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リアカーゴルームへのスピーカBOX搭載
車両への固定金具取り付け

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◆L型金具の取り付け穴
 スピーカボックスを固定するL型の取付金具を取り付ける際 には、右図の様にカーゴルーム内のリアシート側にある床板を 取り外す必要があり、この部分にある床板は2ヶ所のクリップ を取り外し、カーゴポケット側にあるこれからL型のブラケッ トを取り付ける部分へ挿し込まれている4箇所のクリップによ り固定されている。
 床板上に見えるクリップ2個は床板を持ち上げれば簡単に取 り外せるが、カーゴポケット側で右図の上側に見える白っぽい クリップ4箇所はなかなか外れない構造になっている。
 クリップを引き抜く際に若干破損気味になるが、たとえ壊れ ても床板が浮いてくる様な事は無く、今回はスピーカボックス が乗る為に何の問題も無い。
 床板を取り外すと幅が40〜50mm程度の板金が見えて来 るが、この板金の凹んだ部分に今回のブラケットを取り付ける 為の穴を開ける様にする。
 穴は左図の様にドリルを使用して行うが、ドリルの刃は使用 するタッピングビスに書いてある為に、購入の際には一緒に用 意しておくと良いだろう。
 ドリルで穴を開ける際には車両側に穴を開けない様に、穴を 開けるブラケット下部にある隙間に不要になった板金を挿し込 んでおくと良いだろう。
 また、穴を開けた際の切子は右図の様に掃除機等で完全に取 り除く様にしておき、万が一切子が残っていると湿気等で錆び てしまい、塗装が剥がれたり車両側にも錆びが及んだりする為 に注意して作業する。
 また、作業前には必ずスペアタイヤも取り外しておく様にす る。


◆L型固定金具の取り付け
 今回L型のブラケットは7個使用したが、これらは事前に並 べてみて取り付け位置を決めておき、3箇所あるネジのうち1 箇所だけ開け、一旦ネジで固定してから残りの2個を開ける様 にする。
 寸法だけで開けてしまうよりはこの方が効率よいだろう。
 掃除機等で切子を吸い出す為に一旦金具を取り外してから掃 除しておき、あとは7個の金具を取り付けて戻しておく。
 金具を固定するネバ穴が長穴になっている為に、実際にスピ ーカボックスを乗せてみて、リアシートが希望通りに倒せるか トノカバーが取り付けられるかを確認しながら位置を決める様 にした方がよいだろう。
 これは、L型ブラケットの長穴が25mmもある為に、スピ ーカボックスを作成した際に寸法を合わせたつもりでも、この ブラケットを取り付ける位置によってはリアシートが希望する 位置まで倒せなかったり、トノカバーがスピーカボックスの天 板で浮いてしまい取り付かなくなる場合がある。
 その為に、L型のブラケットを固定する際には十分に位置合 わせを行ってからにする。


◆カーゴルームフロアーボードを戻す
 L型のブラケットを取り付けたならば、あとは取り外した床 板を元の位置に戻して取り付け直すようにする。
 取り付け直すには左右の図にある様に取り外したクリップを 合わせる様にして取り付けると良いだろう。
 クリップはほとんどの場合、取り外す際に固定される部分が 破損してしまう為に、取り付ける際には固定すると言うよりは 位置決めをする為のピンの様な役目になってしまうだろう。
 L型のブラケットを取り付けて床板を取り付けると右図の様 にブラケットだけが床板から飛び出たような感じになる。
 これらはスピーカボックスを乗せる際等に折り曲げてしまわ ない様に十分注意して作業する必要がある。
 もしもブラケットを折り曲げてしまった場合には、無理に直 して使用せずに新しく買い直して取り付け直した方が良いだろ う。


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