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APEXi製 AUTO TIMER 405-A011
リレー部の取り付け

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◆リレー部
box-ry.jpg  リレー部本体は右図の様な形状をしており、一方から配線用の線材とコネクター が出ておりその反対側には取り付け用の為かフックの様な突起が付いている。
 取り扱い説明書にはこのリレー部の取り付け方法が説明されておらず、付属品か らみても両面テープなども余らない為にタイラップで線材にぶら下げるかもしくは 別途両面テープやマジックテープ等を準備しておく必要がある。
panel-cn.jpg  リレー部を取り付けの際には、左図の様にケース一方から線材が出ており、操作 部用のコネクターを差し込む部分がある為に、取り付けた際にこれらの線材を折り 曲げたり押し付けられたりする取り付けは避ける様にする。
 その為に取り付けには線材の部分に十分な余裕ができる様にし、ダッシュボード の裏側等の狭い部分に押し込む場合は突起の付いている方から押し込む様にして取 り付けると良いだろう。
box-set.jpg  今回このリレー部は 車種別専用ハーネスの取り付け作業 を行う際に取り外したステアリング下部のアンダーカバー内に収納している。
 取り付け位置としては、今回使用したオートタイマーではアフターアイドリング 時間の算出に純正のO2センサーを使用しており、その為に助手席の足元にあるE CUコネクターより信号を引き出す必要がある。
 また、リレー部を配線するキーシリンダースイッチからは、車種別専用ハーネス から出ている3極コネクターが付いている線材の長さと、今回取り付けるリレー部 から出ている線材の長さで届く所となる。
 できればO2センサーに接続する線材を極力短くしたい所だが、今回は右上図の 様にコンソールに近い部分に取り付ける事にし、丁度アンダーカバーの取り外した 所に折り返し部分があった為にここに予め用意しておいたマジックテープを利用し て貼り付けてある。
 この様にダッシュボード内側等の隠れた部分への製品取り付けにはよく両面テー プを使用すると思うが、使用する両面テープによってはなかなか剥がれなくなった り糊が残ったりと取り外しの際に大変な目に合う事もあるだろう。
 その際には多少高価になるがマジックテープを利用すると便利である。
 みのマジックテープを利用すればある程度の力で簡単に剥せ、取り付け位置の移 動の際や別の車両に取り付け直す場合にも、車両側に貼り付けたマジックテープ側 だけ貼り直せば製品に取り付けたマジックテープはそのまま利用できる。
 その為に、無理に両面テープを剥そうとして製品を破損したり、糊を取る為にド ライバー等での引っかき傷が付いたりする事がなくなるだろう。
duct-chk.jpg  またこの部分には左図からもわかる様に、リレー部を取り付けた上の方に送風用 のブロアーケースより白いダクトホースが出ているのがわかると思うが、オーディ オの着脱の際にはこの部分からホースを取り外す為に、この部分には手が入りホー スの着脱作業がある程度容易にできるぐらいの余裕を空けておく必要があるだろう 。
 その為に線材の結束の際にもこの部分が線材で塞がらない様に注意して配線を行 い、O2センサーの引き回しはブロアーの下を通し助手席側の足元に引きまわし、 キーシリンダースイッチの線材はこの位置から直接立ち上げずに一旦下に落とし多 少遠回りでもこの部分を避けて配線する様にする。
batt-cn.jpg  今回は右図の様にリレー部から出ているキーシリンダースイッチ用の線材を一旦 O2センサーと同様にブロアー方向に引きまわし、リレー部の向こう側あたりから 上に立ち上げて、左上図でもわかる様にリレー部を取り付けた真上にある板金に線 材を結束して固定してある。
 そしてキーシリンダー側に取り付けた車種別専用ハーネスの3極コネクターが付 いた線材も、右図の様にステアリング下部にある線材と一緒に結束し線材が振動で ブレ無いように固定して断線を防いでいる。
wiring.jpg  車種別専用ハーネスとリレー部の線材は、コネクター部分の位置をある程度決め たならば、線材やコネクター部分に負担がかからない様にして複数箇所を結束して おく様にする。
 この際にはコネクターを接続したりせず、O2センサーなどの配線も全て完了し てから接続する様にする。
 結束の際にはキーシリンダースイッチのハーネスに車種別専用ハーネスを取り付 けた事により純正ハーネスの長さが長くなる。
 その為に純正のハーネスを広げる形にならない様に、車種別専用ハーネスを取り 付けの際には車種別専用ハーネスの方をループ状に束ねて極力短くするか、若しく は線材を軽く折り曲げて取り付ける様にし純正ハーネスに負担がかからない様にし て取り付ける必要がある。
 また、これらの長さを調整する際に無理にハーネスを折り曲げたりせず、線材の 折り曲げ時にハーネスを無理に扱うような事がない様に、やりずらい場合には各個 所のコネクターを取り外してでも作業性をよくして作業する事で線材に負担をかけ ない様にする必要がある。


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