スズキ アルトワークス RS-Z(HB21S)
交換部品と交換後

◆ラジエータ 【FIG.177M】
 左下図がエンジン換装の際に下ろしたラジエータに電動ファン を取り付けたままの状態で、ラジエータは水だけを使われて錆だ らけだった為に交換の緊急性があったが、電動ファンはまだ元気 に?回っていた事から次の機会へとまわし、やっと3回目の今回 交換する事にした。
 確かに20万キロオーバーの為にいつ壊れてもおかしくなかっ たのだが、白い樹脂製のファンも変形せずどこか欠けている様子 も無く電源が入ると元気に回っていた。
 それよりも取り外してみてわかったのが左上図の様に電動ファ ンの取り付けブラケット下部が全てボロボロで、確かにラジエー タの下もボロボロだった為に、たまたまラジエータ下部と思って 見落としていたのかも知れない。
 更にモータ自体も右上図の様にモータケースが錆か汚れかわか らない状態になっており、モータ内部は元気だとしても手前から 出ている線材の被覆等にヒビが入り線材が錆びているかも知れな い事からも、今回が丁度良い交換時期なのかも知れない。
 そして上図が電動ファンを全て交換した図で、電動ファンのモ ータとファンに取り付けブラケットと、ラジエータに取り付ける 部分に入れるクッション材も全て新品に交換してある。
 これでラジエータ部分は全て新品部品となった。

◆ターボチャージャ 【FIG.139F】
 エンドン換装の際にあまりの部品点数だった為か、左下図のイ ンタークーラ手前にある過給圧コントロールバルブがホースだけ でバルブ自体は交換されていなかった。
 その為に今回は改めてこの部分の交換指示を行い交換してもら った。
 そのバルブが右上図で、エアコンのアイドルアップ用バルブと 間違いやすいが左下図の様に1本はインタークーラ入り口に挿し 込まれ、もう一本を辿って行くと右下図の様にタービンの排気バ イパスアクチュエータの配管へと接続されているのがわかる。
 以前は日産等のメーカーがよく搭載した純正のスクランブルブ ーストコントロールバルブで、排気バイパスアクチュエータにか かる圧力を若干逃がし本来のアクチュエータのバネレートよりも 動作し難くして過給圧を上げており、加速の必要がなくなるとバ イパスを止めてアクチュエータの動作そのままになる様にしてい る。
 もしかするとノッキング気味なのがエンジンを換装後にも発生 していた事から、おそらくこのバルブが開きっ放しになっていた 為か必要無い時にも高過給になっていたのかも知れない。
 これは取り外したバルブを調べないとわからないが、どちらか と言うとつまり気味になり、通常過給から上がらない方に行く様 に思えるが、壊れる時にはどちらの方向になるかはわからない為 に、今回はこのバルブとアイドルスピードコントロールバルブの 2つを交換してかなり落ち着いた為に、どちらが悪かったかどち らもだったのかはわからない。


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