◆ガソリンの供給 ガソリンを供給する際には、右図の様にエンジン上部にある燃料タンクの 上にある給油キヤップを取り外す様にする。 取り外しは給油キャップを左に90度位回転させるとそれ以上は回らなく なる為に、しっかりと給油キャップを回したらそのまま上側へ持ち上げる様 にすれば給油キャップを取り外す事ができる。 この給油口に右図の様にして携帯ガソリン缶の給油ホースを挿し込んでか ら、ゆっくりと携帯ガソリン缶を傾けて給油する様にする。 給油中はいつも給油ホースが給油口から外れない様に十分注意して給油す る様にし、ガソリンをまき散らしたりこぼしたりしない様にする。 給油は燃料タンクの給油口付近にある燃料計を常に監視しておき、満タン 側に振り切ったら給油を停止する様にし、給油口まで目一杯給油しようしす ると必ずこぼしてしまう為に絶対にしない様にする。 給油を完了したならば給油キャップをしっかり締めて取り付けておく。 締め付けも給油キャップを90度ほど右回しにするとストッパーに当たり 締め付けが停止する様になっている。 ◆ガソリンの抜き取り ガソリンも長い間放置したままにして置くと腐ってしまう為に、シーズン が過ぎたならば全てガゾリンを抜いておいた方が良いだろう。 ガゾリンを抜き取る際にはマフラーの隣りにあるキャブレター下部にある 右図の様なドレンつまみを回す事によりガゾリンを抜く事ができる。 ガソリンはドレンつまみの付いた途中から出てくる様になり、左図の様に してガゾリンを受ける物を準備しておく必要がある。 左図ではオイル缶の様な物にジョウゴでガソリンを受け取っているが、ガ ソリンを車等で再利用する場合には缶にエンジンオイル用の物等の粘度性の ある物は使用しない様にする。 使用する物はシンナーやベンジン等の入っている様な揮発性の高いものの 缶を利用する事でガソリンに不純物が混じらない様にすると良いだろう。 ガソリンを受ける缶を用意できない場合には、左図の様にしてガソリン携 帯缶のホースをドレンパイプ部分に来る様に配置し、この状態でドレンつま みを開ければガソリンをガソリン携帯缶に戻す事ができる様になる。 この方法はガソリン携帯缶の形状(縦型や横型に容量によるサイズ)とホ ースの長さによってはできない場合がある為に、この方法を利用したい場合 には予め展示品等の寸法を実測して確認してから購入すると良いだろう。 ドレンパイプは細く短い為に右図の様にピッタリとホースをセットしたつ もりでも、長い間手放しでおくとホース自体が変形して何時の間にかガゾリ ンがばらまかれてしまう事がある。 また、しばらく大丈夫でも風が吹いたりすると外れる可能性がある為に、 ガゾリンを抜き終わるまで除雪機のそばを離れない様にする。 その為にこの様な状態でガソリンを抜き取る場合には、ホースを必ず手で 押さえておきホースが外れてしまわない様にする必要がある。 ガソリンを全て抜き取ったならば、ドレンつまみを確実に締め付けておき 少しでも残ったガソリンがタレ落ちてこない様にしておく必要がある。 ◆その他の処理 長期間エンジンを始動しない時には右図の様に始動グリップを引き、エン ジンを圧縮工程状態で止まる様にしてエンジンの給排気バルブを閉じておく 様にする。 これはシリンダーブロック内に湿気が入り込む事を防止する為で、エンジ ン内が錆びてしまわない様にする必要がある。 できればこの方法をシーズンオフの時だけするのではなく、日頃からエン ジンを停止したら必ずこの処理をするクセを付けておくと良いだろう。 左図の様にキャブレター周辺にある燃料コックはシーズンオフの時だけで なく、普段も使用しない時にはしっかりとコックを閉めておくとよい。 しかしどうしても閉め忘れが多く私の場合にはシーズンオフの時にガソリ ンを抜いてから閉めると言った具合になってしまっている。 こちらはインジェクター式と違い除雪機を傾けたりするとガゾリンがキャ ブレターから漏れ出てくる様になる為に、自然に蒸発してしまわない様にも 除雪機を使い終わったら必ず燃料コックは閉じる様にする。 こちらはシーズンオフか何年かに1回でも良さそうであるが、ドレンつま みの部分に左図の様な透明な容器が付いており、これが燃料用のフィルター となっている。 こちらは粗悪なガソリンを使用しない限りはホコリがたまる事は無いが、 目視確認しホコリが入っていたりする場合には燃料コックをしっかりと閉め てから、ろ過カップを左回しで取り外してホコリを取り出す様にする。 ろ過カップを着脱の際にはゴムパッキンを紛失したり、締め付ける際に変 に噛み込んでゴムを破損しない様に注意して作業する必要がある。 メインに戻る 車両関係に戻る 特殊車両に戻る スノーラ詳細に戻る メンテメニューに戻る |