今回取り付けるターボタイマー ◆ターボタイマー リモコンエンジンスタータを取り付ければ、機種によってはタ ーボタイマー機能が付いている物もあるが、やはり時間の切り換 え等が簡単にできない事と、あとどれぐらいの時間で停止するの かを確認できる様に、車検・点検用で停止する為にもターボタイ マーは別に取り付けた方が良い。 また、ターボタイマーはターボ車だけの物と思われがちだが、 NAでも高回転を維持する高速走行や峠越え等の際にはかなりの 高負荷による高温となっている場合があり、そのままエンジンを すぐに停止してしまうと、材質の強度もあるのだろうがピストン リングが停止した部分のライナー変形等を起こす可能性がある。 その為にターボタイマーとしてではなく、アフターアイドリン グタイマーとして販売している所もある様で、確実にクールダウ ンしてから停止すれば問題は無いが、そうでない場合には取り付 けておいた方が良いだろう。 その為に今回は左上図の様なHKS製を入手したが、購入の際 にエンジン回転数からアフターアイドリングを算出する製品を選 択したつもりがただのタイマーを購入してしまった。 しかしこの製品は同社の以前の製品とは違い、バッテリーを取 り外しても初期値に30秒と1分のアフターアイドリングが設定 される為に、とりあえずこのまま使用する事にした。 製品は左上図の様に操作パネルだけは箱から見える様になって おり、箱から引き出すと右上図の様に本体と操作部とが2つ出て くるようになっている。 右上図の線材と赤い分器用の端子はサイドブレーキへの配線材 であるが、寒冷地の場合にはサイドブレーキを引いたままでは凍 ってしまう事もありこれはマイナス側に直結する。 また右上図の左側にある2つの白い物が両面テープで、本体と 操作パネル部を貼り付ける物であるが、今回は操作部を着脱でき る様に別に購入したマジックテープで取り付ける様にする。 上記のサイズであれば以前使用したアペックス製の物とほぼ同 じの為に小型で良いが、残念ながら表示部がLEDではなく液晶 表示器だった為に取り付け方向によっては液晶表示器の視野角の 問題で結構見え難い事がわかった。 ◆ターボタイマー用ハーネス 今回も通販から購入したが、下図の様な車種別専用ハーネスと セットでの販売になっていた為に、今回取り付けるHB21Sの ワークス用であるハーネス型式ST−4を購入した。 そして線材は右上図の様に引き出されており、純正ハーネスと 同等の太さの線材で使用するコネクターのピンから別々の色で分 けられて引き出されている。 HKS製のコネクターでは右上図の様に車両側に取り付けられ るコネクターのピン側に分岐する信号だけが2本ずつ線材が圧着 されてターボタイマーに接続される様になる。 この左側にある灰色のサイドブレーキ信号は未接続では本体が 動作しない為に、使用しない場合には奥に見えるクワ型端子付き の黒い線材と一緒に接続する様にする。 また、だいぶ前の車両から車両の電源系統はACCとIG1に IG2と3系統あるが、ターボタイマー本体から3Pのコネクタ ーが使用されている物のほとんどでは、2系統のリレーしか持っ ていない為に上図の右側の様にIG1とIG2かACCのとれか がジャンパーされているケースが多く、これがされていない場合 にはエンジン制御が上手く行かなかったり、エアコンが動作しな かったりする場合がある。 その為に、車種によっては容量的な問題で別にリレー回路を付 属している物もあり、以前アリスト等ではこの様なリレー付きハ ーネスの為に高額なハーネスとなっていた。 メイン ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ タイマ/スタータ |