スピーカケーブルの処理 ◆アンプ配置とケーブルの引き出し位置 今回製作したスピーカボックスでは、箱の背面にアンプを取り 付けたが、実用上からスピーカボックスを寸法取りした所左図の 様にアンプの上下部分への配線の引き回しの余裕があまり無くな ってしまった。 また、できれば電源ケーブルとラインケーブルを分けて配線し たい事から、アンプを中間に置いてアンプの上下に配線する事に した為に、スピーカケーブルは場所を取らない様に背面板の中央 からの直出しとし、中高域用の8本のケーブルを最短距離で配線 できる様に図の左側のアンプを中高域用とした。 スピーカケーブルはボックス内部を引き回し、中央のウーハ仕 切り板の両端に集合させ、ここから背面板から直接出す事とする 。 ◆スピーカケーブルについて 今回使用したスピーカケーブルはKENWOOD製のCA−5 10を3セット購入したが、ケーブル長が5.0mの物が2本入 っており実際に配線に必要な分の長さを測ってみると1セットと 半分で間に合い、それぞれのケーブルを2.5m位置で切断すれ ば丁度良い事がわかった。 もしもスピーカケーブルが切り売りで販売している店があれば そちらの方が安価で、もしかすると太さや材質など様々な製品が 置いているかもしれない。 オーディオショップ等に出向くとかなり高価な製品が揃ってい るが、むやみに太くてもコネクター部分の処理に困ったり配線し 難くなってしまうだけで、一般的に販売されている圧着端子が利 用できるケーブルサイズで十分だろう。 このKENWOOD製のスピーカケーブルには、左図の様に予 めギボシ端子やスピーカ用の平ギボシが取り付けられているが、 実際に利用できるのはミッドレンジ用にだけで、後は全て端子を 付け直す必要がある。 その為に5.0mあるスピーカケーブルは2.5mの中間位置 で切断しておき、1本はミッドレンジ用にスピーカ用平ギボシが 付いたままで使用し、あとの2本は端末処理されている物を全て 切り取っておく様にする。 ◆ケーブルの端末処理 スピーカ用のコネクターとしては大小の平ギボシが販売されて おり、今回はフジックス製のスピーカ端子を用意した。 ミッドレンジはスピーカケーブルに付いた物をそのまま使った が、ウーハ用には大きい方の平ギボシのメスを2個ずつ使用し、 ツィータには中継用として大小それぞれオスとメスを使用して中 継するようにする。 平ギボシの大小はスピーカの端子を参考にして決定するが、今 回はKENWOOD製のスピーカケーブルに付いた物を参考にし て全てを合わせる様にする。 ギボシ端子などを圧着する際には、ホームセンターやカーショ ップのカー用品コーナーにある右図の様な赤いハンドルの圧着ペ ンチを用意しておく様にする。 圧着ペンチは電工用の物もあるが、圧着形状が違う為にギボシ 端子用を必ず用意しておく様にする。 ギボシ端子や平ギボシを圧着する際には、予めケーブルに端子 に付属のカバーを通しておき、ケーブルの被覆を剥いておく様に する。 メインに戻る 車両関係に戻る ワゴン関係に戻る レガシー詳細に戻る スピーカBOXの取付詳細に戻る スピーカBOXの配線詳細に戻る |