新しいオイルエレメントの取り付け
◆新しいオイルエレメントの準備
新しいオイルフィルターを箱から出すと右図の様に周囲が全てビニールで覆わ
れているが、純正品でも代替品又は今後に品番が変わってくると取り付け部分の
みが覆われている場合もあるだろう。ビニールを取り外した際には左下図の様に下側にある取り付け口にホコリや水 分がかからない様に注意する必要がある。
特に、左図の取り付け口部分を床やコンクリートの上に直接置くと、ゴム状の
パッキン部分に砂や砂利が付着しそのままエンジンに取り付けるとオイル漏れの
原因にもなってしまう可能性がある為に十分注意して取り扱う様にする。エンジン下部から見るとオイルフィルターの取り付け口は右図の様になってお り、中心部分の突起した物にネジ溝が切られておりこの部分にオイルフィルター をねじ込む様になる。
オイルフィルターを取り付ける前に、左図で黒いゴム状の部分には予めエンジ ンオイルを塗っておく必要があり、これは古いオイルでも構わないがこの部分に エンジンオイルを塗っておかないとオイルフィルターをねじ込んで取り付ける際 にすべりが悪いとパッキンがめくれて取り付けられる可能性がある。
その為に指をオイルでぬらしてその指でオイルフィルターのゴムパッキンに軽 く塗りつけておく必要があるだろう。
◆オイルエレメントの取り付け
オイルフィルターは左図の様に軽く押し当てて回しているうちにうまくネジが
噛み合う様になっており、何度やってもなかなかネジが噛み合わない場合にはオ
イルフィルターがエンジン側の取り付けネジと直角になっていない為に、ある程
度角度を変えながら回してみると良いだろう。実際にはエンジン側の取り付けネジにオイルフィルターを押し付けると、大体 の直角度がわかる為にその位置からオイルフィルターを回せば簡単に取り付けら れる様になる。
オイルフィルターは手で目一杯回したつもりでも人によっては全然ゆるい場合 がある為に、右上図の様にオイルフィルターレンチを使用してある程度締め付け ておいた方が良く、しかしあまりキツク閉め過ぎると取り外せなくなったりパッ キン部分の異常変形によりオイル漏れの原因になる恐れがある為に、締め付けの 際には十分注意して取り付ける様にする。
オイルフィルターは手で軽く締め付けた位置からレンチを使用し、大体レンチ
を９０度から１８０度回した位置で大丈夫かと思われる。しかし、いつも締め付けた感じで取り付けている為に定かではない。
オイルフィルターを取り付ける前にもその周辺をよく拭き取っておき、オイル フィルター取り付け後もオイルがタレテいないかどうか確認し、オイルが付いて いる部分や汚れている所は綺麗に拭き取っておく様にした方がよいだろう。
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