HONDA SNOWLA HS970(K2)
シューター


◆部品の構成
 シュータはブロアーで飛ばされた雪を投雪する方向を決める部 分で下図の様な構造となっているが、HS970では以前2台式 のシュータとなっていたがK2から下図の様に3段式のシュータ となっており、丁度数のシュータガイドB部分が追加された様な 形になっている。
 このシュータ部分も砕石がブロアーで勢いよく飛ばされて来る 為に、オーガハウジングの様に砕石が飛び出そうとする様な突起 状の変形は無いものの、どうしても砕石が擦れる為にシュータ内 側の塗装は全て剥がれ、それだけではなく板金には砕石で引っ掛 かれた傷が多く目立つ。
 ヤマハ製の除雪機ではこのシュータ内側に雪付き防止の為に樹 脂製の板が取り付けられている事もあり、傷付く前にジュラコン 等のすべりの良い樹脂製の板を接着しておく事で、雪も付着せず 投雪効率も良くなる事からこの方法も一つの手かも知れない。
 シュータの取付部分の構造は下図の様になっており、シュータ 自体を左右に旋回させる為のモーターやギヤ等の回転機構が取り 付けられている。
 この部分は特にシュータモータからのギヤ関係の減り具合を確 認し、極端に減っている場合には交換する必要があるが、シュー タモータ側のギヤは単品販売されていない事もあり、モータとの セット販売である事から1万円台となってしまう。
 その為にこのギヤ部分の磨耗やサビを防ぐ為にも、シーズン初 め等のグリースアップは必ず行う様にして、交換する様な状態に なってしまわない様にする必要がある。


◆部品リスト
 以下には3分割になっているシュータとその周辺の部品をほと んど全て載せてみたが、部品表の橙色のみは再利用不可部品の為 に必ず分解の際には交換する様にする。
 その他の部品は現在のサビ具合等を確認してから選択する様に するが、bP0やbU等の可動部は錆び易い事もあり分解ついで には交換してもよいだろう。
F-21-1 シューター
No 部 品 番 号                 個数 合 計
1 17812-634-670 ワッシャー,アクセルペダル 110 4 440
2 31351-767-700 ホルダー,シューター 1,400 1 1,400
3 31352-767-700 プレート,シューターギヤー(A) 300 1 300
4 31354-767-700 プレート,シューター(B) 240 2 480
5 76310-768-R10 シューターCOMP. 8,400 1 8,400
6 76315-768-R10 プレート,シューターリンク 320 1 320
7 76320-768-R10 ガイドCOMP.,シューター 2,400 1 2,400
8 76323-768-R10 ガイドB,シューター 3,200 1 3,200
9 76325-767-700 ブッシュ,シューター 780 1 780
10 76326-768-R10 ピン,シューターガイド 240 2 480
11 76328-768-R10 スプリング,シューター 440 1 440
12 76329-738-E00 カラー,シューターガイド 80 2 160
13 76330-767-701 ギヤーCOMP.,シューター 2,600 1 2,600
14 90101-963-000 ボルト,スペシャル 8x15 115 3 345
15 90201-415-000 ナット,キャップ 6MM 140 2 280
16 91556-767-700 カラー,ホルダー(A) 100 2 200
17 91557-767-700 カラー,ホルダー(B) 100 2 200
18 94002-06000-0S ナット,6カク 6MM 30 2 60
19 94050-08000 ナット,フランジ 8MM 35 3 105
20 94101-06000 ワッシャー,プレイン 6MM 25 1 25
21 94201-20150 ピン,スプリット 2.0x15 25 3 75
22 95701-06014-00 ボルト,フランジ 6x14 35 2 70
23 95701-08022-00 ボルト,フランジ 8x22 50 2 100

HS970K2 JS 専用
(エンジン:GX270 TK4  キャブ:BE17B C)
総合計 \22,860

 シュータ部分の部品も全て交換すると2万円を超えてしまうが 、シュータ用のモータは別ページにある為に交換の際にはそちら も合わせて見る必要がある。


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