◆ドレンネジの締め付け ドレンボルトには左図の様にワッシャーが使用されており、銅や アルミ等の柔らかくつぶれ易い材質が使用され締め付ける事で変形 して密着しオイル漏れを防いでいる。 その為にこのワッシャーだけでもオイル交換の度に新品と交換し た方が良く、古い物を再利用すると既につぶれてしまっている為に 新しく当たった面に変形し難く密着できない場合にはオイル漏れと なってしまう恐れがある為に再利用は避けたほうが良いだろう。 ドレンボルトの締め付け作業の際にもオイルがタレない様に右図 の様にウエスやボロ布を敷いてゴム製のキャタピラ(クローラ)等 にオイルがタレない様にしておく必要がある。 ドレンボルトの締め付けは取り外しと同様に、右図の様に延長パ イプをレンチ等でしっかりと押さえてドレンボルトを締め付ける様 にする。 ◆ジョッキへのオイル移し替え 今回はエンジンオイルとしてホンダ純正がなかなか見つからず、 BP製のVervis Lightの1リットル缶を用意した。 また左図のオイルを注入する際に使用する1g用のオイルジョッ キも用意してみたが、給油口にノズルがピッタリで製品によっては 入らない物もある恐れがある為に、購入の際にはサイズに注意して 用意すると良いだろう。 また、じょうごタイプの製品もある為に使い易いタイプを用意し ておくと良いだろう。 エンジンオイルの注入は左図にある様にオイルゲージの付いた給 油キャップを取り外した部分から注入する。 注入の際には勢い良く入れると必ずこぼれてしまう為に、ゆっく りと注入して様子を見ながら注入量を加減する。 ここでもオイル注入の際にゴム製のキャタピラ(クローラ)等に オイルをこぼさない様に、右上図の様にウエスやボロ布等をオイル 注入口の真下に敷いておくと万が一こぼれても吸い取ってくれる為 に必ず準備しておくと良いだろう。 ◆ゲージの確認と取り付け HS870/970の場合には左図の様にオイル注入口までめい っぱい入れてしまえば1.1gの規定量となる。 しかし、購入したオイル缶は1gの為に全て注入してもこぼれる 心配は無いハズだが、念のために注入完了間際にはこぼれないかど うかを確認する。 これだと規定量より0.1g不足してしまうが、左図の様に一度 ゲージを入れてみて下限以上であれば全く問題は無いが、ほとんど の場合には新品のオイル缶には若干オイルが多めに入っている為に 1缶だけの注入で問題ないだろう。 オイルの注入が完了したならば忘れずに右図の様にしてオイル給 油キャップを締めておく様にする。 メインに戻る 車両関係に戻る 特殊車両に戻る スノーラ詳細に戻る メンテメニューに戻る オイルメニューに戻る |