AutoPlatz製 HID SYSTEM
H4(H/L)の製品について

◆箱を開ける
 製品の箱は左下図の様に白黒で艶のある印刷となっているが、 箱を開けるには右下図の様な感じで左右どちらからでも開けられ る様になっている。
 右上図の様に箱を開けてみると中には紙なのか樹脂なのか、プ レス成形された薄いトレイが入っており、これを引き出すと左下 図の様に取り出す事ができる様になっている。
 左下図ではトレイの上に取扱説明書が乗っているが、実際には 二重梱包になっていた為に、左上図の箱の上に乗せられてもう一 つのダンボールで梱包されていた。
 そして製品自体は右上図の様な紙を型に流し込んで固めた様な 成形トレイに入っているが、各部品が個々に固定される様な感じ でつめ込まれている。

◆バラストを取り出す
 バラストは左下図の様にパッケージの両端に配置されており、 バラストから出ている線材は一方方向に向けられて、線材の収納 部分にまとめられて収納してある。
 バラスト自体は右上図の様にほぼ手の平サイズだが、88HO US製と比べると厚さは薄いが全体的に一回り大きい感じがし、 ヒートシンク状の形状ではなく単なる箱と言う形状である。
 バラストの表面には左上図の様に高圧危険のシールが貼られて おり、どうやらバーナには2.5万V程の電圧がかかる様である が、コネクタ同士の接続だけの為に気にする必要は無い。
 ひのバラストの取り付けは上図の様に2ケ所のみで、左下図の 様な付属のネジ類で取り付けるが、放熱性等を考えてできるだけ 熱がかからず面で固定できる場所が良いだろう。
 取り付けネジは取り付け部分の形状によっては別途長さの違う ネジ等を用意した方がよく、1本だけの固定はバラストの取り付 けネジ部分が破損する可能性がある為に2本で固定する。
 このバラストへの12V電源供給は右上図の様なコネクター部 分から供給するが、今回のH4H/LタイプではH/Lアダプタ ー用のハーネスから供給する様になっている。
 バーナに接続する部分は左上図の様にバラストから直接コネク タで接続されるのではなく、一旦線材で引き出された先端に防水 仕様のコネクターか取り付けられている。
 

◆バーナを取り出す
 バーナは左下図の様にバラストの中央部分にあるが、発光部分 であるガラス側がバラストの線材が収納してある方を向いている 為に、できればこの逆方向を向けた方が安全な気がする。
 更に、バーナのハーネスも折り返される形で収納される為に、 バーナの発光部分であるガラス上に被ったりする為に、やはりパ ッケージの型が逆の方が良い様に思える。
 バーナの先端部分である発光するガラス部分だけが右上図の様 にキャプロンで包まれて保護されているが、H/Lの切り換える 部分をこのガラス部分で固定している事になる。
 バーナからのケーブルはやはり短く、左上図の様に20〜30 mm程度で、バラストから出ているケーブルも50mm程度と短 い事もあり、どうしてもバーナの近くにバラストを設置しなけれ ばならなくなり、車種によってはこれが厳しい条件となってしま うだろう。
 しかしこれは88HOUSE製のHIDでも同じであるが、お そらく他のメーカー製のHIDも同じなのだろうが、88HOU SE製のHIDではオプションでコネクターキットや延長ハーネ スが販売されていた事から、できれば今回のAutoPlatz 製のHIDにも延長ハーネスがあればよかった気がする。
 今回の製品はH4タイプでH/L切り換え式の為に左上図の様 に赤と青の高圧ケーブルと、白と黒のH/L切り換え用のハーネ スが別々のコネクターが取り付けて引き出されている。
 そしてバーナには右上図の様に予めシェードが取り付けられて いる為に、88HOUSEの様にユーザーが取り付け前に組み立 てる必要がない様になっている。
 そして今回はたまたま88HOUSEのH4H/Lバーナがあ った為に上図の様に比較してみたが、実はセルボモードの車検の 時に点灯はするがハイビームにならないと外された物である。
 左側のバーナが88HOUSE製であるが、今回のAutoP latz製と比べても全長は若干短いが、左上図の様にH/L切 り換え部分がかなり小型化されているのがわかるだろう。
 同様にシェード部分についても右上図の様にAutoPlat z製の方が簡単な構造になっている。

◆H/L切り替え回路
 そしてH/L切り換えユニットはバラストやバーナのハーネス とは別の部分に仕切られて収納されており、左下図の上側に収納 されており取り出した物が右下図である。
 88HOUSE製のH/L切り換えユニットは左右別々に同じ 物が2つあったが、今回のAutoPlatz製では右上図の様 に1つのユニットで2つの回路が入っている。
 これは取り付けスペースの狭い車種では助かると思うが、更に 88HOUSE製の1個分より薄型でコンパクトになっている。
 ハーネスを見てみると左上図の様にバッテリーに直結する赤と 黒の線材に丸端子が取り付けられており若干ネジ穴径が小さい様 な気がするが、取り付ける車種によってはバッテリー端子のサイ ズに合わせて交換する必要があるかも知れない。
 そして右上図が今までH4バルブに取り付けられていた車両側 ハーネスに挿し込むコネクターであるが、ここからON/OFF とH/Lの切り換え信号を引き出す事になる。
 しかし今回の製品ではH/Lコントローラが1ユニットの為に 、右上図のH4バルブに接続するコネクターは1個しかない為に 、もう片方の車両側コネクターにはビニール袋でも被せておき、 元に戻す際に接触が悪くならない様に処理しておく必要があるだ ろう。
 左上図のコネクターがHIDのバラストに供給される電源コネ クターとなっているが、ここには既にH/L切り換え回路により ハイビームでもロービームでも電源が供給される様になっている
 更に右上図の様にバーナをハイビームとロービーム用として使 う為に、このコネクタから出てくる信号によりバーナ自体が前後 してシェードの切り欠き位置から光を出すか出さないかでハイビ ームとロービームを作り出せる様にしている。
 そのコントロールユニットは左上図の様なコンパクトな物が1 個だけとなっているが、88HOUSE製とは違い左上図の右側 にある様に取り付けネジ穴が用意されている。
 更にこれを取り付けるネジ類も右上図の様に添付している。
 ハーネス類も2回路分を1ユニットで行っている事から左上図 の様に線材が多くなっているが、それでも右上図の様に1列の1 0ピンコネクターで済んでいる。


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