エンジン下部にある樹脂カバーの取り外し ◆ネジの取り外しについて BH5レガシーの場合には左図の様にエンジン下部に大きなアンダーカバーが 付いており、これを外さないとオイルエレメントやドレンプラグが見えない為に オイル交換ができない様になっている。 この大型のアンダーカバーを取り外す為には、まず右図にある様にフロントバ ンパー側にある3箇所のネジを大きめなプラスドライバーを使用するか、若しく はソケットレンチを使用して取り外す様にする。 この部分に使用されているネジはプラスドライバーやソケットレンチのどちら でも取り外せるタイプが使用されている為に、どちらで取り外しても良いが錆び ていたりプラスドライバーの溝が泥等でつまってしまっている場合にはソケット レンチを使用して取り外した方が良いだろう。 また、タイヤハウスを横側から覗き込みフロントバンパー側を見ると左図の様 に奥の方にネジが見え、近くで見ると右図の様にプラスドライバーかソケットレ ンチで取り外せるネジになっている。 この部分のネジを取り外す際にはわざわざタイヤを外さなくとも作業はできる が、かなり奥ばった所にある為に長めのプラスドライバーかソケットレンチを使 用する場合にはエクステンションバー等を利用すると良いだろう。 この部分はタイヤハウスの内側で走行中の泥等が付着し易い部分の為に、汚れ でプラスドライバーやソケットレンチが使えない場合には、しっかり汚れを取り 去ってから工具を使用しないと2度とネジが外れない様になってしまう恐れがあ るだろう。 最後に下側からフロントバンパーの反対側を見ると左図の様に、後方の中央に 2個のネジが見えるがこれもフロント側の3個と同様なプラスドライバーでもソ ケットレンチでも取り外せるネジが使用されている。 これら両サイド2箇所と下部5箇所のネジを全て取り外せば右図の様にフロン トバンパー側が引っ掛かった状態で取り外れて来る様になる。 その為に一気に落ちて来ない様に左上図の2つのネジを最後に取り外し、落ち て来ない様に片方の手で押さえながらネジを外す様にする。 ◆カバーの取り外しについて ネジを全て取り外しても左図の様にアンダーカバーが落ちて来ないが、これは アンダーカバーのフロント側に右図の様に引っ掛け部分がある為で、これを取り 外さないとアンダーカバーは外れて来ない。 その為にアンダーカバー自体を押し下げて右図の様な引っ掛け部分が外れて来 るまで引き下げる様にするが、これも何度か外していると引っ掛け部分が削れて きてしまいそのうちに着脱が簡単にできる様になるだろう。 アンダーカバーが全て取り外されると右図の様にエンジン下部が見える様にな り、マフラーの遮熱板に囲われた水色のオイルフィルターが見えて来る様になる 。 右図では暗くてよく見えないが、オイルエレメントの後ろにある黒いオイルパ ンの左手前側にドレンネジが見える様になっている。 その為に運転席側のフロント寄りにあるジャッキアップポイントを持ち上げる 事により右図の様にしてオイル交換ができる様になる。 ◆アンダーカバー関係の部品について アンダーカバー自体を走行中に破損したり、錆びや汚れ等でネジ自体が腐食し てしまった場合には、以下に示す型式により最寄のディーラ等で購入する事がで きるであろう。 その為に、紛失や破損した場合にも購入して新しい物を取り付ける事をお奨め する。
メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る オイル交換詳細に戻る |