◆スイッチングHUBについて 以前は10BASEが主流でやっと安くなり始めの頃だった為に、価格面で 100BASEは避けて機材の購入を行った。 しかし音楽データ等の大きな容量をPC間で転送する場合にはやはり時間が かかり、今回ADSLを導入するにあたり機材も安価になった為に全て100 BASEに変更する事にした。 以前はHUBもスイッチングHUBとなるとかなり高価だったが、最近では スイッチングでないHUBを見つける方が大変で、8ポートでも4千円弱で買 える様になった様である。 右図が今回使用したELECOMのLaneed製のスイッチングHUBで あるが、標準でケーブルのクロス/ストレートを自動判別する『AUTO−M DIX』や10BASE/100BASE自動判別の『オートネゴシエーショ ン』機能が搭載されている。 これらの機能は最近では標準になりつつあるが、以前は付いていない方が普 通だった為に、購入の際には製品のパッケージやカタログで調べておいた方が 良いだろう。 特にオートネゴシエーション機能が付いていないと10BASEと100B ASE機器の混在使用が不可能となるが、これらを解決する為にはHUBを買 い直すしかなくなる為に注意が必要である。 今回は左右の図の様に同社の5ポートと8ポートのスイッチングHUBを使 用したが、価格差が無い為に大は小を兼ねるで8ポートを2つ購入した方が良 いだろう。 今回は購入したお店の在庫が無く8ポートと5ポートとなった。 図の様に8ポート用も5ポート用も全く同サイズで、左図の様に信号確認の LEDと右図の様にLANのコネクターの数が違うだけである。 ◆電源内臓による電源ケーブルの問題 購入前にケーブルの接続する方向を見てはいたのだが、実際に現物を見て みるとACケーブルがLANケーブルとは違う90度方向から出てきており 、そのコネクターも以前ラジカセ等でよく利用されていた脱着式のコネクタ ーとなっていた。 その為に図の様に大きくコネクターが飛び出す様な感じになり、LEDの 付いた部分を正面にするとなると左側面にACケーブルが出てしまう為に、 機器同士の空いた幅の狭い部分に設置し様としたがとてもできなかった。 その為にHUBを分解してACコネクターの位置を背面のLANケーブル 用のコネクター側に移動しようと試みた。 5ポートHUBを分解すると左図の様になっており、左側の紙エポキシ系 の基板が電源でその右側のガラスエポキシ系の基板がHUB用の回路となっ ている様である。 問題のAC電源コネクターは左上にある黒い角型の物で、よく見てみると 右図の様にケースの切れ目に差し込む様にして取り付けてある。 しかし空いていると思われた部分には貼り付けマグネット用の突起があり 、たぶん8ポートHUBになるとこの部分にあと3ポート分のLANコネク ターがくる為に無理に5ポートHUBを改造できたとしても8ポートは変更 出来ないであろう。 これらの理由により今回は無改造で使用する事にした。 ◆HUBの設置方法 以前から使用しているELECOM製のPC机は、右図の様に両サイドに 板金製の側板が使用されている為にこの部分に右図の様にしてスイッチング HUBを貼り付けて使用する事にした。 下段の方にはCD類を並べてある為に、CDが押しかかってきてACケー ブルをつぶしてしまわない様に、下側に若干見えると思うが8インチフロッ ピーケースサイズのフタを上向きで置いている。 そしてフタの中にACケーブルを落とす様にする事で、ACケーブルに負 担をかける事無く利用できる様になる。 上段側はそのままACケーブルを背面に曲げて設置しているが、この場所 には後ほど電話交換機を設置する為にACケーブルの保護策はしてない。 最近ではこの様にマグネット付きのHUBも多いが、この様な設置方法が できるのも意外と便利良いかも知れない。 このマグネットはHUBケース自体から取り外す事もできる為に、CRT ディスプレィ等の磁気を帯びた製品を設置できない場合には取り外して使用 する必要があるだろう。 メインに戻る コンピュータ選択メニューに戻る ADSL選択メニューに戻る IC-DSL選択メニュー LAN高速化に戻る
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