KENWOOD製 USBメモリー対応 WMA/MP3/AAC対応 CDレシーバ U717
USBメモリーを使ってみる


◆今回用意したUSBメモリー
 左図が今回のテストの為に用意したUSBメモリーで、周辺で持 っていても頻繁に使用する事からあまり借りられない事が多い為に 、今回は購入した物だけでテストする事にした。
 メインは最近購入した右図の格安なUSBメモリーだが、512 MBで1,980円、1GBで2,980円程度で買えてしまうと 言う物を両方用意してみた。
 PCのOSもWindows2000やWindowsXPでは どのUSBメモリーを使用しても認識してくれるが、Window s98SecondEdition等ではドライバーが必要で、そ れもUSBメモリーのメーカーや種類によって必要となる。
 その為に様々なUSBメモリーを用意して試してみたい所ではあ ったが、最近の物であれば大丈夫ではないかと思われ、容量的にも だんだん大容量化となる為に、現在価格的に手頃な512MBと1 GBの2種類を用意した。
 この今回用意したMyFlashシリーズには最大4GBまであ る様だが、販売価格的に2万円弱と言う事と音楽保管用としては1 GBでもMP3で約200曲(約CD12枚)前後収納できる事か ら、多くは無いが十分なサイズと思われる。
 そして左図が別ページの 【USB DISK(EG-MD512)】 でも説明したUSBメモリー型のMP3プレーヤで、512MBの 容量を持っている事から、これにMP3をただ書き込むと持ち歩き はもちろん今回のU717でも再生できる予定である。
 また、今回特別参加と言う事で別ページでも説明してあるが、急 遽ペプシの抽選で当たった右図の 【NEX−BOYロボット型USBメモリー】 も試してみる事にしたが、内蔵されているのがアイオーデータ製の TB−SQ1Gである事から、このアイオーデータ製のメモリーテ ストと言う事になる。

◆USBメモリーを挿し込む前に
 USBメモリーの着脱の際には読み書き中はもちろんだが、必ず 停止状態か電源OFFの状態で着脱する様にする。
 今回テストしたU717では、左図にある本体右下の【SRC】 ボタンを押し右図の様にスタンバイ状態にするか、この【SRC】 ボタンを長押しすると電源OFFの状態となる。
 電源OFFの場合には表示器には何も表示されなくなるのだが、 右図の下の様にスタンバイ状態は初期設定でユーザーの好きな項目 を選択できる様になっている為に、スタンバイ時には必ずこの画面 になると言う説明ができない。
 その為に、確実にUSBメモリーからの再生中で無い事を確認し 、USBメモリーにあるアクセスランプの点滅・点灯も合わせて確 認してから着脱する様にする。

◆USBメモリーを接続してみる
 まずは左図にあるMP3プレーヤ付のUSBメモリーを試してみ るが、U717のUSBケーブルに直接接続し右図にある本体右側 の【SRC】ボタンを押しUSBモードにする。
 スタンバイ状態からCDを入れておかなければ最初にTUNER の表示が出る為に、もう一度【SRC】ボタンを押してTUNER からUSB表示に切り替える様にする。
 切り替えると表示器にはUSBケーブルが動いて表示され、その 後に左図上部の様にUSBと表示されるだろう。
 更にその後には左図下部の様にReadingと読み込みを開始 するメッセージが表示され、接続されているUSBメモリーの認識 が開始されるが、USBメモリーの表示にはしばらく何も表示され る様子が無く、数秒後にやっと右図上部の様にBusyの表示が出 てきた。
 これはMP3プレーヤ搭載の為かUSBメモリー側の起動が遅い 様で、確かにPCに接続しても今回と同様に表示器に表示が出るま でには多少時間がかかる様である。
 結果は、事前に書き込んであったMP3ファイルを認識し、正常 に再生する事が確認できた。
 ただ、再生中には右上図の様に液晶表示器のバックライトが点灯 したままになってしまう為に寿命が心配で、できればバックライト は常時消灯にしておいた方が良いかも知れない。
 そして今回のメインである格安のUSBメモリーを試してみたが 、こちらは512MBと1GBの両方共に動作を確認した。
 このUSBメモリーはアクセス中に右図の様な緑色のLEDが点 滅するが、再生中に点滅したままになる訳では無い様である。
 どうやらUSBメモリーのアクセスは曲の始めや再生を開始した 時にアクセスが始まり、約5分の曲で40〜50秒間先読みしてU 717に取り込んでいる様であり、その後は1曲終わるまで全くア クセスしていない様であった。
 そして今回の特別参加はペプシの抽選で当たったNEX−BOY タイプのUSBメモリーで、こちらも予めPCにてMP3ファイル を書き込んでおき接続した。
 結果は全く問題なくMP3を再生し始めた。
 また、USBメモリー等ではアクセスランプが通常は消灯してお り、アクセスすると点灯・点滅し始めるのだがこの製品では逆動作 の様である。
 しかしこの方が便利で、PC等で接続して取り外すまでは点灯し たままになる為に、取り外し時期の判断にすごく便利な製品である 。
 その為に取り外しは右図の様にペプシマーク部分を見ていればよ く、消灯していなければ取り外しや電源OFFといった判断には便 利であろう。

◆USBカードリーダーを試す
 そして今回はUSBメモリーだけでなく、最近では携帯電話等で 使用されているminiSDカードやその他のデジカメ用で使用さ れるメモリーカードも試してみた。
 用意したカードリーダーは右図の様にマルチタイプであるが、本 来KENWOODではこのマルチタイプのカードリーダーやHUB の利用はできないと説明してあるのだが、その辺が本当なのかどう かを検証してみた。
 また、今回使用したカードリーダーはUSB2.0対応のBUF FALO製MCR−C8/U2であるが、これ以外の製品でも同じ 様な結果がでるかどうかは不明である。
 早速、左図の様にPanasonic製256MBのminiS Dカードをセットしてみたが、右図中央の読み込み表示がしばらく 出たままで、ある程度時間が経つと右図下部の様にデバイスが無い と表示し読み込みを中止した。
 何度か試してみたが1度も成功する事は無く、やはりKENWO ODのサイトで紹介している様に、この様なマルチタイプのカード リーダーでは読み込めないのだろう。
 ついでに左右の図の様にコンパクトフラッシュとスマートメディ アでも試してみたが結果は同じで、何度か試しても読み込む事は無 かった。
 ただ、マルチタイプでなく1枚だけのUSB変換アダプターであ れば使用可能と紹介されている為に、その様な製品を持っていれば 使用可能なのかも知れないのだが、このUSBレシーバの為にわざ わざこれから1枚だけのUSB変換アダプターを買うのであれば、 格安のUSBメモリーを購入した方が安くなるだろう。
 そんな事からも、無理して携帯電話やデジカメで使用しているメ モリーカードを使用すると言った事は考えない方がよく、素直に格 安なUSBメモリーを入手した方が良いだろう。


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