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新しい車庫の組み立て(柱と屋根)

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◆木材による柱の設置
kiso-hasira1.jpg kiso-hasira2.jpg  作業は順調に進んでいたが基礎コンクリート乾燥時に雨が降ってしまい晴れた 大安の日と言う事で数日間作業が遅れてしまった。
 車庫程度の柱であれば左図の様に4t車?1台で全て材料が運べる様で、屋根 のザラ板を打つまで全て積み込まれていた様である。
 まず基礎から出ている固定用のスタッドボルトに合わせ、まず基礎となる柱を 右図の様に敷いて行きそれらの柱をボルトで固定する。
tate-hasira.jpg yoko-hasira.jpg  その基礎の上の柱にある穴に左図の様に縦方向の柱を差し込み、これらは1間 間隔毎に立ててある様で手前の方が半間分になっているのがわかる。
 縦柱が全て立ったならば今度は右図の様に上方向にも横柱を組み付ける様にし 、ここが車庫の高さになるが思ったよりはかなり高さがある様である。
 オーバースライダータイプになると天井の高さが必要だと言う事だったが、こ れだけの高さが必要なのかと言うほど高く大型ダンプや大型ミキサーも入れられ る位の高さがある。
tekkotu.jpg tekkotu.jpg  今回は軽自動車を2台の普通車の前に横付けする事から、車庫の中心部分に柱 を立てない条件もあり車庫の強度を確保する為に、左図の様に2本の太い鉄骨を 車庫の前と中央に取り付けている。
 これらの鉄骨は左右3本ずつのボルトで固定されており、組み付け段階で鉄骨 より柱の方が若干太く柱側を削りながら合わせていた為にこの部分に時間がかか っていた様である。
futo-hasira1.jpg futo-hasira2.jpg  鉄骨が取り付けられてからは順調に作業が進み、左図の様にまず車庫の後ろ側 部分の天井に太い柱を組み付けていた。
 その後は右図の様に鉄骨間にも太い柱を1間間隔で入れられており、これまで 使用していた車庫が1間半の幅だった事からあまり柱は無く、両端にと横方向に あっただけの為に今回の車庫ではかなり材料が多く感じられ、住居と同じ様な作 りであればこれが普通なのかも知れない。


◆天井の柱と屋根
yane-tate.jpg yane-yoko.jpg  作業は早いもので朝は7時半頃から始められた作業だが、昼前に屋根部分に取 りかかるペースで進み壊すのも早いが新しく建てるのもかなり早いペースで出来 上がっていく。
 天井部分に太い柱を横に設置した後は左図の様に屋根の傾斜部分を作る為の短 い縦柱を取り付けていき、右図の様にそれらに実際に屋根になる柱を取り付ける 事で屋根のかたちが見えて来る様になる。
yane-naname.jpg yane-zaraita.jpg  上図で前後に取り付けた屋根の柱には一定間隔で溝が付けてあり、その溝の部 分に今度は横方向に角材を打ち付ける事で左図の様に屋根になる。
 その後に右図の様にトタンを敷く為にザラ板を打ち付けて屋根を平らにし、こ れと一緒に屋根の周囲も囲って塞いでいる。
 ザラ板を打ち付ける枚数が多い為にか夕方遅くまでかかっていたが、それでも 1日で屋根まで上げて完成していった。


◆柱と屋根の組み付け完成
syoumen.jpg uragawa.jpg  1日で柱の組み立てが終了した後は左右の図の様になり、屋根には黒っぽい防 湿紙が敷かれ屋根のトタン待ちとなっている。
 トタンは次の日に運ばれて来てその日は1日お休みで、次の日から作業が再開 される事からこの日は電気配線の方を行った。
 出来上がってみると意外に高く、隣の家の1階部分の屋根より高さが高い様で ある。
honegumi1.jpg honegumi2.jpg  天井部分の補強も思ったより多く、鉄骨の部分も含め縦柱の3倍以上の太さが ある柱が1間間隔に入った他に、左図の様に各部に斜めの補強柱も全て入れられ ていた。
 1間間隔の縦柱の間には右図の様に立て横に補強板が取り付けられており、こ の辺は一般住宅の建て方と同じなのだろう。
 この柱間の補強は途中で中断されており、外壁を取り付ける段階に改めて作業 をする事になり、車庫の中には材料だけが置き去りにされている。


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