シュータの取り外し
◆シュータワイヤーを外す場合
シュータを取り外す際には下図の様にシュータ先端の上下機構 を動作する為のワイヤーが出ており、これがオーガハウジング上 にあるモータへと接続されている為に、場合によってはシュータ 上下用のワイヤーを取り外す必要がある。
このシュータ上下用のワイヤーは下図のシュータ先端側では割 りピンがある為に、取り外す場合にはモータ側から取り外した方 が新品の割りピンを用意する必要も無い為に簡単だろう。
しかし予めワイヤーを緩めておく必要がある為に、左上図の様 にシュータ先端が下を向いている場合にはワイヤーが引っぱられ ている為に、エンジンキーをＯＮの位置にしてレバーによりシュ ータ上下の先端が右上図の様に真上に向く様にする。
後はシュータ先端を手で下向きにすればワイヤーが更にタルミ 外し易くなるものの、上図の様にワイヤーがプーリの手前で固定 されている為に、ここを一旦取り外した方がより簡単に無理なく 取り外せる様になるだろう。
しかし、この部分はワイヤーの長さが調節できる機構になって いる為に、組み付けの際には再調整が必要となる事もあるが、ど ちらかのナットを固定して位置がわかる様にマーキングしておけ ばある程度は再調整無しで組み付けられる様になるだろう。
◆シュータの取り外し
ここでは上記で説明した様にシュータのワイヤーは取り外さず 、そのままの状態でシュータやシュータ上下用のモータを取り外 す要領で説明を進める。
その為に、右上図の様にレンチを使用して緩めておく様にする が、その際にはシュータの方向を上図の様にモータ関係が取り付 けられている方向とは逆の左側方向を向けておき、ナットが完全 に外れる前には下図の様にシュータ内側に見えるボルトが落下し ない様に片手で支えておく。
ここで使用されているボルトには左上図の様にシュータ側にあ る四角い穴に合う突起が付いており、締め付ける際の回り止めと なっている為に、紛失してしまった場合には代用品ではなく純正 部品で購入しておいた方が良いだろう。
後はボルトが３本全て取り外せたならば、左上図の様に軽く持 ち上げれば簡単に外れる為に、その状態から右上図の様にワイヤ ーが出ているモータ側に寝かせておく様にする。
その際には右上図の様に必ず下には柔らかいマット等を敷いて おく必要があり、直接コンクリート等に置くと必ず傷が付き見栄 えだけでなくその傷の部分から錆びてしまい、最後には穴が開い たりする可能性がある為に取り扱いには十分注意して作業する。
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