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ハイダウェイケーブルとGPSアンテナ

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◆グローブBOXとカーペットの取り外し
 コンソール部分にナビ等を収納する前に、更に何本かのケーブルを 配線する必要があり、コンソール部分にはハイダウェイユニットから の30ピン多芯ケーブルを接続する必要がある。
 ハイダウェイユニットが助手席シート下部にある為に、フロアーカ ーペットの中を通しコンソールまで配線する事になるが、その際には グローブBOXを取り外しておくと便利であろう。
 グローブBOXをある程度開くと手を離しても落下しない様になっ ているが、よく見るとフタをあけた際にフタのサイド方向にストッパ ーが付いているのがわかるだろう。
 このストッパーになっている棒を取り外し、フタの下部も一緒に取 り外す事で左図の様にグローブBOXのトレイを外す事ができる。
 更にケーブルを配線する為に助手席部分のフロアーカーペットを右 図の様にしてドア方向から捲りあげておく様にする。
 フロアーカーペットは全座席部分が一体物になっている為に、無理 に引っぱって引きちぎらない様にし、カーペットの裏地に硬い部分が ある為に手を離すと戻ってしまう場合がある。
 その時には無理をせず、フロアーカーペットを捲りながらケーブル を通していく様にする。
 フロアーカーペット下部に配線を引きまわす場合には、なるべく足 で踏み付けない端の部分を通す様にして、どうしてもケーブル長が足 りない場合以外はなるべく端の方を配線した方が良い。
 助手席シート下部からのハイダウェイユニットより出てきたケーブ ルは、コンソール付近から立ち上げ右図の様に見たグローブBOX部 分を利用してコンソールまで線材を引きまわす様にする。
 コンソール内部への配線はエアコンのブロアー用の噴出し口の切り 替えユニットがある為に、その部分のアクチュエータ関係に引っかか ったりしない様に十分注意して配線する様にする。
 配線もインシュロックタイ(タイラップ)等でこまめに結束し、可 動部分等に擦れない様に注意して結束する様にする。


◆GPSアンテナの取り付け
 GPSアンテナの取り付け位置として車外に取り付ける方法もある が、線材の引き回しが大変な上に強力マグネットによる接着の為に擦 れるとボディに傷が付いてしまう為に車内への取り付けをお薦めして いる。
 ワゴンやワンボックス車の場合にはリアトレイが無い為に、いやが 上にもフロントダッシュボード上になってしまう。
 今回のWISHでも左図の様にダッシュボード上にGPSアンテナ を取り付け、隙間を利用してアンテナ線をダッシュボード上からなる べく見えない様に配線している。
 ダッシュボード上等の非金属部分へGPSアンテナを設置する際に は、左図の様に付属の金属シートを必ず使用する様にするが、この金 属シートはやわらかい為に変形しない様にして取り付けないと、貼り 付け後にシワが目立ってしまう為に注意して取り扱う様にする。
 この金属シートを使用しないと感度が落ちると言う話もあるが、ど れだけ効果があるのかは未確認であり、もしも折り曲げてしまったり 貼り間違えてはがした場合には、メーカーサイドで保守部品として扱 っており1枚500円(税別)にて購入実績がある。
 GPSアンテナの位置はそれぞれの好みで配置してもらっても構わ ないが、あまりピラ寄りに配置してしまうとピラ部分で衛星を受信し 難くなってしまう為に注意する必要がある。
 また、フロントガラス寄りに取り付けてしまうと、車種によっては フロントワイパーの陰になったり、左図でもわかる様にガラス枠が黒 く塗られていたり、ワイパー部分にヒーターが入っていたりした場合 には受信の妨げになる恐れがある為に、GPSアンテナを取り付ける 際には十分周囲の状況を確認した上で取り付ける様にする。
 取り付け場所としてはダッシュボードの中央であれば正面も左右も 受信しやすく、中央からワイパーが移動するタイプでなければフロン トガラス寄りに取り付けてもワイパーが障害となる事はないだろう。
 また後方の受信状況としては、車両のほとんどがガラスの両サイド は回り込んでいる為に、どうしても天井までの距離が中心から見ると 少なくなっている。
 その為にダッシュボード中央で前寄りにGPSアンテナを取り付け る事によりより多くの衛星を受信できる様になるだろう。


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