受信機本体の設置
◆ディップスイッチの設定
リモコンエンジンスタータの受信機を取り付ける前には、右図にある様なディ
ップスイッチを設定・確認しておく必要がある。このディップスイッチの設定を行わないとうまく始動しないだけでなく、エン ジンがかかってもセルが飛び出したままで回り続ける等のトラブルが発生する場 合がある為に、このディップスイッチの設定は必ず確認する様にし、必要があれ ば設定を変更する必要がある。 設定の種類は全部で6種類あり以下の図の様な設定がある。
今回取り付けたBH5レガシーはマニュアル車の為にP−N自動検出は解除し
て使用しているが、オートマチック車の場合にはONで使用する様にしP(パー
キング)やN(ニュートラル)以外の場合にはエンジンが停止する様にする。このP−N自動検出は車種によって利用できない場合がある為に、実際に広い 場所でうまく動作するかどうか試してみる必要がある。 その他に、ボンネットオープン検出やドアスイッチ検出は配線しない側で使用 し、自動停止タイマーはリモコンエンジンスタータで始動したままで何分後に停 止させるかの設定で、ほとんどの場合は15分で十分であると思われる。 また、今回は別途ターボタイマーを装着する為にこのリモコンエンジンスター タのターボタイマー機能はOFFとしている。 もしも使用する場合にはこの設定をONにして、赤く光るLEDの横にあるス イッチを操作し、アフターアイドリングタイムを1分,3分,5分から選択して おく必要がある。 このアフターアイドリングタイムは出荷時点での設定が不定の為に、ターボタ イマー機能を利用の際には一度は時間設定を行った方が良いだろう。 最後のグロータイムの設定であるが、本来はディーゼル車のグローの予熱時間 を設定するものでここをONに設定する事で5秒間の予熱時間を設定できる様に なる。 その為にBH5レガシーではOFFのままでも良いが、ブラックフェイスメー ターが全て点灯し終えてから始動する様に設定してみた。 しかしエンジン始動時に誰かが見ている訳でもなくあまり意味の無い事である が、かえって5秒の間はエンジンが始動しない為にかからなかったものともう一 度リモコンスイッチを押してしまいエンジンがかかる前に切ってしまう可能性が ある為に、このグロータイムの設定はOFFのままの方がよいだろう。 ◆受信機の取り付け
リモコンエンジンスタータには受信機本体を取り付ける為の両面テープが付い
て来るが、この付属の両面テープは一度貼り付けてしまうと再利用が不可能にな
るだけでなくスポンジ部分が裂けてはがれて来る為に貼り付いて残った両面テー
プの後始末が大変である。1度貼り付けたらはがさないのであれば問題ないが、ディップスイッチの設定 変更が必要になった場合や、取り外して別の車に取り付けたい場合などははがし 残りがなかなかはがれず不便である。
その為に今回はエーモン工業製のマジクロス(N876)という両面テープが
付いたマジックテープを使用してみた。このマジクロス(N876)のマジックテープは幅50mm×長さ150mm というサイズであり、この幅50mmが今回利用したリモコンエンジンスタータ の受信機の幅にピッタリである。 長さ方向は多少長い為に、リモコンエンジンスタータの受信機に当てて適当な 長さではさみ等を利用して切断しておく様にする。
このマジクロスは左上図の様にマジックテープの裏側に両面テープが貼り付け
てあり、ベージュの保護紙をはがす事により貼り付けられる様になる為に、予め
保護紙をはがしておきリモコンエンジンスタータの受信機裏側に貼り付けておく
様にする。そして受信機を貼り付ける前に右図の様に、アンテナコネクターを受信機に差 し込む様にし余った線材はキーシリンダースイッチへの線材に軽くインシュロッ クタイ等で結束しておくと良いだろう。
今回はリモコンエンジンスタータの受信機を左図の様にヒューズボックス右側
にあるスペース内に貼り付けてみた。マジックテープを貼り付ける際には受信機側とダッシュボード内部に貼り付け るマジックテープは個別に貼り付けず、受信機側に貼り付けたマジックテープに ペアとなるマジックテープを貼り付けておき、その状態で保護紙をはがして貼り 付けの場所へと持って行くようにする。 これにより確実にペアとなるマジックテープがくっ付く様になり、個別に貼り 付けるよりは間違いなく位置を合わせられる。
取り付けが全て終わったならばマイナスのケーブルを最寄のシャーシにネジ止
めし、あとは右図の様に3極のナイロンコネクターを一気に差し込み、白いスタ
ータ用のギボシ端子も差し込む様にする。ここでコネクターを差し込む際にはゆっくりと差し込まず一気に差し込むが、 これはゆっくり差し込んで半接触状態が長く続くとサージ等の発生から受信機が 破損してしまう恐れがある。 その為に力任せに一気にまで入れなくとも、コネクターのオス・メスの位置を 確認したら一息で差し込む様にする。 また、サイドブレーキ信号は今回もマイナスに接続して無効としているが、エ ンジンキーをACC位置のままで走行してしまい途中で止まってしまう事がない 様に、ドアオープン信号かボンネットオープン信号などを利用してブレーキラン プ用のスイッチか今回取り外したクラッチスイッチ等を利用してキーがACC位 置のままで走行しない様な対策も必要であれば配線する様にする。 また、この方法を利用すれば短い区間を走行した後は、受信機の設定で15分 か30分は切れなくなるといった問題も解決できるだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る RS-601詳細に戻る
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