KENWOOD製 USBメモリー対応 WMA/MP3/AAC対応 CDレシーバ
今回の製品テストについて


◆いよいよカーオーディオにも・・・
 カセットテープ時代にはテープ材質と録音機器の影響が大きく、 更に車載用ではオートリバース機が主流の為にアジマスが合わず、 片方向の走行にアジマスを合わせオートリバースのタイミングでイ ジェクトする様に改造し何とか使用していた。
 その為に、KENWOODから左図にある車載用DAT(KDT −99)が出た時にはすぐに導入し、その後も右図のSONYのD AT(DTX−10)を利用していた。
 当時、何故か20万前後もするナカミチ製のカセットデッキが売 れていたが、試聴・比較しても明らかにDATの方が音質的に優れ ており、SONY製が出た頃から金額的にも半値近くになった。
 しかし、やはり高額だった事もありDAT市場の縮小から廃止へ と追い込まれ、やもうえずMDの使用を余儀なくされた。
 その為に左図の様な3代目頃のSONY製MDプレーヤを使用し たが、故障が続き1ヶ月どころか1週間も持たず1年間SONYの サービスステーションに通った事もあった。
 その後、GT−Rには右図の様なSONY製の違うタイプのMD を搭載したが、やはりMDのビット分割記録方式の為かどうしても 曲により楽器数等が多くなると雑になり、遠出用にMDチェンジャ ーを搭載したり録音機器も3台揃えていたのだがいまいち間に合わ せ的な部分があった。
 しかしレガシーを購入する頃になり、数社から新しい発想のMP 3対応CDプレーヤが発売されたのをキッカケに導入したが、当時 デザイン的にも落ち着いたKENWOOD製のZ919をレガシー にだけ使用してみた。
 その後、レガシーへの スピーカボックス搭載 時に操作性統一と言う事もあり、レガシー・GT−R・セルボへと 右図のPioneer製のMP3対応プレーヤであるDEH−P9 19を全車使用した事で音楽用CDの再生による音質的な面や、遠 出時にはMP3ファイルによりチェンジャーいらずと便利な点や、 PCにて簡単にCDを焼ける事から全ての面においてやっと落ち着 いた所であった。
 そして2006年2月、KENWOODからまた新しいコンセプ トのカーオーディオが発表され、製品自体としてはCDプレーヤな のだがUSBコネクターを持ち、PC用のUSBメモリーが接続で き書き込まれたWMA/MP3/AAC形式の音楽ファイルを再生 してしまうと言う物である。
 特に積雪地域では冬場の路面はひどいもので、凹凸が多くMDや CDでは音飛びどころか光学式ピックアップがメディアに当たり、 下手をするとピックアップが破損し高額な修理代が発生する場合が ある事から、冬場の積雪期間はFM/AMで我慢するしかなかった 。
 しかしこのUSBメモリープレーヤでは記録媒体が半導体メモリ ーである事からも、振動に関しては全く問題なく使用できると言う 利点は大きい。
 また最近ではUSBメモリーもかなり格安となったきており、5 12MBで2千円弱で買え、1GBでも3千円弱とかなり安くなっ ている事からもこの製品はお奨めと言えよう。
 その為に今回は早速上図のKENWOOD製U717を緊急入手 して、現在手持ちのメモリー関係を用意しテストしてみる事にした 。

◆今回のテストの目的
 今回ここでテストするのは手持ちのメモリー関係が使用できるか どうかと言う事もあるが、どちらかと言うと操作面と機能的な確認 を行いたかった部分もある。
 その為に現在手持ちのUSBメモリーは左図の3つが全てで、上 にあるのがMP3再生機能/ボイスレコーディング機能付きのUS Bメモリーであるが、これが使用できればこれ自身で再生できるデ ータが今回テストするCDレシーバでも再生でき、持ち歩いても車 でも聞けると言う便利な事になる。
 そして左図の下2つは右図の様なパッケージの格安なUSBメモ リーで、近所の家電量販店等とは比較にならないぐらい安価な物で あり、これが使えれば安価で大量の音楽データを管理できる事にな る為に、好きな曲をどんどんため込む事もできるだろう。
 そしてもう一つの実験としては、KENWOODのサイトでは不 可能とされている右図の様なマルチタイプのカードリーダーを使用 した際の実験である。
 これが使用できればUSBメモリーを購入せずとも、手持ちのデ ジカメや携帯電話用のメモリーカードを使う事も可能になる。


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