◆車の保管と廃品処理 いよいよ古い車庫を解体するわけだが、その間の車の保管場所が問題になる 為に事前に保管場所を探しておく必要がある。 特に今回の様に家の玄関先も全て取り壊す様な大工事の場合には、当然車を 置いておく余裕も無く軽自動車のセルボモードさえもその都度移動しないと工 事の邪魔になってしまう。 スーパー農道の為に道路向いの家が取り壊され空き地になっており、ここへ 一時的に古い車庫を移動する話を業者に持ちかけたが、解体業者は1度で済ま せた方が安いと言う事であまりお奨めしなかった。 それよりも、今回依頼した業者の社長さんのご好意でGT−Rとレガシーの 2台を社長さんと専務さんの車庫で保管してくれるとの事であった。 これも有料かと思ったのだが、社長さんと専務さんの個人的な車庫だと言う ことで車庫のできる間と言う事で無料で借りられた。 しかし、社長さんの車庫は1,500万のベンツを保管している車庫ですご く申し訳無かったのだが、その間ベンツは作業場に入れておくとの事でした・・ (^_^;) 専務さんの所は貸し車庫をしている一角の様で、やはり家の建て替えで置き 場所がない人などにも貸しているとのことだった。 この様に、建て替え期間等に保管場所が困った場合等は業者に相談してみる と有料・無料はわからないが保管場所を提供してもらえるかも知れない。 古い車庫には以前交換して捨てられずにいたデフケース2個と、手放したク レスタの純正マフラー等がありこれらも捨ててもらえるかどうか聞いてみた所 、捨てるものがあれば何でもOKと言う事でカーオーディオで余った線材や家 電製品の壊れたものも少しあった為に車庫の中に入れておいた。 最近ではチョッとした物でも捨てるのに困ってしまうが、特に自動車部品な どは以前から解体業者に持ち込まないと処理してくれない。 今後はISO14000等で建築廃材関係の廃棄も難しくなるだろうが、家 の建て替え等の場合にはこれらの解体を有効に利用して廃品を処理するとよい だろう。 ◆古い車庫の解体 解体は朝も8時から始まり図の様な建機1台だけでの取り壊しが開始され たが、取り壊すと早いもので一気に取りかかりその日の午前中で全ての解体 が完了してしまった。 取り壊しは右図の様に向かって右側の車庫から行われ、左図の様に屋根か らはぎ取る様にして解体されていった。 車庫の場合には住居と違い壁がないせいかホコリがほとんど出ず、隣近所 にも騒音の他はあまり迷惑になる様な事も無かった。 左側の車庫も屋根からはぎ取るのかと思っていたが、左図の様に一気につ ぶしてしまいそれから右図の様に解体していた。 解体の様子を伺っていた所、ただつぶして運んでいるのかと思っていたら 一応トタン板と木材関係は分けて運んでいる様であった。 車庫自体の解体は2〜3時間で済んでしまい、その都度ダンプで運んでい た為に解体した場所にはほとんど残骸が残らないで片付いてしまった。 車庫自体を解体した後は残ったコンクリートの基礎を解体し始めたが、こ ちらも左図の様に簡単に取り壊す事ができ、右図の様にはがしたコンクリー トが1ヶ所に集められた。 これらもダンプで全て回収され午前中で綺麗に片付いてしまい、車庫があ った場所は単なる空き地になってしまった。 そしてあとは車庫が大きくなる為に車庫周辺の土留めも解体して、車庫の 建てるスペースを確保し先に土留めを作ってから車庫を建てるという話であ った。 ◆車庫周辺の土留めの解体 車庫の周辺には左図の様なコンクリートによる土留めがされており、車庫 と住居は1m以上もの段差が付いている。 これは車庫を住居と同じにしてしまうと車が通る為のスペースを確保する 必要があり、庭自体が狭くなってしまう為に車庫を道路と同じ高さにして直 接道路から出入りできる様にしてある。 左図の古い土留めは簡単に取り外せたが左上の石積みの様なコンクリート に関してはなかなか頑丈で解体できず、かなり手間取ったが一箇所が解体で きるとまとめて外れてくる様になった。 最終的には右図の様に車庫周辺の土留めが全て取り外され、車庫が広がる 分の土砂も全て取り除いて作業が完了した。 メインに戻る 車両関係に戻る 車庫に戻る 車庫詳細に戻る |