今回取り付けるスタータ ◆リモコンエンジンスタータ 長時間のアイドリングも良くは無いが、暖機運転を十分に行わ ないで走行するのはエンジンにとって最も良くない事で、燃調の 問題はもちろんだがオイル関係も固くなっており、エンジンへの 負担だけでなく油膜切れ等による磨耗の原因にもなる。 その為に暖房や冷房の快適性の為ではなく、エンジン自体の為 にもリモコンエンジンスタータは必要で、十分暖機を待てない人 には絶対に必要な物である。 ただ左上図を見てもらってもわかる様に全く同じメーカの同じ 製品ではあるものの型式だけが違っており、右上図の様にパッケ ージの背面を見ても違いが全くわからない。 カタログ上には下側にあるRS−160iは出ているものの、 上側のEG−100は見た事が無い為に、今回はこのEG−10 0を使用してみる事にした。 ただ今回のアンテナの台座には左上図の様にLEDが付いてお り、動作確認用か何かの表示を行う様であるが、アンテナコネク ターは従来通り右上図の様なコネクターとなっている。 その為に、従来の同社製品が壊れた場合にはアンテナや車種別 専用ハーネスはそのままで本体とリモコンだけ交換すれば簡単に 交換する事も可能だろう。 特に車検・点検等の際には要注意で、できればリモコンは渡さ ない様にした方が良いだろう。 以前のRS−50やRS−60にRS−601では、本体から 直接3Pのコネクターとパーキング信号やL端子にマイナス側の ケーブルが出されていたが、何故この製品から上図の様にコネク ター式になったのかは不明で、かえってコスト高になるのではな いかと思われる。 アンテナは右上図の様に4段式となっており、以前の4段式と は違い若干長く伸ばせる様になっているが、これが以前とどれだ けの到達距離の違いになるのかは不明である。 とりあえず以前とは違い電池カバーを取り外しても右上図の様 に両電極が電池に触れている為に電池カバーに影響される事は無 いが、何故か電話番号の部分にあるプラス側の電極が電池カバー を占めると浮かされてしまい全く動作しなくなる為に、右上図の 様にプラス側の電極が斜め45度程度に折り曲げられている部分 を右上図の様に電池を入れた状態で指で電池側に折り曲げ、電池 カバーを取り付けても電極が浮かない様にしている。 ◆リモコンエンジンスタータ用ハーネス リモコンエンジンスタータは元々手元の在庫品を使用したが、 車種別専用ハーネスだけは無かった為に、こちらも通販で左下図 にあるHB21S用のST−042を購入した。 その為に右上図の様にコネクターの配線は基本的に同じで、上 手く利用すれば別々に購入せずともリモコンエンジンスタータの 車種別ハーネスだけで両方取り付ける事も可能だろう。 こちらの分岐にも右上図の様に線材の途中で圧着スリーブによ り分岐されており、コネクターの圧着端子にはあくまでも無理が かからない様にしている様である。 メイン ⇒ 車両関係 ⇒ 自動車関係 ⇒ 軽自動車 ⇒ アルトワークス ⇒ タイマ/スタータ |