フォグランプ点灯への配線変更 ◆フォグランプへの接続 今回はヘッドライトの頻繁な点灯・消灯によるHIDバルブへの負担低減の 為にオートライトをフォグランプに接続し日中のトンネル等で点灯・消灯のわ ずらわしい操作をしなくて済む様にする。 また、オートライトの電源スイッチは丸い本体の横に付いており、スイッチ 部分が小さなつまみで操作性が良くないのと、ダッシュボード上のフロントガ ラス寄りに設置する為に走行している時などに電源スイッチを入れるのは非常 に危険な動作である。 その為に、今回はフォグランプをオートライトで駆動する事もありフォグラ ンプスイッチをオートライト用の電源スイッチにする。 ◆フォグランプ改造回路図 オートライトをフォグランプ系統に接続する為にフォグランプスイッチ周辺 の配線を変更するが、これらの配線変更図面を以下にフォグランプスイッチ周 辺回路と共に示す。 また、右図のフォグランプスイッチ用コネクターピン配置図を参考までに載 せておく為に参考にしながら配線する。 そして今回はそれらの回路を変更してテール&イルミ用リレーを駆動するの はオートライト本来の接続と同じであるが、今回変更した部分はヘッドライト を駆動していた緑色の線材をフォグランプ駆動用リレーに接続を変更した点で ある。 また、フォグランプスイッチからフォグランプ駆動用のリレーを動作させて いた余ったスイッチの接点でオートライトの電源スイッチとしているが、本来 はプラス側に電源スイッチを入れたい所だがフォグランプスイッチの回路がマ イナスコモンになっている為にマイナス側で電源をON/OFFする事にした。 ◆回路の誤動作について 上記回路で動作を確認した所、オートライトでのテール&イルミやフォグラン プの点灯・消灯動作は何ら問題がなかった。 しかし、オートライトを使用せずにヘッドライトのスイッチを回しスモール( ポジション)ランプを点灯させるとその時点でフォグランプも点灯してしまって いた。 この現象はヘッドライトスイッチでヘッドライトを点灯させても変わらず、フ ォグランプが点灯したままとなってしまうトラブルが発生した。 これはフォグランプスイッチを利用してオートライトの電源スイッチを付けた 際にプラス側を遮断しないでマイナス側を切断した事が原因となっている。 オートライトの内部回路がわからない為に想像になってしまうが、テール&イ ルミを駆動する出力にトランジスター保護用のダイオードなどが入っていると、 それらを通して勝手にオートライトが動作してしまいフォグランプを点灯させて いる様である。 また、その際にはフォグランプ動作確認ランプ等の配線も変更する必要がある 為にスイッチの裏側がかなりの変更になってしまうだろう。 今回の様にマイナス側を遮断する電源スイッチを取り付けた場合には、上記回 路図の様にテール&イルミの青色の線材を切断し、その部分に上図の様にダイオ ードを入れる事でも問題を解決できる様になる。 この方法でも十分に不用意な流れ込みを防止できる為に、結局今回はこのダイ オードを取り付ける方法で対処して利用している。 メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る オートライト詳細に戻る |