◆取り付けと配線
リモコンエンジンスタータの本体を取り付ける前に、必ず行うのが
サイドブレーキ信号の処理である。こちらの様に冬場に雪が多く凍り付く地方では、このサイドブレーキ 信号を接続してしまうとサイドブレーキを引いたままでないとエンジンを 始動できなくなってしまう。 そうすると夜に帰ろうとしてもサイドブレーキが凍り付いて帰れない といった事が発生してしまう。 その為に希望するユーザーにはサイドブレーキ信号を常にGNDに落とす 事によりサイドブレーキには接続しない様にしている。 この方法は安全機構を外す行為の為にあまり良くはないのだが、中途半端 にサイドを引いたままでもエンジンがかかってしまうと車は動き出してしま う事からあまり重要視はしていない。 またこれらの事はマニュアル車においての話しで、オートまではPN自動 検出も有る為に全く問題無いと判断している。
今回はリモコンエンジンスターター本体を左図にある様に、センターコン
ソールの後側である空調の吹き出し口の前に付属の両面テープにて設置した。ほとんどの場合は空調の吹き出し口が助手席と運転席の足元に向いている為に 正面に吹き出す車両は無いと思われる。 また一度設定すると必要無い場合が多いが、本体にはディップスイッチがあり 様々な設定が出来るようになっている。 その為に設定を変更する必要が有った場合には見えない所に設置したのでは すぐに変更できなくなってしまう。 その為に本体は通常見えない場所で設定が変更可能な場所が良いだろう。
今回からの目玉である細い2本出しのアンテナは、アンテナ部分が細く
視界の邪魔にならない事から右図の様にダッシュボード上の中心に配置
してみた。この部分は運良くフロントガラスに吹き付ける為の吹き出し口が有ったが、 この中央部分にダッシュボード自体の取り付けネジか何かが有る様で、 この部分だけ平らなスペースがあった。 その部分に付属の両面テープにより貼り付けている。
アンテナの角度もある程度決まっているようだが、元々感度も良い
事から左図の様に両側のアンテナを真横に倒して設置し、ワイパーと
ほぼ同じ高さの為に外からも全くアンテナがわからないくらいになる。以前は太い1本出しのアンテナだった為に、どうしても両サイドの ピラー近くに設置するしかなかったが、これだとフロントガラス上部 中央のバックミラーの後ろなどに設置しても目立たないだろう。 今後は全てこのアンテナになるのだろうが、以前から利用している 人でもこのアンテナだけでも入手可能であれば目立たなくて良いと思う。
本体とアンテナの設置が決まった所で、アンテナを本体に取りつけ
最後に右図の様にキーシリンダースイッチ信号を接続する。その前にGND端子がこのコネクターと違い単独に黒色の線で出て おり、この先端をシャーシにある何らかの固定ネジで共締めしてやる。 このシャーシからGNDを取る際には、できればテスターなどで 導通の確認を調べておいた方が良い。 これは、GNDを取ろうとする所と他の数カ所をテスターの低い 方の抵抗レンジで当たっておき、しっかり0Ωになっている事を 確認する。 特に一般車ではシフトレバー廻りにトラブルが多く、下手をすると 製品自体から発煙したりし破損してしまう場合がある。
コネクターの接続が完了したら線材を束ねて収納するが、ただ丸めて
押し込むと走行中に落ちて来て危険な為に、純正ハーネスの引き回しに
合わせてインシュロックタイ等で結束しておく。また、コネクター部分は左図の様にいつでも外せる様な位置におく事が 大事で、何かのトラブルでエンジンが止まらなくなったりした場合には ここのコネクターを抜いてしまえば停止する。 特にバッテリーが上がってしまい、その後に充電機で充電するとジワー っと電圧が上がるためにリモコンエンジンスタータ本体のCPUがリセット がかからず誤動作(暴走)してしまうとエンジンが停止しなくなる様である。 この場合はここのコネクターを抜いて差し込み直す事で対処できる。
リモコンエンジンスタータの本体には右図の様なスイッチが付いているが、
ボンネットオープンとドアオープンは初期状態で有効となっている為に切り換
えておく必要がある。その他にこのリモコンエンジンスタータにはターボタイマー機能も付いて いる為に、それらを有効にした場合はアフターアイドリング時間を設定する 必要がある。 時間は1分・3分・5分で、設定スイッチを押しながらLEDの点滅回数 を数えて設定時間を確認する方法である。 その為に取り説を見ながら間違えない様に設定する。 メインに戻る 車両関係に戻る HIJETメニューに戻る RS-601メニューに戻る
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