◆ハイダウェイユニットの取り付け 助手席のシートやドア周りの樹脂カバーを全て取り外したならば、 アンテナケーブルを引き回しフロアーカーペットの下を通して助手席 シート下部にある噴出し口の切り込みからアンテナケーブルを引き出 しておく。 その他にGPSアンテナのケーブルやナビ本体から来る30ピンの 多芯ケーブル等も一緒に通しておくと良いだろう。 ハイダウェイユニットを取り付ける際には左図の様に取り付け方向 があり、ハイダウェイユニットの上面に左図の様に矢印が書いてあり 、この方向を車の進行方向と合わせて設置する必要がある。 取り付け説明書では進行方向に対して±5度以内であれば良い様だ が、見た目で取り付けが曲がってなければ大丈夫であろう。 ただ、この2つある矢印のどちらが前後と気にする必要は無く、車 の前後方向に向く様に設置すれば良い様である。 またこのハイダウェイユニットの取り付け角度はできるだけ水平が 望ましいが、こちらも取り付け説明書では±15度以内となっている 為に、助手席の足元奥に取り付ける事はできないだろう。 従来はナビ本体に3Dハイブリッドセンサーが取り付けてあり、ハ イダウェイユニットの取り付け制限はなかったが、この楽ナビではハ イダウェイユニットに内蔵されている為にこの様に取り付け制限が出 てきたものと思われる。 その為にハイダウェイユニットの取り付けが適切でないと、3Dハ イブリッドセンサーの誤動作により、正確な位置が出ないか最悪の場 合には処理ができずに位置情報が出なくなる恐れがある為に、ハイダ ウェイユニットの取り付けには十分注意して取り付ける様にする。 ◆取り付けアングルの組み立て ハイダウェイユニットの取り付けには左図の様に付属のL型アング ルを使用して取り付ける様にするが、別途マジックテープを購入して フロアーカーペットに取り付ける方法でも良い。 しかし、車種によってはフロアーカーペットにマジックテープが取 り付かない物がある為に、一度確認してマジックテープが取り付き難 い場合にはこれから説明する付属のL型アングルによる取り付け方法 で取り付けた方が良いだろう。 取り付けアングルには多数の穴が開いており、左図の様に小さな穴 がたくさん開いている面をハイダウェイユニットの側面になる様にし て取り付ける。 また、ハイダウェイユニットにL型アングルを取り付けた際に、左 右の取り付けによってはL型アングルがハイダウェイユニット側面の 中央に来ない場合がある。 その際には左右の金具を逆に取り付けて中央位置に取り付く様にす る。 ◆ハイダウェイユニットの固定 次に左図の様に付属している金具のうち、スタッドボルトが2本立 っている金具を2つ用意して、ハイダウェイユニットを取り付ける位 置を決めたならば、L型アングルのカーペット側にある取り付け穴位 置に左図の様にしてカッターで切れ目を入れる様にする。 そしてスタッドボルト2本分の切れ目を入れたならば、右図の様に してカーペット裏から取り付け金具のスタッドボルトが飛び出る様に して、さらにこのスタッドボルトにL型アングルを取り付けたハイダ ウェイユニットを置いて、もう一方の金具であるスタッドボルトの切 れ目も入れる様にする。 スタッドボルト用の切れ目は一度に4つ開けても良いが、片側ずつ 開けて位置を確認しながら加工すると間違いが少ないだろう。 フロアーカーペットからスタッドボルト4本が出たならば、左図の 様にしてL型アングルの付いたハイダウェイユニットを取り付け、付 属の蝶ネジで左右2箇所ずつを固定する。 蝶ネジの為に手だけで簡単に回せるが、場所が狭い為に力が入らず この部分は締め付け不足が発生し易い為に注意が必要である。 その為に右図の様にしてラジオペンチやプライヤー等を使用して、 手で締め付けた位置から多少きつく締め付けておくとよく、別途M6 用のナット・平ワッシャ−・スプリングワッシャ−を用意しておき、 これらで取り付けておいてもよいだろう。 これだけでは車の振動でハイダウェイユニットが上下に浮く場合が ある為に、付属の両面テープをスタッドボルトが付いた金具の裏側に 取り付け、車体にしっかりと貼り付けておく様にする。 しかし、車種によっては上下の振動が大きいが、サスをかなり固め てでもいない限りでは大丈夫だと思われる。 メインに戻る 車両関係に戻る ワゴンメニューに戻る WISH詳細に戻る カーオーディオAV詳細に戻る |