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除雪機構・操作部について

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◆エンジンの始動について
gus1.jpg gus2.jpg  エンジンを始動する前に燃料コックのレバー位置を確認する。
 燃料コックは右図のように左側面のハンドル付け根部分にある左図の様な 変速機用オイルタンク付近にある。
 この燃料コックレバーをハンドル側に立って左図の位置から右方向に倒す と燃料が出るようになり、左側に倒すと燃料が出なくなる。
clutch1.jpg engin1.jpg  次にスロットルレバーをチョーク位置にするが、操作パネルは左図の様に なっておりスロットルレバーは中央手前にある。
 スロットルレバーのチョーク位置は右図の様に【高速】側の更に上側にあ り、一度エンジンが温まってしまうと【低速】側でも一発始動となる。
 しかし寒い冬ではセルモータに負担がかかったりうまく始動できなかった りする為にエンジンが冷えた状態からの始動時には、必ずスロットルレバー をチョーク側にしておくと良いだろう。
engin2.jpg start1.jpg  そして操作パネルの右手前側にあるエンジンスイッチに付属のキーを差し 込み、右回しに回すと【停止】⇒【運転】⇒【始動】となりセルモータを回 すとエンジンがかかる。
 エンジンがかかったならば回したキーから手を離すと、キーは自動的に【 始動】位置から【運転】位置へと戻る様になる。
 この除雪機はセルモータによる簡単始動の他に、右図にある様に始動グリ ップを手で引くエンジンの始動もできる様になっている。


◆スノーラの前進・後進について
clutch1.jpg clutch2.jpg  スノーラを走行させる為の前進・後退は左図の様に操作パネルの向かって 左側にあるレバーを使用する。
 レバーは右図の様に中央位置がニュートラル(N)で、前側に倒すと前進 側でレバーを手前に引くと後退するようになる。
 この変速用のレバーは前進・後退共に無断変速で、レバーを倒す角度によ って走行スピードを微調できる様になっており、エンジン回転を上げて除雪 スピードを早くした場合でも超低速で走行できる様になっている。
clutch3.jpg  変速レバーで走行方向とスピードを決めたならば、あとは左ハンドルの上 に立っている走行クラッチを握れば走行を開始する。
hst-sel.jpg  走行中でも変速レバーを操作すれば無段階にスピードを可変できる為に、 雪が少ない部分は抵抗が少ない為に走行スピードを上げて、雪が多い所や固 まった部分を除雪する場合には超低速スピードとしてオーガやブロアに負担 がかからない様にする。
 また、エンジンをかけないでスノーラを移動する際には右図の様にハンド ルの下側に手動切り替えレバーがあり、これを走行側から手動側に切り替え る事でスノーラを手押しする事ができる様になる。
 しかし確かに手押しが出来る様であるが、重くてとても押す事はできずか ろうじて引っ張る事ができる位である。
 その為に、スノーラを移動する際にはエンジンを始動させて走行させた方 がよいだろう。


◆除雪オーガ・ブロアの回転について
clutch3.jpg  除雪用のオーガやブロアを回転させる為には、右図にある様に右ハンドル に立っているレバーを握ると回転を開始する様になる。
 このレバーは左側のハンドルにある走行クラッチと別々にある為に、走行 と除雪を個別に動作させる事も可能である。
 また、このオーガ・ブロア回転クラッチは走行クラッチを握っていると手 放す事ができ、左片手運転も可能な為に走行しながら除雪して右手でアクセ ルを調整して雪の量に応じて可変すると言った事もできる様になっている。
snowla1.jpg snowla2.jpg  スノーラを正面から見ると左図の様に雪かきローターがあり、回転中には 周囲にいる人に気を配り巻き込まない様に注意する必要がある。
 また、この雪かきローターの奥にあるのが雪を飛ばす為のブロアで、2ス テージタイプの除雪機となっている。


◆除雪シュータの操作について
snowla3.jpg snowla4.jpg  雪かきローターの上には左図の様にブロアーよりかき飛ばされた雪を排出 する出口があり、その上には右図のようなシュータが取り付けてある。
 除雪の際にはこのシュータを回転させて投雪したい方向に向きを変える必 要があり、雪を捨てる方向や高さを自由に調整できる様になっている。
clutch1.jpg joystic.jpg  このシュータの方向は左図の操作パネル右側にあるジョイスティックタイ プのレバーで操作でき、右図の様にシュータを左右と上下に操作できる様に なっている。
 今回購入したタイプは電動式の為にこの様に手元で簡単操作ができる様に なっているが、スノーラの場合には同じ除雪幅でも別に手動式のシュータレ バーが付いているタイプもあるのだが、やはり手元で簡単に操作できる事か ら定価で5万円高にはなるが電動式のシュータコントローラー付きの方が便 利よいだろう。


◆オーガ高さ調整について
handle.jpg stopper.jpg  除雪する路面が一定でなかったり雪の硬さにより雪かきオーガが深くもぐ ったりして砂利等を飛ばしてしまう恐れがある。
 その為に左図の様に右ハンドルの下側にあるレバーを握りハンドルを上下 にする事によりオーガ自体を持ち上げたり下げたりする事ができる様になる 。
 また、オーガの下部には右図の様にオーガ高さを保つ為のストッパーが付 いているが、除雪部分が平らなコンクリートやアスファルトであれば有効で あるが砂利等の凹凸のある路面では効果が無い。
 その為にこのオーガ高さ調整レバーを握り必要に応じてオーガ高さを調整 して砂利等をかき飛ばさない様にする必要がある。


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