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カーオーディオ
スピーカボックス

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◆リアスピーカボックス
ts-wx100n.jpg  以前このレガシーでは、右図にある様な置き型のサブウーハボックスを搭載し低域を増強していた。
 しかし右図でも分かる様に、リアシートの直ぐ後ろに大きな箱を積んでいる様になってしまい、荷物を積むスペースがかなり小さくなってしまう。
 その為に、荷物をたくさん積む際はその度にウーハボックスを下ろす必要があった。
 また、出先で荷物がたくさん増えた場合はあらかじめウーハボックスを下ろしておかないと積めないなどの問題が多かった。
 スピーカボックスもウーハユニットが付いている真上のアクリルカバーを取ってみたことはないが、普通は横に出ているポートから低域を出すようになっている為か、思ったより低域が出ない。
back-sp2.jpg  低域が出る出ないの問題以前に、ワゴンなのに荷物の積むスペースが無くなってしまう為に、左図の様にリアテールランプ真後ろ位置にあるスピーカーボックスを製作し取り付けた。
sus-house.jpg  スピーカボックスの製作条件としては、荷物を積む際に邪魔にならない様にし、大きい物や長い物でも積める事とした。
 その結果、右図の様にタイヤハウスが車内に出っ張っており、荷物を積む際はここが最初に邪魔になる事から、タイヤハウスの幅と同じ寸法で作り荷物が横に片寄ってもタイヤハウスに一旦当たる為にスピーカへの負担も低減される事からこの様に製作した。
l-up.jpg  スピーカはウーハだけでなく中・高域の再生もできる様に2ウェイスピーカも取り付けられる様にしている。
 2ウェイスピーカにはナカミチ製のSP−200を使用しているが、このスピーカボックスを設置している位置は、4ドア系の車ではトランクの後方と同じ位離れていて、ここから中・高域を再生してもなかなか運転席まで音が届くのは不可能である。
 その為に、左図の様に2ウェイスピーカユニットに傾斜を持たせ取り付けている。
 これにより前席へ少しでも中高域が届く様に考慮した。
back-up.jpg  このスピーカボックスも外観からは分からないが、内部構造はウーハ用の部屋と中・高域用の部屋とを完全に分離して、ウーハの振動による悪影響がミッドレンジのスピーカユニットへ与えられない様に考慮している。
 各部屋を分離構造としている他に、各部屋のつなぎ目は全てシリコンシーラントで密封している。
 この様にしてからグラスウールにより、音楽再生時の板鳴り防止の為に多少の吸音をしている。
 そしてそれぞれの部屋の後部より各ユニットからのスピーカーケーブルを引出している。
l-front.jpg  スピーカボックスの固定方法は、両サイドにある小物入れやパンタジャッキが入っている部分にある純正の余り穴を利用して走行中に倒れない様にしている。  また、リアテールランプの真後ろ位置の床には、ネットを引っかける為のフックが付いている為に、スピーカボックスの後部下を削り取った様な形にしておく必要がある。
 今回はかなりコンパクトに製作する必要があった為に、全て18mm合板で製作しておりこのスピーカボックスのサイズでは、この位の厚さが限度であった。

 これらを駆動するアンプ群は、ウーハにKENWOOD製の最大140W×2(定格70W×2)とナカミチ製の定格30W×2を使用している。
 また、フロントドアはほとんど使用しない為に、カセットデッキ内臓のパワーアンプに接続して有り、後部座席で音楽が必要無い場合に限り利用する様にしている。
 それとフロントツイータ用には、ナカミチ製の定格17W×2のパワーアンプを使用している。
 今回はスピーカボックスが小さい為に、アンプ類は全て椅子の下に設置している。



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