発光器具の取り付け ◆器具取り付けネジのセット 右図にあるのが字光式器具で、この内部に冷陰極管とインバータ回路が入って おり、全て組立済みの為にこの字光式器具とナンバープレートを取り付ければ作 業は終了となる。 この製品の取り付け方法は今回紹介するスタッドネジ式の他に、40mmの長 いボルトとスペーサを利用して取り付ける方法と、蝶ネジを使用した仮ナンバー 取り付けの3種類ができるようになっている。 今回は普通乗用車で取り付ける方法のみを紹介する。 まずは字光式器具を取り付ける為に左図の様に付属のスタッドネジを白い発光 面の凹みにボルト側から差し込む様にする。 またボルト側を差し込む前に付属のワッシャーを入れた上でスタッドネジのボ ルト側を入れる様にする。 これは、字光式器具の白い面の材質が金属でない為に、スタッドネジを締め込 んだ時に一旦ワッシャーで受けて変形し難い様にする。 この使用するワッシャーだが、このスタッドネジ部分には平らなワッシャーを 使用し、歯付きのワッシャーは使用しない様にする。 ワッシャーに通してスタッドネジを差し込むと右図の様に発光面の白い部分で はスタッドネジの頭が器具の凹みにスッポリ隠れる様になる。 そして字光式器具の裏側である黒い面からは、スタッドネジのボルト部分が全 て飛び出て来る様になるが、スタッドネジの頭が飛び出てしまったりボルト部分 が器具の裏側より出て来ない場合には器具のネジ穴にに異物が入っている可能性 がある為に、その際にはスタッドネジを一旦全て抜き取りネジ穴を確認してから ネジを差し込む様にする。 また、器具自体や枠にナンバープレートは傷が付き易く、作業の際に傷が付か ない様に気を付けると共に床や路面に直接置かない様にして、必ずカーペットや 厚手の布地を敷いた上に置く様にする。 そして字光式器具の黒い面から飛び出しているボルト部分に先程間違わない様 にと説明した歯付きワッシャーを入れる様にする。 この作業はこの字光式器具を車両に取り付ける直前で行う様にして、取り付け 前に歯付きワッシャーを落下させてしまい紛失しない様に十分気を付ける様にす る。 このスタッドネジと歯付きワッシャーは、あちらとこちらで倒す方向によって スタッドネジが抜け落ちたり歯付きワッシャーが抜けたりする為に、スタッドネ ジの頭を指で押さえる等して部品の紛失を避ける様にするが、もしもネジを落と してしまいそうな場合はスタッドネジの頭半分が見える様にビニールテープ等で 仮止めしておくと良いだろう。 ◆器具の固定 右図はBH5レガシーのフロントバンパーにあるライセンスプレート取り付け 位置で、ナンバーを取り付けるネジの部分に金属の挟み込みナットが付いている のがわかると思う。 この金具は現在の位置から内側にある切り込み部分にスライドすると取り外せ る様になっており、この挟み込みナットはクリップの様にバンパーに挟み込んで あるだけで緩いと簡単に外れてきてしまう。 その為に、字光式器具を取り付ける前にあまりこの挟み込みナットが緩い場合 には、一旦取り外してしまいプライヤーかペンチの様な物で軽くつぶしておけば しっかりとバンパーに挟み込める様になる。 いよいよ字光式器具をバンパーに取り付ける訳だが、左図の様にスタッドネジ のボルト部分がバンパーに取り付けられている挟み込みナットに合う様になった ら1本ずつ軽くネジ止めする様にする。 先程上記でも説明した様に、左図の様に字光式器具を倒すとスタッドネジが抜 け落ちて来たり、逆に倒すと歯付きワッシャが落ちて来たりと部品を紛失し易い 作業である。 その為に1本ずつ作業するか、もしくはビニールテープで仮止めする等、部品 を紛失しない様に十分注意して作業する。 字光式器具を仮止めや固定する際には、右図の上の方にあるスタッドネジの頭 を回す必要があるが、このスタッドネジの頭にはナンバープレートを取り付ける 為のタップが切られており、その周囲にある溝にマイナスドライバーをかけて回 す事になる。 その為に普通サイズのマイナスドライバーではスタッドネジの頭にある両側の 溝にドライバーがかから無い為に、多少大きめのマイナスドライバーを用意して おく必要があるだろう。 この様にしてナンバープレートを取り付ける前に字光式器具をバンパーに取り 付けておく様にする。 また字光式器具には赤色と黒色のコードが出ているが、これらはヘッドライト 周辺にあるポジションランプ(スモールランプ)に付属のジョイントホルダーを 使用して電源を分岐する様にする。 このジョイントホルダーは接触不良が発生する可能性がある為に、使用の際に は分岐した線材と字光式器具用の線材をしっかりとインシュロックタイ等を使用 して固定する様にする。 メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る パーフェクト詳細に戻る |