やはり現車を生かす ◆やはり年式が・・・ 今回はあまりよく探した訳ではなかったが、やはり10年前の 車では雨や雪で全く使用してい訳でもなければ、ボロボロまでに なっていなくともそれなりの手を施さなければならないのは絶対 条件となり、とい言っても現行車にはワークスが無くその一つ前 のワークスもデザイン的にあまり好きではない為に、やはりHA 21/HB21系が望ましいところである。 できれば現行セルボのSR系に5MTが出てくれればいいのだ が、ワゴンRとは違いコラムシフトで無かった為に5MTが出る と言う噂は実はCVTに走る為だったのだろう。 もしも万が一外装や内装に下回りの程度が良いにしても、いく らタイミングベルトがチェーンだからと言ってもそれなりに走っ ていれば交換してしまいたくなる。 当然、セルボモードの時の様に走行距離は5万キロ弱ではある ものの15年もすると劣化してゴムホース類も切れるおそれがあ る為に当然交換する必要が出てくるだろう。 そんな事を色々と考えていると結果的にボディ関係の塗装をど うするかと言う事を除けば、いくら程度の良い物を入手してもそ れなりに長く維持する為には金がかかるという事である。 ◆もらったワークスでやる 結局、このもらったワークスでやれる所までやってみる事にす るが、やはりボディ関係だけは何処までやるかの問題は残るもの の、黒錆化や樹脂やファイバー関係での成型で部分塗装を行う等 、ある程度自分でやってみるのもいい機会かも知れない。 特に、塗装関係の知識を入れられればエアコンプレッサーとエ アガン関係にバフがけ等を駆使すれば、あとは塗料関係をどう選 択してどう扱うかさえ何とかすれば素人でもどうにかできるかも 知れないと言う安易な発想から一気に押し進める事にした。 とにかく、一度別のベース車をと考えてしまった事もあり二度 と後戻りできない様に次々と手配する事にしたが、とりあえずエ ンジン関係を先に進め、ボディだけでもこれ以上錆びない様にし たい為にアンダーコート関係だけはどうしてもしっかりしておき たいところである。 また、通院にはどうしても高速を利用したい事からETCは早 めに取り付けたい事からも、今になって名義変更の時にやってお けばと後悔したが、インターネットからも簡単に申し込める事か ら早めに字光式の希望ナンバーを取得してETCを搭載する。 更に、やはりオーディオ関係はどうしても取り付ける必要があ り、現在は意外と音が良いJVC製のカセットレシーバが取り付 けてあるが、やはりマルチアンプシステムまで搭載せずともUS Bメモリーが使えるオーディオ機器を搭載し直す必要はある。 もはや12月になってしまっているが、幸いにもここ数週間の 土日の午後等は晴れてくれている事もあるが、これらを早急に検 討して今年の冬に対応する事にしたいところである。 ◆とりあえず何度か走ってみる 8月の盆休みに届けてもらった時には自走してきて、4,00 0rpm以上で使用すると冷却水が減るという事だけであったが 、全体的にどの様な状態なのかは全く確認していなかった。 本業の仕事もいつもながら無茶苦茶な日程の為に忙しく、毎日 22時過ぎの帰りでは乗ってみる気にもなれず、病気の性もあり 土日もグッタリで日曜にレガシーで買い物に乗せて行くだけだっ た事もあり、11月になりやっと状態を把握できる余裕が出てき た為に乗ってみた。 更に、右上図の様にハーネス類もオイルまみれになっている事 から、エンジンを下ろす際にはこの辺のハーネスも全て交換した 方が良さそうである。 見える所では右上図の様にNGK製のプラグコードが使用され ているが、こちらもとりあえず純正コードの新品に交換してから 、いつもの永井電子製のプラグコードに変更する予定である。 タイミングベルトで無い為にタイミングチェーンは切れないと 記載されている場合が多い様だが、どれだけの強度があるチェー ンが使用されているかであるが、少なくもと絶対にチェーンは切 れないと言う事は無く、これも耐久性での時間の問題である。 それよりも、自転車と一緒に考えるのは間違いかも知れないが 、単車等でも経験している人が多いのではないかと思われるが、 チェーンは伸びる他にカムやクランクのスプロケットが減り下手 をするとチェーンがすべりタイミングがズレる可能性がある。 これはタイミングベルトも同様なのだが、伸びに関してはタイ ミングベルトの方がしっかりしていると思われ、タイミングチェ ーンでもチェーンテンションと共に定期的な交換が必要である。 暖機はセルボモードのF6Bよりは長い気がするが、F6Bも 配管関係や水温センサーを交換後からは若干水温計の上昇が遅い 気がする為に大体同じ様な感じである。 