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AVIC-DRV150製品概要

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◆パッケージを開封する
 楽ナビは上位機種でハードディスクナビであるサイバーナビとは 機能的にも低く感じていたが、2003年モデルではかなりの機能 がアップされサイバーナビの必要性がだんだん少なくなってきてい る。
 今回の2003年モデルではハードディスクこそ搭載してはいな いが、MP3の再生やDVD−Videoの再生までもが可能にな っている。
 メモリー範囲こそ小さいがメモリーナビモードで地図ディスクを 抜いてもある程度は表示でき、2km/5kmスケール表示では地 図ディスクが無くても全国どこでも表示できる様になっている。
 更に便利な事にはタッチパネルオペレーションも可能になり、リ モコンを使用せずとも操作でき、MP3やDVD−Videoの再 生時に選曲等も画面表示から直接選択できる様になった。
 ただ、相変わらずVICSビーコン受信機は別売で、今回カタロ グを見る限りでは在庫限り商品になってしまっていたが、音声認識 用のマイクがモニターに内蔵された為に配線の手間が大幅に軽減さ れている。
 サイバーナビの様に携帯電話のハンズフリー機能やメールやブラ ウズ機能が無いが、バックカメラがバックギヤに連動して表示が可 能となった様だ。
 製品のパッケージもかなり小さく右上図の様に上下2段の梱包と なっており、下段には右図の様にナビ本体関係が収納されており、 上段には左図の様にアンテナやリモコン等が収納されている。
 今回はインダッシュタイプを購入した為に右図の様にナビ本体の 他にハイダウェイユニットが見えるが、オンダッシュタイプであれ ばナビ本体は1つでモニターが外付けと言う形になるが、モニター は何れも6.5インチでタッチパネルオペレーションが可能である。
 更に上位機種と言うかキッズナビシリーズがあり、オンダッシュ とインダッシュタイプにリア用のモニターを追加したモデルである が、店頭で見る限りではリアモニターの映りが非常に悪くすごいノ イズ画面となっていた。
 店頭表示の接続状態が悪いのかと思ったが、インターネットの掲 示板等を見てもかなり評判が良くない為にキッズナビは今回選択範 囲から除外した。


◆メインユニット
 左図が楽ナビ本体で下段がディスクドライブで上段が液晶モニタ ー部となっており、かなりコンパクトでコンソールに取り付けられ る1Dサイズとなっている。
 今回取り付けたトヨタWISHでは、オーディオ取り付け上部に は何も無く、通常はエアコンの操作パネルや吹き出し口があり取り 付けに支障をきたす場合もあるが、今回のWISHに関しては何も 問題なく取り付けられるようであった。
 本体背面の左端にはVICSビーコン用の接続コネクターがあり 、その隣りには冷却用のFANが取り付けてある為に、取り付けの 際にはこのFAN部分が塞がない事はもちろんだが、できるだけ線 材等で隠れない様にする必要がある。
 そのFANの右側からは黒いケーブルが3本程でており、右図の 様にRCAのピンコネクターと角型コネクターが出ており、黄色い RCAのピンコネクターがリア用のモニター信号である。
 その為に、キッズモニターを購入せずともこの信号をビデオケー ブルにて引き出せば、リア用のモニターを簡単に増設できる様にな っている。
 その隣りの黒いRCAピンコネクターは、リモコン信号入力端子 でcarrozzera製のリア用モニターでリモコンコントロー ル信号が出ているタイプの場合にはここへ接続する様になる。
 また黒く四角いコネクターは、carrozzera製のオーデ ィオ機器で使用しているIPバスの信号で、MDやCDのヘッドユ ニットにあるIPバスコネクターと接続する事で、楽ナビで再生し たMP3や音楽CDにDVD−Video関係の音声がヘッドユニ ットのアンプを使用して再生できる様になる。
 その為に5.1chを必要としなければ、わざわざ高価なAVア ンプを購入しなくともヘッドユニットのアンプを利用でき安価で快 適なシステムが構築できる様になっている。
 楽ナビからの音声に関しては、ナビからヘッドユニットへの音声 消去信号である音声ミュート信号と合わせて、ナビとヘッドユニッ ト両面からの設定を行う事で、ナビの音声はモニターからだけにし 音楽を再生した時だけヘッドユニットのアンプを使用する設定等の 様々な組み合わせができる様になっている。
 黒いケーブルの下部には付属の電源ケーブルが挿し込まれる様に なり、ここから電源はもちろんだが車速センサーの信号やバックラ ンプにサイドブレーキ信号を取り込む様になる。
 右図の様に背面右側にある黄色い横長のコネクターは、外付けの ハイダウェイと接続する30ピンのケーブルが接続される様になっ ている。
 ハイダウェイユニットとの信号はこのケーブル1本で行っている 為に、取り付けに関しの配線はほとんど本体にある電源コネクター に配線する事になる。
 その右下にある黄色い四角のコネクターは拡張用光デジタル出力 端子になっており、ここへ別売のAVアンプを光ファイバーケーブ ルで接続する事により、5.1chのDTS再生が可能になる。
 更にその右側にある丸いコネクターが外部マイクの接続コネクタ ーで、モニター背面にあるマイクにエアコンの噴出し口からの風が 当たる場合にはうまく音声認識ができない場合がある。
 その際には別売の外部マイクを購入してこの端子に接続する必要 がある。


◆ハイダウェイユニット
 左図が外付けのハイダウェイユニットで、おもにGPSやテレビ 等の高周波関係の回路が入っているものと思われる。
 左図の様にこのハイダウェイユニットからアンテナコネクターが 出てきているが、これがVICS/FM多重アンテナ用の接続端子 となっている。
 通常は4本あるテレビのアンテナのうち1本をこのFM−VIC Sに使用するが、テレビの受信を優先にしたい場合等は別売のFM 多重用アンテナを購入して取り付けると良いだろう。
 そのアンテナケーブルの出ている右側を見ると灰色のコネクター があるが、ここにはGPSアンテナを接続する様になっている。
 そしてその右側に見える黄色い横長のコネクターには、上記で説 明した様に楽ナビ本体と接続する為のコネクターである。
 そして更に右側には右図の様に4つの黒く丸いコネクターが並ん でいるが、これがテレビ用のアンテナコネクターとなっており4本 のダイバーシティ対応チューナとなっている。
 しかし、上記で説明した様にFM−VICS用としてテレビのア ンテナを1本使用するとテレビ用には3本のアンテナしかなくなっ てしまう。
 その際にはテレビアンテナを接続する4つのコネクターのうち4 目番のコネクターを空けて配線するする必要がある。
 更にこのハイダウエィユニットの反対側にもコネクターがあり、 左図の様に長いリード線が1本出されている。
 これはお手持ちのFM付きオーディオにワイヤレスで音声を飛ば す為のアンテナ線で、必要に応じてFMアンテナの近辺まで引き伸 ばして使用する様にする。
 今回は同じcarrozzeria製のヘッドユニットを取り付 けている為に、これらの音声はIPバスコネクターにて接続してい る為に使用していない。
 その右側には3つのRCAピンコネクターがあるが、ここが映像 と音声の外部入力端子で、お手持ちのビデオカメラやデジカメを接 続する事によりナビのモニターで映像や音声を見たり聞いたりする 事ができるようになる。
 バックモニター用のカメラを利用する際にもこの入力端子を使用 し、ナビの初期設定でバックギヤに連動する設定にしておけば、バ ックギアに入れると同時にカメラの画像が表示する設定も可能であ る。


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