◆携帯缶の種類 除雪機の場合には自走してガソリンスタンドに行く訳にも行かず、 やはりガソリン携帯缶を用意しておき買い置きする方が良いだろう。 ガソリン携帯缶は一般的にホームセンターやカーショップで置いて いる様だが、容量的には5g・10g・20gあたりが多い様である 。 現在使用している除雪機は燃料タンクが6gという事で、10g以 上のガソリン携帯缶を購入しないと一度に入れる事が出来ない。 また、あまり大きいとガソリンを満タンにした際に重くて持ち運び に大変になってしまう為に、まずは10gのガソリン携帯缶を1つ購 入して様子を見てみる事にした。 しかし6gのガソリンで約2〜3時間の除雪の為に、一冬で10g のガソリンでは間に合わない様である。 その為に右図の様に予備タンクとして20g用のガソリン携帯缶を 更に2缶用意して合計50gの保管が可能な様にした。 携帯缶には縦型と横型があるが、倒れ易い事を考えると横型の方が 良く後部座席の足元に丁度収まるが、シートを後ろ寄りに座る人では 縦型の携帯缶でないと置けないかも知れない。 当方の場合は横型の携帯缶でも十分置けるスペースがあった為に、 ホームセンター等を探し回り横型の20g缶を探して購入した。 ◆携帯缶の開け方の一例 携帯缶はポリタンク同様に密閉キャップを取り外して付属のノズル を取り付けてガソリンを供給する様にする。 しかし、製品によっては右図の様に付属のノズル先端が工具の様に なっており、これで密閉キャップを取り外してからノズル自体をタン クに取り付けるタイプも存在する様である。 最初はマイナスドライバーやペンチ等でも必要かと思われたが、今 回購入した携帯缶ではこの様な方法でキャップを開閉する。 この携帯缶にはキャップが2つあり、左図の様にエア抜き用の小さ なネジが付いているが、こちらも付属のズルの先端を利用して取り外 す事ができる様になっている。 こちらはコインでも開閉で様なネジが付いているが、全部外さなく ともネジを緩めただけで抜けがよくなる。 もう一つの大きい方のキャップは右図の様な形状をしており、ノズ ルの先端を挿し込んで回すとひっかかる様になっている。 キャップを取り外したならば黒いゴム製のパッキンが汚れない様に 保管しておき、ノズルをねじ込み左図の様に取り付ける。 その際にはノズルの取り付け部分に付いている黒いゴム製のパッキ ンがしっかり密着する位まで締め付ける様にする。 そうしないとガソリンを供給しようと携帯缶を傾けた際にノズルの 取り付け部分からガソリンが漏れてしまう可能性がある。 ゴムパッキンは消耗品の為に、キャップやノズルを締め付けてもガ ソリンが滲み出てきたならば、右図の様に携帯缶に付属しているスペ アを利用して交換しておく様にする。 ◆携帯缶の底板保護 携帯缶は普通赤い塗装がされているが、携帯缶の底面には何も無く そのまま置くと擦れて塗装がはげ易いだろう。 その為に、塗装がはがれた部分から携帯缶が錆びてきて、そのうち に漏れてくる様な危険性もあるだろう。 その為に、右図の様な両面テープの付いたゴム足を購入しておき、 携帯缶の底に貼り付ける様にして、直接携帯缶が地面と擦れない様に する。 ちなみに今回使用したものは、以前DOS/Vケースを購入した際 に付いてきたゴム足で、四角い形状の物が4つ付いており1つずつは がして右図の様に携帯缶の底に貼り付けて使用した。 このゴム足貼り付け作業の際にも右図の様に携帯缶の下にはキズが 付かない様にクロスやボロ切れを敷いておく様にする。 ゴム足を取り付けた状態で携帯缶を置いてみると、左図の様に缶底 が浮く様になり傷が付き難くなる。 ゴム足はできるだけ高さがあった方がキズも付き難いが、右図の様 に購入したダンボールに入れておく為にはあまり高さは無い方が良い だろう。 右図の様にして保管しておく事で、他の物が当たって傷が付く様な 事も無く、製品によっては完全な箱状の物に入っている場合もあり、 その様な場合には箱に入れておく事で重ね置きができる様になる為に 保管に便利であろう。 メインに戻る 車両関係に戻る 特殊車両に戻る スノーラ詳細に戻る |