そしてクラッチをつないだ際には結構重く感じ、それも中途半 端な半クラ位置だけが固い様な感じになっているが、変なクラッ チやカバーが使用されているかどうかは不明だが、どつらにして もエンジンを下ろした際にはフライホイールやクラッチにクラッ チカバーとそれらのリンク機構からクラッチワイヤーも交換する 為にとりあえずは走らせて見る。 F6Aのツインカムは以前乗った事があるものの、K6Aは今 回が初めてであるが3,000rpm以下は全く使えないと言う のはやはり25万キロ弱と言う事から考えてもメタルやシール系 だけでなく圧縮比低下やタービンの劣化等もあるのだろう。 普通に乗ったとしても3,000rpm以下が使えるのは1速 と2速のほとんど加速をしない場合のみで、3速以上ではどうし ても3,500rpm以上をキープしないとノッキング状態の異 常振動が発生して使い物にならず、そのままの振動では更に状態 を悪くしてしまうだろう。 まぁ、私の乗り方がいつもならしをしている様な上記の運転に 近い為に、できるたけ3,000rpmをきらない運転を心がけ てしばらく乗ってみる事にした。 しかしセルボモードのF6Bでさえ超ショートストロークの低 圧縮の為にトルクの無いエンジンですらこんな事は無く、今回の K6Aはかなりのダメージがある様である。 ◆12月・・・凍結のおそれが そう、盆休みにもらったものの既に冬到来と言う事で気になった のが冷却水で、リザーブタンクを見てみると何やら汚れ水の様な感 じの物が入っており、後日以前のユーザーから聞いて見るとクーラ ントではなく単なる水が入っているとの事であった。 いくら車庫の中と言えども冷え込む場合には簡単に0℃を下回っ てしまう事からも、下手をすると冷却水としている水が凍ってしま い配管やブロックにヒビが入ってしまう可能性がある。 しかしその出てきた水にはビックリで、完璧に茶色い水が出てき てこれが全て錆なのかと信じられない程の物で、若干ドロッとした 感じでもあり中には錆びて剥がれて来た様な物も多数ある。 こんな状態でクーラントを入れる訳にも行かず、とりあえず水道 水を入れてからエンジンを暖機し、サーモが働いて全体に循環する まで待ってからしばらく回し続けて排水する事3回。 やっと左上図の様に水自体の濁りは無くなって来ているものの、 まだまだ沈殿物は沢山出てくる所を見ると、既にラジエータや配管 類は使い物にならないのは決定的で、ここまでくるとタービンやオ イルクーラだけではなくエンジンブロック関係も心配になってくる 為に、とにかくエンジンに手を入れる際には徹底的にやらないとダ メな状態だろう。 更に2回ほど水道水で循環させて何とか沈殿物もかなり少なくな った所でしばらくラジエータからの排水を放置し、エンジンオイル の交換を行っているうちに完全に排水できるだろう。 そしてオイルエレメントを見てみると左上図の様にオイルパンの 手前に下向きに取り付けてあり、F6B等の様にフロントスタビラ イザーの上にある板金にオイルがタレないのはありがたい。 しかしこのオイルフィルターがスズキ純正のオイルフィルターレ ンチと微妙に違い外せず、左上図の様にオイルフィルターがオイル パンに囲まれている様な状態になっている事から、市販のバンド等 のオイルフィルターレンチも使用できず、結局今回はとりあえずエ ンジンオイルだけの交換となってしまった。 とりあえず冷却水だけでなくエンジンオイルも漏れているとする といつ無くなるかもわからず、オイルゲージで見てもかなり減って いた為に補充はせず全て入れ換えただけでも一安心である。 ◆その後も走ってみる ラジエータのエア抜きを行ってほぼ4リットル全てのクーラント が入り、リザーブタンクにもHIGHレベルまで充填して走ってみ るが、その後は一向にクーラントの減る様子が無い。 エンジンオイルの漏れも、オイルパンなどの届く範囲ではふき取 っておいた事もあってかたれてくる様子も無く、その後2〜3日分 けて200km近く走ったものの漏れない様である。 エンジンの状態は相変わらずで、冷間時のチェーンのバタつきは 大きく、シール関係の鳴きもかなり大きくどうしようもなく、走ら せればやはり3,000rpm以下は使えない。 これらはどうあっても変わり様は無く、とりあえず3,000r pmをきらない様にと4,000rpm前後での加速を心がけて使 用すればそれなりに走れる様である。 走り方としては日常的な扱いと同じな為に問題は無いが、それで も加速の度合いによっては異常振動が出る為に、これ以上の破損防 止の為にもそれなりに乗り続けてみる。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ ボディ |