ADSLルータ BR10A−C2Hの紹介


◆モデム本体
 電光石火を契約後、IC−DSLの取り外し日もわかり電光石火 の接続日も決定し、それから1週間もしないうちに左図の様なモデ ムが届いた。
 このモデムは沖電気製のBR10A−Cの平成電電版で、末尾に 【H】が付いており2002年8月より提供されている様である。
 その為か右図の様に取扱説明書には平成電電と明記されており、 電光石火の設定関係が中心に記載されているが、通常は右上図の右 側に見える『らくらくスタートガイド』だけを見れば、電光石火を 利用するにあたっての設定がらくにできる様になっている。
 電光石火ではモデムと言う表現を使用していた為に、もしかする とブロードバンドルータが必要になるのではないかと思われた。
 モデムが届いて早速見てみると右図の様にLANのコネクターは 1つしかなかったが、ドライバー用のCDやFDDが見当たらない 事もあり、説明書や沖電気のホームページを調べてみるとルータだ と言う事がわかり一安心である。
 これは、モデム接続となるとLANコネクターでも専用の通信と なり、単純にHUBでLANポートを増やして使うと言うやり方が できなくなってしまう為に、別途ブロードバンドルータを購入して 拡張すると言った方法が必要になる。
 最近ではスイッチングHUBも安く、ギガタイプのスイッチング HUBも安くなっている為にこちらのタイプでも良いが、モデム自 体が10/100BASEタイプの為に100BASE対応の製品 を用意しておけば十分だろう。
 いつも困ってしまうのがこのACアダプターで、前回のNTT− ME製MN7330と同様に今回の製品にも大きなACアダプター が付属されていた。
 7.5V1.0Aと言う事で結構な大きさになる為に、コンセン トに挿し込むと場所を取り邪魔な物である。
 その為にできればモデム本体に内蔵して欲しい所だが、PC周辺 のコンセントは多数使用する為に、ACアダプタのプラグ部分を延 長する1口コンセントを用意し、テーブルタップを有効に使える様 にするとよいだろう。


◆スプリッター
 今回の沖電気製モデムにも左図の様なADSL用のスプリッター が付属するが、NTT−ME製のルータと同様にNECトーキン製 で全く同じ型式の製品であった。
 スプリッターには右図の様に短いモジュラーケーブルが付属して いるが、前回同様に別途高速通信用ケーブルを購入した物でケーブ ル長を設置位置により調整して製作し直し使用している。
 このスプリッターは前回と全く同じ製品だった為に、新たに今回 の物は使用せずにそのまま接続して使用している。
 この製品は何Mまでに対応しているか確認はしていないが、前回 のNM7330が24Mで今回のモデムは12Mと半分な事もあり 全く問題は無いだろう。



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