ボデー内側について ◆ひどい錆びは部分的に 全体的に錆はあるものの下図の赤い塗装部分である車体の真下 部分はそれほどの錆は無いにしろ、何故か下図のドア下部あたり が錆びてしまっており、何層かになっていると思われる板金は部 分的にパリパリになってしまっており、放っておくとその部分か らどんどん錆が増殖してしまい、だんだん被害も拡大して行きそ うである。 他のパネル部分であれば部品で購入して付け直すと言う事も簡 単にできるのだろうが、このドアの下部両サイドは車体の補強に とって重要な役割を果たしている為に、安易に部分的に切断した り外側からだけの補修等では強度面で著しく低下してしまうだろ う。 ◆溶接のつなぎ目に 意外と錆びていないフロアーパネル外側であるが、意外と後輪 側にあたるプロペラシャフトの左右側にある段差には、下図の様 に板金の折り返し部分から錆びてしまっているが、これは板金を スポット溶接した際に合わさり目にシーリングを行わなかった為 に発生したものと思われる。 また、下図の左側にあるブレーキ配管のカバーも結構錆びてし まっているが、内部の配管的にやフロアーパネル自体は錆びてお らず、このカバーとネジ類だけを購入して交換すれば問題ないと 思われるが、ネジが固定されているフロアーパネル側にはどれだ け錆が回り込んでいるかは実際に取り外してみないとわからない 。 更に、フロアーパネルやサイドパネル等をそのままスズキ純正 部品として購入しても、どれだけのパワーがあるスポット溶接機 を持っているかと言う事もあり、下手に低パワーの溶接機で溶接 しても見た目は接続されていても走行時にクラックが入り、接合 したつもりの溶接部分が剥がれてしまう危険性がある。 ◆全て新しい部品にしたら? まだ10年と言う事で部品はまだ全て揃えられるのではと仮定 して、更に工場と同様のパワーがあるスポット溶接機もあるとし たならば、全て新品部品で車体を組み上げるにはとりあえず部品 代だけでいくらになるかを試しに算出してみる事にした。 当然、溶接作業やシーリング作業に塗装に関する作業は不明な 為に載せていないが、塗装に関しては結局レストアで全て塗装を 剥離してしまうと同じ塗装代がかかってしまうだろう。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ ボディ ⇒ 全新品 |