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ワゴンRワイドスペシャルに
15インチタイヤ・ホイール装着

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◆15インチを装着する
side-all.jpg  このワゴンRワイドはエアロが付いているスペシャルであるが、純正でも14インチを 採用しているモデルである。
 スタッドレスを作る為にもう1セット必要になるが、どうせ購入するなら夏タイヤを 新規に作りインチアップと言うのが常識になっている。
 今回はホイールが別ページで紹介している   カローラ セレス から乗り換えて、セレスに使用していた15インチホイールが余った為に利用できないか 調べた結果、なんとか利用できるのではという事になり装着してみた。
 なかなか軽サイズのタイヤが少ない中、ある程度幅の広いタイヤを使用しても はみ出ないオフセットだった為に助かった様である。

◆フロント廻りの様子
f-side.jpg  右図はフロントタイヤの様子だが、タイヤ外周もピッタリと収まっているのが わかると思うが、やはり心配なのはハンドルを左右に切った時にある。
 やはりハンドルを切るとバンパー側は全く問題なかったが、図の右側である 室内側の方でうち側が多少干渉する様になった。
 これはエアロの折り返し部分と純正の黒い樹脂のタイヤハウスカバーが当たって しまう為に、この部分はカッター等で切り取る事で解決し、切り取る量もそれほど 大きくなく、3cm前後くらいの高さで切り取るだけで、切り取った後は板金の つなぎ目などが出てくる為に、シリコン系のシール等でふさいでおいた方が良いだろう。
f-top.jpg  左図はフロントフェンダーの真上から見た図で、多少斜めから見ている為にタイヤが はみ出しているように見えるが、実際ははみ出しておらずきれいに収まっている。
 しかしこれはスペシャルで装着されているエアロのおかげで、普通のワゴンRワイド であればギリギリかはみ出してしまう恐れが有る。
 この辺はホイールのオフセットでなんとかできるかもしれない。
 サイドステップも十分にはみ出している為に、マッドガード代わりになりタイヤの方が 多少はみ出しているものの、これもホイールのオフセットで調整するしかない。
f-front.jpg  右図は車輌の前から見た図で、この角度からだとフェンダーよりはみ出ていない 事が良く分かると思うが、まだ余裕さえ有る様に見えると思う。
 装着後ある程度走行しているが、ブレーキングした時にサスが沈み込みタイヤが フェンダーと当たるかどうかは不明だが、これまでの走行の様子では何もこすれた 部分が発見されない為に大丈夫のようであるが、スズキスポーツやその他から出ている ちょっと固めのスプリングを入れておけば問題ないだろう。
 しかしダウンサスを入れると逆に当たり易くなってしまう恐れが有る為に、取付の 際には十分注意してパーツを選択する必要が有るだろう。

◆リア廻りの様子
r-side.jpg  右図は真横から見たリアタイヤの様子で、こちらも全く問題なく収まっている事が わかると思うが、この状態でタイヤとフェンダー間はかなり余裕があるが実際に 4人乗車となるとかなり沈み込んでしまう。
 その為に路面の凹凸によってはフェンダーとこすれてしまう為に何らかの対策が 必要だが、車高を落とさずにしてバネレートを上げるしかないが、なかなかそう言った 製品も無くダウンサスで固めの物ではリアが跳ねてしまう恐れが有る為にパーツの 選択には十分注意する必要が有るが、ホイールをこれから購入する際はなるべく内側に 入り込む様なオフセットを選んだ方が良いだろう。
r-top.jpg  左図はリアのフェンダー上部より見た図だが、この部分もフロントと同様にオーバー フェンダー風のスポイラーが装着されている。
 これによって多少は幅の広いタイヤが装着できたが、元々ボディー自体が大きい 訳でなくこのオーバーフェンダーがタイヤハウス内に折り曲げてある個所でこすれて しまう様であった。
 しかしこの部分は固定方法で削り取る訳にいかない為に、ホイールのオフセットか スプリング関係で対策するしかない様である。
 後部座席にほとんど人を乗せなければ問題ないが、やはりセレスに履いていた ホイールを流用したのが多少無理なのであった。
r-back.jpg  右図はリア側から見た図だが、リアもフェンダーからはみ出していない事が判るが、 あと5mm内側に入ると当たる事はなかったのだが、図で見る限りでは丁度良い オフセットに見える。
 干渉する部分はタイヤの接地面から折れ曲がりサイド部分になりかけの部分で、 ほんの少し当たっているだけでうまくするとオーバーフェンダーの取付部分でタイヤ ハウスの内側に折り曲がっている部分を切り落とすのではなく斜めに削るだけで だいぶ当たらなくなるのかもしれない。
 やはり最初からホイールのオフセットで調整した方が良いのだが。

◆使用タイヤ紹介
p5000.jpg  今回使用したタイヤはPIRELLIのP5000シリーズで新しく追加された 『DRAGO』を使用している。
 ここ数年はインチアップの為に16インチ以上のサイズは様々有るのだが、15 インチ以下はかなり少なくなってしまっている。
 その為に軽自動車等はまったく不可能に近く、アルトワークスの14インチ化も タイヤメーカーに作ってもらわないとできない話である。
 またホイールも同様に14/15インチは有ってもリム幅が狭く4や4.5Jと なるとほとんど無くなって来ている。
drago.jpg  そんな中で今回のワゴンRワイドは1000CCの普通乗用車サイズで作れる事から ある程度幅の太いタイヤの装着が可能だった事で助かっている。
 タイヤサイズも右下図の様に195/45−15と幅が太く、トヨタ車のホイールの オフセットが純正で+50だった為に+40前後のホイールだった為に助かった部分も 有るのだが、フェンダーからはみ出す事も無く合わせたかの様に収まっている。
 ホイールのリム幅も以前のセレスでは205を装着していただけ有って、今回の 45偏平になったタイヤにも丁度良いサイズであった。
size-logo.jpg  かなり以前にP7のMarkUと言うのがありサイズも195/50−15であったが、 この現物を見た時のサイドの薄さは半端でなかったが、今回のDRAGOは同サイズで 45偏平の割にはそれほど薄く感じなく、タイヤの溝が多少サイド側にも回り込んで いる為にそう見えるだけなのかどうかは判らないが、アルトワークスの純正14インチの 方が薄く見えたのは気のせいだろうか。
 スズキ車は以前全てPCDが114.3だった為にあまり適合ホイールも少なかったが、 現在では全て100になっている為に色々とホイールも選べる様になってきている。
 1998年の10月以降では軽自動車も1000ccとなる為に、ボディーのワイド化 によって更にインチアップの可能性が出てくるだろう。
tyre-pattern.jpg  今回使用したP5000のDRAGOでは、左図の様にタイヤの接地面にピレリ 独自のセンターにW字溝が入れられており、高速走行時にも大量の排水性を実現でき ドライ/ウエットの性能差ゼロを提唱している。
 コンパウンドにはP−ZEROシステムやP7000と同じシリカ系のコンパウンドを 使用しておりドライ路面での強力なグリップを保証しており、走行雑音も最小限に 押さえられており快適な乗り心地を実現している。



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