RS−601製品概要 ◆製品概要 今回はチョッと古いと思われるかも知れないが、サンヨーテクニカのRS− 601を使用してみたが、これは以前に特売で入手しておいたもので、最近の サンヨーテクニカ製は茶色とか変な色のリモコンが多くなってしまい、見た目 が安っぽく見えてしまいいまいちである。 このRS−601はリモコンはかなり小型になっており、受信機側のアンテ ナも細いロッドアンテナが2本になっており取り付けても全く目立たず、ロッ ド部分を左右別々に倒せる為にアンテナの取り付けにも自由度があり、在庫で 販売してあれば是非入手しておきたい製品である。 今回はRS−601の受信部を開けて見たが、本体の形状からはRS−50 からずっと同じで、RS−60から始動確認信号のL端子を使用しなくともよ くなったぐらいで、基本的に回路的にはその検出回路が追加されただけであま り変わりはないと思われる。 また左図の上部に見える黒い四角の物が3つ見えるが、これが車両側の電源 を制御するリレーで、ケーブルの色からして一番左に見える物がセルモータ用 のリレーの様である。 残り2つのリレーがACCやエンジンON等のリレーとして使用される訳だ が、だいぶ前からACCの他にイグニッション系とその他電装系と2系統に別 れている車種が多く、トヨタ等はオートエアコン仕様の場合は必ずと言って良 いほど別売のアダプターを必要とする。 その為にリレーは2つでなく3つ搭載して欲しい所である。 右図はその受信部基板の裏側だが、リレー取り付け面とは違い全て面付け部 品となっており、中心部に見えるワンチップマイコンらしきICにより全てが 制御されていると思われる。 更に、R33系スカイラインの様にL端子をつなぐとかえって不調なものや 、セルがもう少し長く回ってくれればと言うケースが多いが、それらの設定も 何らかの方法でできる様にして頂きたいものである。 ◆リモコン送信機 右図にあるものがRS−601のリモコン送信機で、レガシー用のキーレス エントリーシステムの操作部よりも若干幅が狭く、またエンジンキー自体とほ ぼ同じぐらいの長さでおさまっている。 これまでのRS−50からRS−60にかけてのリモコン送信機は全体的に 一回り大きく、このRS−601のリモコン送信機はかなり小さく見える様に なり、スタートボタンの形状が以前と同じ位の大きさの為に他のページにある 物と比較してもらうとわかるだろう。 リモコン送信機は左図の様にエンジンキーと一緒にキーホルダー等でまとめ て使用するが、リモコン送信機が小さくなった割にはこの部分のフックは従来 と同じ大きさで、キーホルダーのリングを取り付ける際に不都合を感じる様な 事はなかった。 しかしこのリモコン送信機は従来と同じ様にスタートボタンが付いている面 に左図でもわかる様に『STARBO』等の文字が印刷されており、この部分 をキーホルダー等で擦ってしまうと消えてしまう恐れがある。 また、文字だけ綺麗に消えてしまえばそれほどでもないが、以前の製品では ケースの色までもがはがれて来てしまい、下地のシルバーメッキが見えて来て しまう可能性がある。 その為にキーホルダーを使用の際にはチョッとした工夫が必要で、その他に もキーホルダーを収納する際にも注意が必要である。 このリモコン送信機をキーホルダーのリングに通す際にはいつも次の点に気 を付けて取り付けている。 エンジンキーと一緒にする際にはエンジンキーとリモコン送信機の2つだけ であれば問題ないのだが、左図の様に飾り等がある場合には特に注意してエン ジンキーを持ち上げた場合には必ず左図や右上図の様に飾りがリモコン送信機 の裏側になるようにする。 これは、車を運転中はいつもこの様な状態になっており、長い間の運転によ る振動で飾りとリモコン送信機が擦れてしまう為に、これが塗装がはがれの原 因の1つである為である。 しかしリモコン送信機の裏側がはがれるのではと思われるかも知れないが、 いつも使用する表側より裏側であればさほど目立たないと言う事も考えられる が、表側のケースは電池カバーになっていると言う事もあり電池カバーが電池 の電極として利用されている為に電池カバーだけ一旦プラスチックメッキを施 したその上に塗装されている事から塗装自体がはがれ易くなってしまっている 様である。 その為にキーホルダーに付けた飾りをリモコン送信機の裏側になる様にすれ ばまず塗装がはがれる事はなく、また持ち運ぶ際やバックやポケットに収納の 際にも右図の様にリモコン送信機が一番前に来る様にし、いつもリモコン送信 機の表側には何も無い状態にしておく様にすると良いだろう。 メインに戻る 車両関係に戻る レガシー詳細に戻る RS-601詳細に戻る |