ani_103.gif
リアカーゴルームへのスピーカBOX搭載
エンジンルーム内の配線

ani_103.gif

◆バッテリーから電源を引き出す
 バッテリーからの電源引き込み方法については、別ページでも ナビやオーディオ用の電源をバッテリーから直接とる方法として 『バッテリーからの電源供給』 でも説明してあるが、バッテリーから後ろ側に引き回しインター クーラーの背面を通してブレーキブースターまで線材を取りまわ す必要がある。
 その為に、左図の様にストラットタワーバー等を装着してある 場合には作業の妨げになってしまう為に、一旦取り外してから作 業を進めた方が作業効率が良いだろう。
 バッテリーのプラス端子には前回のハーネスと合計4本のケー ブルを取り付ける事になるが、その際にはバッテリー付近に付く 大型のヒューズホルダーを左図の様にバッテリーとウインドゥウ オッシャータンクとの間に入る様に設置すると良いだろう。
 圧着端子は丁度良い物に取り替えておき、線材の方向を少しず つズラして重ならない様にして、端子同士が接触して上下方向に 膨れ上がらない様にして締め付ける様にする。
 また、バッテリーのプラス端子には図の様な赤いビニール製の 端子カバーが付いているが、増設した4個の圧着端子が通し易い 様にニッパー等を使用して小窓を開けてやると良いだろう。


◆バッテリーからブレーキブースターまで
 線材自体は先にコルゲートチューブを使用して通しておく様に する。
 バッテリーからは下側に線材を向け、下側にあるフレーム上の 車両配線や配管と一緒に固定しておき、左図の様にブレーキライ ンとエアコンの配管の間を持ち上げる様に配線するが、本来左図 の線材が出てきている部分にはゴム製の配管等があり配線し難く なっている為に、それらを予め取り外しておいた方が作業し易く なるだろう。
 あとはインタークーラー背面にある、車両の配線材と一緒に結 束してブレーキブースターまで引き出しておく。


◆ブッシュから線材を入れる
 電源ケーブルが左図の様にインタークーラー背面よりブレーキ ブースター側に出てきたならば、それらを右図の様にメクラ用の ゴムブッシュに十字の切れ目を入れ、通そうとする線材の太さよ り多少キツ目の穴を開け、右上図の様に線材を通しておく様にす る。
 ゴムブッシュを切り取る際には一旦十字に切り取り、ケーブル 4本を通す際には切れ目4箇所をニッパーで切り取り、今回の様 にケーブルが3本の時には3箇所の切れ目を切り取る様にする。
 そうする事により、ケーブル本数分の余裕が出来る為に線材に ピッタリと密着するようになり、配線終了後にシリコンボンド等 でコーキング処理等をしなくともホコリが入り難くなる。
 ゴムブッシュから挿し込んだ電源ケーブルは、車内の足元にあ るクラッチペダル上部から見える部分に出て来る様になり、この 出てきた電源ケーブルを車内側からゆっくりと引き出せばよい。
 その際には、ある程度電源ケーブルを引っぱったならばエンジ ンルーム内に線材が引っかかっていないか確認しながら作業を行 い、確認せずに無理に引っ張ると線材の被覆が剥けて使い物にな らなくなってしまう事がある為に作業は慎重に行う必要がある。


◆線材を通したメクラブッシュを戻す
 電源ケーブルをある程度車内に引き込んだら、ゴムブッシュを 取り付けるべき位置に置いてコルゲートチューブの長さを決めて 切断する様にする。
 切断したコルゲートチューブの先端は、自動車用テープを使用 してテーピングしておき、ゴムブッシュを車両に取り付ければエ ンジンルーム内の配線は完了となる。
 後は線材が結束不十分でプラプラしていないか確認して、不十 分な部分があればしっかり結束しておく様にし、配線の際に邪魔 になり取り外したコネクターや配管は、忘れずに元に戻しておく 様にする。


メインに戻る  車両関係に戻る  ワゴン関係に戻る  レガシー詳細に戻る 

スピーカBOXの取付詳細に戻る  バッテリー電源引込詳細に戻る 

ani_101.gif
このホームページについての連絡先は こちら 迄にお願い致します