スズキ アルトワークス RS-Z(HB21S)
ナットを借りて取り付ける

◆借りた17mmのナット
 そして以前このホーイルに使用していたと言うナットを借りて みたが、下図の右側にある黒いナットが合うと言う事だが、サイ ズは17mmで先端だけが21mmと同様のカットとなっている 。
 確かに昔からクロスレンチには17mmサイズのソケットがあ るが、どんな車で使用するのだろうと思ってはいたものの、ここ にきて17mmサイズを使用する事になるとは思っていなかった 。
 しかし、スズキ純正のMRワゴンスポーツ用のホイールも、中 央にあるホイールナットを使用すると当たり面が小さい為に、逆 に右側にある17mmを使用した方が良い様な気がする。
 もしも安価に入手できるのであれば1セット余分に用意して、 セルボモードのスタッドレス用のホイールにも使用した方がよい かも知れない。
 また、GT−Rで使用しているBBS製のSUPER−RSの 様にセンターキャップ式カバーの場合には、クロスレンチのソケ ット部分がホイールに直接当たってしまう為にすり傷が付き、こ の17mmナットを使用すればソケットがナットの付け根で止ま る為に、ホイールに傷を付けずに済む様にする為にも利用できる だろう。

◆取り付けてみる
 17mmの借りたナットを実際に車両に取り付けてみたが、左 下図の様に薄口クロスレンチの17mmを入れたところピッタリ と合い、ホイールとは1mm程度の余裕はありそうである。
 そしてナットと一緒に借りたのが右上図のアダプターで、単に 17mmから17mmのアダプタであるが、ナット側が薄口の1 7mmとなっている為に、通常のクロスレンチ等ではこれを用意 しないと17mmのナットだけでは締め付けられない事になる。
 幸いにも今回はセルボモードのPCD100化により15イン チホイールを履いた際に、左上図の様な薄口クロスレンチを使用 しないとナットが回せず用意してあった物を使用した。
 この左上図のクロスレンチと今回借りたアダプターを比較して みると右上図の様に外形が全く同じ径の為に、今回借りたアダプ タは使用しなくとも全く問題なく締め付けられる。
 通常の17mmサイズのホイールナットと一緒に、今回はロッ クナットも借りる事ができたが、左上図の様にロックナットを入 れてから右上図の様に専用アダプタを入れたところ、薄口クロス レンチ程の余裕は無いものの、何とかギリギリで締め付けられる 状態にあるが、チョッとでもアダプタが傾くとホイール側の塗装 がパリッと剥がれてしまう位のクリアランスしか無かった。

◆装着した様子
 今回借りたホイールナットとロックナットはスタッドレスに使 用しているとの事で、別途ホイールナットを捜すまではこのまま 借りておける事となり全ホイールを装着してみた。
 車両のドア部分やサイドステップ部分に黒い液ダレが見えるが 、これは黒錆処理を行った際に乾ききらない部分が流れ落ちてし まったもので、ボディカバーも用意したのだがスズキ自販側で車 の入れ換えの際に雨に当たっても錆がこれ以上増えて流れ落ちな い様にしたものである。
 ホイールナットを取り付ける際にはホイールナットを手で回し て、ホイール自体を軽く左右に回転させて手で締め付けられる所 まで締め付けておく様にする必要がある。
 これはクロスレンチを挿し込んだ時にホイールナットとホイー ルのクサビ状の部分ができるだけ合致していないと、上図の上側 と右側の様にクロスレンチがホイールに擦り塗装が剥げる。
 今回借りたホイールサイズは不明だが、元々軽自動車に履いて いたものの為にサイズ的にはピッタリで、タイヤの方は左図の様 にピレリのP700−Zであった。
 サイズも右上図の様にセルボモードに装着したサイズと全く同 じ165/45−15となっており、純正サイズからのワンサイ ズアップ程度でインチアップができるサイズである。
 実際に装着してみると前後共にフェンダーギリギリか若干出て いる感じもあるが、これはセルボモードよりも車幅が小さいか、 若しくはホイールのオフセット値が少ない為かと思われる。
 ホイールの幅に関してはセルボモードと同じタイヤサイズの為 に4.5Jか5.0Jと思われるが、とりうえずはこの状態で走 行してもどこも擦る事は無く走行できる為に問題ないだろう。


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