KENWOOD製 USBメモリー対応 WMA/MP3/AAC対応 CDレシーバ
製品について


◆製品の内容
 左図が今回入手したKENWOOD製U717の全てである。
 また後で気付いた事だが、左図の本体は裏側を向いており本来は 右図の様に黄色いラベルが貼られている方が上となる。
 そして取扱説明書は左図リモコンの下にある物で、こちらは後で 説明するが袋の中にCDを含み数冊の説明書等が収納されている様 である。
 左図にあるのが付属のリモコンだが、Panasonic製の単 三乾電池が付属しており直ぐに使える様になっている。
 しかし、これまで使用していたPioneer製のDEH−P9 19に付属のリモコンも1度も使用した事が無く、今回はこのまま 袋に入ったまま保管する事にする。
 そして左図でリモコンと乾電池の間に見える袋には、本体を取り 付ける為のネジ類が入れられており、あまり長いネジを使用すると 本体内部の部品に当たりショート・破損となりかねない為に、取り 付けの際には必ず付属のネジを使用する様にする。
 また、右上図にあるハーネスが本体から配線する為のもので、こ こからスピーカや各種コントロール信号や電源等に接続する事にな る。
 最初に説明した取扱説明書が入っている袋には左図の物が収納さ れており、上の3つは左から取扱説明書とメディアマネージャのイ ンストール説明書にケンウッドの全国サービス網が書かれた用紙で ある。
 そして下の左側にあるのが保証書であるが、今回の物には販売店 の記載が無く販売証明書らしきも付いていなかった。
 また、右図にあるCDにはPhatNoise Media M anagerとサンプル曲が収納されており、どうやらこれは【 ACDrive 】に対応したKENWOOD製品で再生する 際の編集ソフトの様である。
 その為に今回はこのソフト関係は一切使用せず、単純に一般的に PCで使用されている音楽CD取り込みソフトやMP3ファイル変 換ソフトを使用し、USBメモリーには単なるファイルコピーとし て使用する事とする。

◆フロントパネル
 以下の図が今回入手したKENWOOD製U717のフロントパ ネルである。
 表示部には液晶表示器が使用されていたり、ここ最近では有機E L等が使用されたりする場合もあるが、なんと言っても蛍光表示器 であるFL表示器の方が見やすく綺麗である。
 このFL表示器は最近ではなかなか使用される事も少なくなり、 KENWOODだけは毎回一部の機種に採用している様であり、今 回もたまたまこの機種に搭載されていた。
 今回のU717は現在使用しているDEH−P919とデザイン が似ており、変な傾斜や変形したボタン等の違った方向のデザイン 重視の製品はイマイチで、今回の様にシンプルなデザインである事 も購入の条件としている。
 操作系は表示器の真下にある8個のボタンの他に、左右の図の様 な丸い多少大きさが異なる大きなつまみが本体の左右にバランスよ く配置されている。
 この左側にある物が音量や音質を変える為のボリュームの役割を し、右側のつまみはメニュー等を切り替える為のスイッチで、上下 左右にジョイスティックの様に動かせ、データの確定に押しボタン としても使える様である。
 また、左上図の音量等の設定に使用するボリュームつまみだが、 周囲にはグレーのゴム状の物が巻き付けてある為に、長く使ってい るとこのゴムが変質してパリパリになり割れてしまわないかが心配 である。
 更に、この製品ではフロントパネルの角度を以下の3段階で調整 できる機構が付いている。
 この機能はパネル右上にあるイジェクトスイッチを1秒以上押し 続けるとワンステップ傾き、更にスイッチを1秒以上押し続けると 垂直に立っているパネルが上記左図から順に傾いてくる。
 特にこれはオーディオ取り付け位置が下方向にあると便利な機能 で、曲名の確認等には見やすくなるだろう。

◆製品の側面
 本体の両サイドには左右の図の様に多数の穴が開いており、トヨ タ及び日産等の各メーカーが使用しているネジピッチに合う様にな っている。
 そして、右側の側面には右図の様に後方に電源かパワーアンプ用 の放熱板が見えてくる。
 この部分に使用するネジは付属の物を使用する様にし、万が一別 のネジを使用する際には必ずボルト長が8mm以下の物を使用する 様にする。

◆背面からの接続について
 本体の背面は左図の様に中央部分に電源かパワーアンプ用の放熱 板があり、その両側からコネクターや線材が出ている。
 左図の右下に見える丸いコネクターは、KENWOOD専用バス ラインとなっており、チェンジャー関係の周辺機器が接続できる様 になっているいる。
 しかし、MP3等の音声圧縮ファイルを利用するとチェンジャー が不要となる事から、おそらく使用するとなると同社のナビを使用 する際に接続して使用する際だけだろうが、最近のHDDナビは音 楽関係もサポートしており4chアンプも内蔵している為に、US B機能を使用しなければ本機は不要で、もしかすると近々ナビにも USB機能が搭載されると思われる。
 よって、このKENWOODバスは使用する機会がほとんど無く なってしまうと思われる。
 そして本機上部左右からは音声関係とUSBの信号用コネクター が出されている。
 その左上からは左図の様に今回から追加されたUSBコネクター で、約1.0mほどの長さのケーブルが出ている。
 このUSBコネクターには右図の様にキャップが付いている為に 、使用の際には取り外す必要がある。
 このUSBコネクターは今回のU717やU515の1Dサイズ では左図の様にケーブルが出ているが、2DサイズのDPX−U0 99やDPX−U077ではフロントパネルにコネクターが出てい るタイプとなる。
 また、このUSBコネクターはどの製品も1つしかなく、何度も 抜き挿ししているうちに破損する事も考えられ、その様な事が発生 し難くなる様に短いUSB延長ケーブルを接続して利用するのも良 いだろうが、その際にはメーカー専用品かUSB2.0対応品を使 用すると良いだろう。
 そして左図が本機から出ている音声関係のコネクターで、コネク ターにはオーディオ関係でよく使用されているRCAピンコネクタ ーが使用されている。
 信号的にはフロントとリア用のボリュームを通った後のプリアン プ出力が出ており、外部のパワーアンプ等を接続できる様になって いるが、本機の初期設定を変更する事で右図の様にリア用のプリア ンプ出力端子がサブウーハ用端子として使用できる様になる。
 また、U515以外にはAUX INの外部音声入力が付いてお り、別のオーディオ機器等を接続して本機のパワーアンプを通して 再生できる様にもなる。
 そして左下側には左図の様に本機の電源やスピーカ関係の接続を 行うコネクターが出ており、付属のハーネスコネクターを接続する 様になっている。
 この部分からは車両アンテナのコントロール信号や、外部パワー アンプ用のリモートコントロール信号に、ナビ用の音声ミュート端 子も出ている為にナビの発音時には本機の再生音を自動的に絞る事 ができる様になる。
 また、イルミネーション用の端子も付いており、スイッチ関係を ライトアップする事ができ、初期設定により赤色と青色に切り替え る事ができる様になっている。
 更に、本機の表示部である蛍光表示器自体の明暗を切り替えられ る様になっており、夜は明る過ぎない様にイルミネーション信号に 連動し若干暗くする事ができる様になっているが、こちらも初期設 定のディマー設定で暗くするかどうかを選択できる様になっている 。


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