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DEH-P005製品概要

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◆製品について
 carrozzeriaから現段階でのMP3プレーヤでは最安値の 製品であるDEH−P005が発売され定価は31,500円である。
 この価格だと実売2.3万円前後で、昨年この価格帯のCDプレーヤで はMP3再生機能が付いた物はKENWOODぐらいであった。
 しかし、KENWOOD製は昔ながらの液晶表示の為に安っぽく見え 、しばらく様子を見ていたが丁度今回のWISHに取り付ける話しの前 に発売されて早速使ってみた。
 カタログで見る限りではどうしてもこれまで何台も使用してきた同社 のDEH−P919と比較してしまうが、現物を見てみるとカタログで 見るよりもよく、全体的に黒っぽいデザインにつまみ類が緑と青色LE Dの照光が意外と良い印象であった。
 表示部にファイル名等が漢字表示できないのは残念だが、どのメーカ ーも最上位機種だけの特徴になっている為にしょうがないだろう。
 音質的にはラウドネスやグライコにDSPと色々な機能が付いている が、グライコやDSPはOFFにして3段階に切り換えられるラウドネ スで低域等の強調をした方が良い様である。
 これは好みの問題になるが、意外とこの3段階に切り換えられるラウ ドネスがよく、内臓アンプを使用するのであれば強力な武器になるだろ う。
 

◆フロントパネル
 あまり凹凸や曲線など変なデザインは好まない為に、なるべく直線を 基調とした製品を好むが、以前はKENWOODのZ919等がお気に 入りだったが、その後に出た製品のデザインがいまいちで15年ぶりで carrozzeriaをお薦めする様になった。
 それでもまだ今回のDEH−P005の表示部両サイドにある丸い表 示はいまいちなのだが、それほど派手ではなかった事が幸いでパネルデ ザインとしてはかなり落ち着いてDEH−P919に近いデザインの感 じになってきている。
 CDの出し入れはDEH−P919の様に電動の開閉ではなく、右図 の様にパネルの下部を支点として倒れて来るタイプであるが、この価格 帯の製品としてはしょうがないのであろう。
 パネルを開けると操作パネル用のコネクター毎外れてしまうこの開閉 機構は、以前購入したKENWOOD製のCD−f99に似ている。


◆リアパネル
 左図が本体の背面で、コネクター類も少なくスッキリしている。
 その左側を拡大したのが右図で、左下にある丸い部分がFM/AM用 のアンテナコネクターであるが、最近ではどのメーカーの製品でもダイ バーシティ機能が無くなって来ており、本機でもアンテナコネクターは 1本だけとなっている。
 そもそも車のあの大きさでアンテナを2本立ててもそれほど変わりが 無い様な気がするが、下手な回路を増やして価格が高くなりよりは良い 様にも思える。
 その右側にある赤と白のRCAピンコネクターは音声出力端子で、初 期設定ではサブウーハ出力となっている。
 サブウーハとして使用する際には本機にクロスオーバ周波数と出力レ ベルが単独で設定できる為に、外部にアンプ付きのサブウーハを取り付 ける際には本機で設定できる様に外部の設定はクロスオーバー周波数を 最大にしておき、入力レベルもある程度上げておいた方がよいだろう。
 また、SONY製のようにバスブーストが設定されている製品ではそ のレベルを特性的にフラットになる様にしておく必要があるが、このバ スブースト機能は今回の様なヘッドユニット側に調整機能が付いている 製品への接続では邪魔になり、できれば製品にバスブーストON/OF Fスイッチを搭載して頂きたいものである。
 本機背面の右側には左図の様に四角いコネクターが2つあり、黒い方 のコネクターが右図にある様な付属の電源関係の配線コネクターを接続 する様になっている。
 このハーネスから電源の他にフロント/リアのスピーカ信号も出てお り、その他にオートアンテナ信号やナビ等に接続するミュート信号等が 接続できる様になっている。
 そしてこのコネクターの右側にある青いコネクターが外部拡張用のI Pバスコネクターである。
 ここへCDやMDチェンジャーを接続したり、別売の音声入力ユニッ トを取り付けると外部音声入力端子として利用でき、他社製品を接続す る事ができる様になる。
 今回は楽ナビからのIPバスコネクターを接続し、楽ナビ側で再生し たMP3や音楽CDにDVD−Video関係の音声信号を本機の内臓 アンプで再生できる様にしている。


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