の為に毎日帰りが23時近 くと遅くなってしまい、その為にどうしても次の土・日までに間 に合わせたかったと言う事もあり、そうとは言っても今回は2枚 も落札してしまい高価なパーツリストとなってしまった。 出品者の対応も良くメール便であれば送料無料とあったが、そ れでは週末に間に合わなくなってしまう為に、送料を振り込み通 常の宅急便にしてもらい無事週末まで届いた。 ◆早速、使ってみる 届いたディスクは1枚だけで詳しいインストール手順書も添付 していた為に見てみると、日産のパーツカタログDVDの様に以 前からある複数枚のCD版を1枚にしただけではなく、インスト ーラの表示やパーツカタログ自体の表示内容も変わっている様で あった。 インストール方法については一般的に販売されている製品と同 じ様にイラスト付での意外と詳しい資料が添付していたが、後で 届いた方も同じ様な資料が付いてたい事から、おそらく現在オー クションで購入するとどれも添付されていると思われる為にここ では説明を省略する。 早速、インストーラを起動して『スズキパーツカタログ検索シ ステム』をインストールして起動してみたが、左下図の様に一瞬 ブラウザーが起動されたとおもった直後に右下図の様なトップメ ニュー画面に切り換る様になっている。 ![]() ![]() 実際、最初はUOEタイプでインストールしたがエラーが発生 して起動しなかった為に、ディスクの内容を覗いてみるとHTM L言語による作成された部分があった為に、その中のindex .htmlを起動してみると右上図の様な表示が出て、更に今回 のHB21Sパーツ検索までできた。 しかし一度はUOEでインストールしてある為に、データベー ス関係のデータが予めハードディスクに展開されてしまっている 為に動作したのかどうかは不明である。 その後、アンインストールしてスタンドアロンタイプでインス トールしてみたところ無事に起動する事ができたが、やはり検索 データもハードディスク上にコピーしないとDVDドライブの回 転立ち上がりに時間がかかる為に遅くて使い物にならない。 その為に、スタートメニュー内にあるデータコピーを使用して 、DVD内にある検索用データもハードディスク内に保存して使 用した方が快適に使用できるだろう。 ![]() その為に上図にある掲載車種はあまりあてにならず、実際に以 下から説明する方法で検索させて調べた方が早いだろう。 ◆メニューから順次選択する 本来は破損部分や故障部分の部品交換の際には、トップページ の左側にある左下図の【車台番号から検索する】を選択し、四角 の中に車台番号を入力すれば適合した部品が表示される。 最後の方でも説明してあるが、今回のアルトワークスの場合に はHB21S−201000と入力するだけで車両に関する仕様 が全て判明し、部品一点毎の選択を必要としなくなる為にこの車 台番号で検索した方が簡単であろう。 しかし別の車種のパーツを取り付けてみたり、同じアルトでも 普通のモデルにワークスのパーツや、同じワークスでもSpor tsやRタイプの部品を探したい場合もあるだろう。 そんな場合には以下で説明する様に最低限の情報から都度部品 毎にモデルやグレードを検索しながら使用する方法を説明する。 その為に左下図にある『車台番号から検索する』はあえて使用 せず、その下にある『他の車種情報から検索する』を選択してお き、その下にある『次へ』のボタンを押す様にする。 すると次には右下図の様な表示に切り換る為に、まずは車種を 選択する為に一番上にある項目の『収録車種一覧から検索する』 を選択して、下の方にある『次へ』のボタンを押す。 ![]() ![]() 尚、ここから以下で使用されている参考表示画面は、ハードコ ピーのリサイズを行うとボケて見えなくなってしまう事から、リ サイズをせずに掲載できる様に実際の表示とは若干表示幅や表示 項目数が異なる為に、これから掲載してある表示画面については 参考程度にして頂きたい。 今回はアルトワークスを検索する為に、左下図の初期表示画面 から【アルト(セダン・バン・ハッスル)】を選択してから、画 面の下部にある『次へ』のボタンを押す。 ![]() ![]() 基本的には車検証や車体にある車台番号の先頭にある型式から 探し出し、そして下図に同じ型式が複数ある場合には車検証や車 体にある車台番号の後ろ側にある番号を、下図の中央部分にある 『始号機』と『終号機』の範囲内にある物を選択する。 その為によく前期に後期の部品を使用したい場合等には、実際 の車台番号を調べて、その範囲より後の物を使用すれば良いのだ が、型式が違ってしまうと合わなくなる危険性があ。 また、同じ型式でも前期・後期の違う部品を取り付ける場合に は、よく調べないとその部分だけでなく周辺部品も一緒に交換し ないと取り付けられない場合がある為に注意する。 このパーツカタログ内では下図の一番右にある『カタログ機種 』により管理されており、部品の変更や仕様が違っている場合に はこのカタログ機種型式が違う事となる。 ![]() この事からも、型式がHB21SでもパーツカタログではHA 11Sとして登録されている事から、最初の方で説明したトップ ページにある『公開中のカタログ一覧』にHB21Sが無い事が わかると思うが、これらは実際にこの様な選択画面で見ない限り は慣れないとわからないだろう。 ![]() この操作により新たに下図の様な画面が表示され、このページ 内ではどの部分の部品を検索するのかを選択する様にする。 ここでは以下の大まかな7項目から選択する様にするが、どの 部分に該当するのかが不明な場合には複数選択も可能な為に、下 図では『アウターボデー・ボデーフィティングパーツ』が黄色く なって選択されているが、他の部分も合わせて複数選択する事が できる様になっている。 また、選択する必要が無かった場合には取り消しも可能で、黄 色く選択されている部分をもう一度選択すれば、黄色い色が解除 され選択項目から外される様になる。 ![]() 下図でも慣れないとどの部分の詳細図かはわかり難いが、下図 の黄色い部分の様に選択すれば上部にある『FIG名称』にその 部分の名称が表示されるが、マウスカーソルを図中に置いておく と下図の黄色く選択された下に表示されている様に『FIG名称 』と同じ様に名称が表示される。 下図でもどの部分か似た様なイラストで判別しにくい場合には 、それらしい部分を全て選択して次へ進み更に詳細図で確認する しかないだろう。 ここでも複数の項目を選択する事ができ必要な部分を続けて選 択する事ができ、一旦黄色く選択された部分を再び選択すると黄 色い色が無くなり選択項目から解除される。 また、この選択項目からは下図の右上にある様に1ページとは 限らず、複数のページから構成されている事がほとんどの為に、 下図の上部左側にある【前ページ】や【次ページ】のボタンを使 用して必要な項目を選択する必要がある。 ![]() これは車台番号を入力しない場合や、車種情報の項目への入力 不足がある場合等に表示され、該当する部品が複数ある場合に表 示される画面で、下図ではフロントドアが3ドア用なのか5ドア 用なのかを選択する必要がある。 その他にも、同一型式の車種でも前期・後期がある場合や、色 の選択がある場合などにも表示される為に、内容を把握して正確 に選択する必要がある。 こちらも下図の様に選択した部分が黄色になるが、ここでも複 数選択が可能な事から、間違えて不要な部品まで選択してしまわ ない様に注意する必要があるだろう。 ![]() 下図では左側にイラストの詳細が表示され、右側にはそれぞれ の部品名称が表示され、それらは参照番号により関連付けされて おり、左側のイラストの番号を選択しても右側の品名を選択して もパーツを選択できる様になっている。 そしてイラストの中にある赤い四角は最後に選択された番号部 分に付けられるが、この詳細図が表示されたばかりの時には下図 の様に1番に付く様になっている。 ![]() その中で中央にある【イラスト印刷】を使用すれば上図にある 左側のイラストをそのまま印刷でき、【本文印刷】を使用すれば 上図の右側にある名称だけを印刷できる様になっている。 印刷される内容に関しては下図にあるボタンを実際に押してみ てもらうとわかるが、特にイラストは画面の表示上では拡大がで きるものの、ウィンドゥを広げてもイラストが表示されているサ イズはあくまでも同じな為に縦横のスクロールバーが出てきて動 かさないといけない為に多少使い難いかも知れない。 その為に、複数の部品が重なり合う部分のイラストに関しては 、印刷してから見た方が拡大されてA4サイズに印刷される為に 、わかりやすく探しやすくなるだろう。 ![]() こちらでも間違えて選択した場合には取り消しが可能で、一旦 選択された物をもう一度選択すれば解除され、これはイラスト中 の番号でも右側の名称を選択しても良い。 ![]() 下図では同じ3ドアで1997年04月から1998年08月 までのモデルでも、適用の中にある様にグレードにより使用され ている部品が2種類ある為に選択が必要だと言う内容である。 今回はアルトワークスのRS−Zの為にARのある下側の項目 を選択しているが、適用内にあるグレード型式が不明な場合には あとの方で説明している『車両仕様を指定する』にある略称のプ ルダウンメニュー内にある項目で確認しておく必要があるだろう 。 ![]() 以前の部品検索システムでは部品選択後には【翻訳】を行わな いと部品の価格が表示されなかったが、今回の新部品検索システ ムでは下図の様に部品を選択しただけで完成している。 ![]() また、スズキの販売店に部品の交換を依頼する際には、この新 しい部品検索システムが導入されている為に、上図の上部にある 【ファイル】ボタンを押し、部品リストをUSBメモリー等に保 存して持って行けば再入力の必要が無くなり部品の注文がスムー ズに行える様になる。 ◆車体番号を指定する この部品検索システムでは間違いなく交換したい部品を検索さ せる為には、メインページの左側にある『車台番号から検索する 』を使用するか、各ページにある下図の様な車種情報の詳細情報 を入力する事により、指定した車両の内容に絞ったパーツリスト 検索ができる様になる。 ![]() これは車台番号の桁数毎にある程度の情報を関連付けしてある 為で、上図では表示されていない様であるが実際には下図の様に 車体色や型式種別までもが自動的に設定される。 ![]() ◆車両仕様を指定する 以下からは車台番号を指定せずに、車両仕様を指定していく方 法で、違うグレード等の部品を探し出す為には便利で、全ての項 目を入力する必要は無く、部分的な指定が可能である。 たとえば、ワークスには3ドアしか無くボディもセダンのみの で、ドア数も3枚で過給はターボと言う条件だけを入力して、こ れらに該当しない部品は除外する事ができる。 そうすればワークスシリーズは全てのモデルに関して表示され る事になる。 ![]() ![]() ![]() 今回のワークスはHBの為に4WDを選択している。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しかし、ここで略称を指定してしまうとワークスR等の他の部 品情報が表示されなくなってしまう為に、もしも現在の車両でな い他のグレードの部品を探したい場合には入力を省略する。 ![]() ◆指定内容が異なる場合 上記で説明した車両情報で組み合わせが該当しないとエラーと なってしまうが、特に車台番号を入力した場合に個々の情報も指 定すると正確に入力しないと間違える可能性が大きいだろう。 ![]() ![]() ◆CDの最終版を探す DVD版のパーツ検索システムは使い勝手も良く以前と全く違 う訳ではない為に問題なかったが、イラストから部品を選択する 際にイラスト側の選択数字が小さく選択し難い事と、何よりも部 品を選択するとその都度部品金額を検索する為か処理が遅い。 当初はデータはDVDから検索していたが、DVDドライブが 立ち上がるまでの時間がかかり、次の部品を探す間隔が開くとD VDドライブの回転が落ちてしまい再び時間がかかっていた。 しかし、パーツ検索システムにあるデータコピーを使用してハ ードディスク内にデータを置いてみたものの、それでもかなり高 速になってはいるが操作性はいまいち遅い。 ![]() 探すだけならば従来まで使用していた2006年版でもよかっ たのかも知れないが、やはり最終版を用意しておく方が代替等の 情報も記載されている事から探してみたが、今回は安価で即決の 物が見つかり結果的には右図の様に同じDVD版2枚とCD版は 2008年4月版を用意した。 CD版の正式なデータアップデート方式もあるのだろうが、単 純にCDのボリューム名でHDDへフォルダを作成し、その部分 にCDの内容を全てコピーするだけで簡単に動作する。 ただ、コピー後は環境設定で2つのCD指定場所をコピーした フォルダ名を指定する必要はあるが、面倒なツールのインストー ル作業は不要な為に簡単で良い。 ◆結局はCD版で探す 下図が部品の該当するグループを指定する画面で、DVD版の 方がイラストが詳細なわりにはグループ名の表示が無く、CD版 であれば下図の様にそれぞれのイラスト下部に記載してある。 また、下図のCD版の方がイラスト1つのサイズは小さいわり にはそれほどわかり難くなく、DVD版が10グループのイラス トを表示するのに対してCD版は20グループとなっている。 DVD版では印刷の例を紹介し忘れたが、CD版でも下図の絵 目次を印刷する事ができ、その印刷のサンプルは下図の上部にあ るプリンターアイコンをクリックすると表示される。 ![]() また、部品表に添付する詳細なイラストとして用意したい場合 には、下図の上部にあるプリンターアイコンを押すと印刷される 様になっており、実際の印刷された例は下図上部のプリンターア イコンを押せば実際の印刷内容が参照できる。 ![]() 必要数はこの部品番号を何度押すかにより選択でき、マウスの 左クリックで数量を加算し右クリックで数量を減算する様になっ ており、下図の様に複数部品の選択が可能である。 ![]() 価格に関しては下図の上部にある【ツール】メニュー内にある 【翻訳】を選択する事により初めて価格が付けられるが、下図の 部品リスト上部にある車両に関する詳細情報を入力しておかない と、翻訳実行後には随時部品毎に車両の詳細情報を入力する選択 画面が表示される。 ![]() 但し、あくまでも印刷のサンプルの為に上図の内容とは異なる が、印刷される書式を参考する為に用意したものである。 とりあえずこのCD版を利用して部品検索を行い、板金屋さん にはこのCD版で検索したままのデータを印刷して使用しても良 いだろうが、スズキには新しいパーツ検索システムで検索を行い 、ファイルとしてUSBメモリーやCDにデータとして渡した方 が再入力の手間がかからず、部品の手配に関してもスムーズに行 ってもらえる様になるだろう。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ 廃車 ![]() |