◆シャッター外観 シャッター自体の外観は左図の様になっており、シャッター自体は長細い 板が4〜5枚ヒンジでつなぎ合わさっている様な構造をしており、左図でも わかる様に上から2枚目あたりに光取り用の小窓が見えるのがわかる。 シャッターの内側から見ると右図の様に1枚の板には縦横の補強が張り巡 られているのがわかると思う。 ◆駆動系について シヤッターを駆動するモーターは左図の様になっており、モーターやエン コーダの様な物が一体式となっており、この部分にコントローラらしき物も 付いていると思われる。 このタイプはシャッターの停止を過負荷等の検出で行っているのではなく 、正転用と逆転用のリミットが個別に設定できる様になっており、シャッタ ーをスイッチで動作させ止めたい所でプリセットボタンをセットする事で任 意の位置でモーターを自動的に停止させる事ができる様になっている。 シャッターの上下動作は右上図の様なアーム1本で行っており、アームを 引っ張る方向が横に対してシャッターは上に上がり方向が違う事からか、ど うしても閉じたシャッターを開ける際には3〜4回ほどガクガク言いながら 開いて行くのは多少改善したい所だ。 また右上図の上の方に見える黒い縞状の棒はテンション用の巻きバネで、 どうせならこの棒にチェーン用のギヤを取り付けて直接この部分を駆動した 方がスムーズな開閉ができたのではないかと思う。 また今回使用したのは文化シャッター製の製品だが、モータの駆動ユニッ トにはカバーも何も無く、上図のままで使用する事になっている様である。 天井にあり手が届かない為に安全上は問題無いのだろうが、このままでは 間に合わせかあり合わせの部品で自作したかの様な感じにしか見えず、でき ればモーター周辺部分だけでもカバーが欲しい所である。 ◆制御系について 電動シャッターには左図の様なリモコンユニットを取り付けないと車の中 からは開閉ができない事になる。 まぁ、電動シャッターと言えばリモコン式にするのが普通であるが、これ らは全てオプション扱いの為に、手動シャッターへの追加部品として扱われ ている。 その為にシャッターの取り付けを依頼する場合には、電動式にするかどう かやリモコン式にするかどうか等を事前に打ち合わせておくと良いだろう。 また、今回の電動シャッターでは過負荷検出ができないタイプの為に、右 図にある様な光電スイッチを取り付けてある。 その為にシャッター動作時にセンサーを遮光すると、瞬時にモーターが停 止し再度スイッチを押す必要がある。 今回したリモコンユニットは松下電工で一般的に市販されているモデルで 、リモコン送信機を登録するタイプの為に16個まで増やす事ができ、今回 は車3台分と言う事と車庫の壁に取り付ける為にと4個のリモコンを頂く事 ができた。 最近では配線の手間を考えて壁にスイッチを取り付けて配線する事が無く なり、リモコン送信機のホルダーを壁に取り付けて1つはそこにリモコン送 信機を置く様になっていると言う。 今回は壁の3箇所にそれぞれ配線してスイッチを付けた為に、リモコンは 壁に付けず全て車と自宅に保管してある。 メインに戻る 車両関係に戻る 車庫に戻る 車庫詳細に戻る |