![]() オーガハウジング周辺部品の取り付け ![]() ◆スクレーパの取り付け オーガハウジングには補強や保護の為の部品が何点か取り付け てあるが、その中でも一番大きい物が下図にもあるスクレーパで 、次に説明するスキッドが一番最初に接地する取り付けとなるが 、やはりこの一番幅の広いスクレーパがオーガハウジング下部の 重要な保護の役割をしているだろう。 ![]() ![]() ![]() その為に、多少無理に押し込む様な感じでセットする事になる が、その際にはスタッドボルトのネジ溝を破損しない様にして取 り付ける必要がある。 ![]() ![]() この部分に使用するワッシャーは2種類ある為に間違わない様 に注意するが、最初に上図では丸い大きなワッシャーを用意して 、右上図の様に両端と中央の3箇所へ取り付ける。 ![]() ![]() 結果的には右上図の様に1個おきに違うワッシャーが取り付く 事になる。 ![]() ![]() このスクレーパはオーガハウジングからの出っ張り具合を調節 する必要がある為に、とりあえず右上図の様に5箇所全てに仮止 めしておく様にする。 ![]() ![]() このボルトもスクレーパの位置を調節してから固定する為に、 右上図の様な程度まで手で回し込み、完全に固定される手前で仮 止めしておく。 ![]() ![]() しかし今回は右上図の様に以前から使用していたオーガハウジ ングがある為に、これのスクレーパ取付位置を参考にして固定し てしまっている。 尚、ネジを固定する際には左上図の様に必ず両端から取り付け る様にするが、右上図にあるスタッドボルト側のナットを先に締 め付けてしまうと、長穴部分で片寄った締め付けになると微妙に 両サイドのボルトを締め付けるとオーガハウジングが変形してし まうおそれがある。 その為に微妙な変形もオーガハウジングの溶接部分への負担と ならない様にも、必ず両端のボルトから固定していくと良いだろ う。 ◆スキッドの取り付け オーガハウジングの裏側の下部には、下図の様なスキッドと呼 ばれるL字型の板金が左右に取り付けられているが、アスファル トやコンクリートの路面であれば問題ないのだが、砕石等の上で はスキッドの幅が小さい為にめり込んでしまい、あまり役には立 たない気がする。 その為にもっと幅の広いスキッドの方がよい様な気がするが、 その辺に関しては次回の何かの機会にでも試し製作して取り付け てみたい所である。 ただ、自宅周辺は砕石にしても車庫の前はアスファルトやコン クリートの為に、今回はこちらも新品部品で用意して取り付けて おき、古いオーガハウジングに取り付けられたスキッドはそのま まにしておく事にすて、溶接修理後はそのままで保管する様にす る。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() しかし、幅広く長穴になっている部分と言う事もあり、ナット によるネジレの力で広がってしまうおそれがあり、更にナットで 擦り付けた部分のメッキが剥がれ錆てしまう可能性もある。 その為にこの部分には絶対に平ワッシャーを省略しない様にす る。 ![]() ![]() その為に、右上図の様にかなりスキッドを持ち上げた位置で仮 止めしておき、オーガハウジングを取り付ける際に地面に当たっ てこの部分が擦れて塗装が剥がれない様にする。 ![]() ![]() これらの部品はオーガハウジングを除雪機本体に装着してから でも取り付けられなくはないが、下向きになってからではネジ類 も締め付け難いために、この時点で組み付けておいた方が確実に 作業性が良いだろう。 ◆スノードロップバーの取り付け ここからはオーガハウジングの上周りの部品を装着するが、ま ずは下図の様なスノードロップバーとその取り付けブラケットを 取り付ける様にする。 このスノードロップバーはオーガ等に雪がまとわり付いてしま い、雪を飛ばす能力が低下してしまった場合にこの棒で取り払う 為のものである。 しかし、実際には雪がオーガ等にまとわり付いてしまうと、こ のスノードロップバーを使用してかき落としても、またすぐ雪が まとわり付いてしまうだろう。 その際には、雪が付かない様にする為のスプレーや塗装をする 対策をしなければならない為に、予め塗布の簡単なスプレー式の 製品を用意して置くとよいだろう。 ![]() その上側の回り止め用の穴を裏側から見ると突起が出ており、 この突起を左下図のオーガハウジングにある上側の大きい方の穴 に挿し込む様にする。 ![]() ![]() その為にボルトを手で回し込んだならば、後は左下図の様にレ ンチを使用してある程度しっかりと固定する様にする。 ![]() ![]() これまで使用していたオーガハウジングのスノードロップバー ブラケットは折れてしまっていたが、雪が重く高さがある場合等 にはオーガハウジングを超えてしまう事が度々あった為に、雪で スノードロップバーが押されてブラケットが折り返されてしまっ ていた。 ◆クリップの移し替え 最後には左図の様にシュータ関係のモータハーネスを固定して いたクリップを取り外すが、最初からわかっていればこのクリッ プも新品を用意しておいた方が良かったのかも知れない。 ![]() ![]() ![]() ![]() あまり古くなっていると樹脂が硬化して割れ易くなる為に、も しもこれから交換を予定している場合には予め新品部品を購入し ておいた方が良いだろう。 メインに戻る ⇒ 車両関係 ⇒ 特殊関係 ⇒ スノーラ ⇒ 部品交換 ⇒ オーガ破損 ⇒ オーガハウジング交換 ![]() |