◆ACアダプター 電源に関しては以前使用していたNTT−ME製のMN7330 と同様なACアダプター式で、左図の様にほぼ同じ大きさのACア ダプターが付属していた。 電源関係は全て右図の様にPCテーブルの背面にある収納部分に て行っているが、このACアダプターに電源を供給する為のテーブ ルタップを用いて、元の電源用テーブルタップに接続している。 よく店舗等ではACアダプター用の短い1口延長コードが販売さ れているが、今回の様に収納箇所にあまり厚さが無く垂直部分に取 り付けるには不向きである。 その為に、2口程度(2口と横に1口が多い)のテーブルタップ 面の全面が覆い被さる感じにACアダプターを挿し込み事で余分な 口にホコリが入り難い様にし、右上図の様に横向きに配置しケーブ ル類が折り曲げられ負担がかからない様に設置すると良いだろう。 ◆スプリッタの接続 ADSL関係ではどのタイプも必要になるスプリッタだが、通常 は内蔵されず左図の様に2分配器の様な形状になっている。 今回は以前使用していたNTT−ME製のMN7330に付属し ていたスプリッタと全く同型番の製品だった為にそのまま利用した が、特にADSLのタイプを変更し転送速度が上がった場合にはこ のスプリッタ自体の特性が変わっている恐れがある。 その為に以前からADSLだからと言ってそのまま使用せず、必 ず付属の物と交換した方が良いが、実際に回線を接続してみてスプ リッタを交換しながら実転送速度を計測して速い方を使用すると言 うのも一つの方法だろう。 ◆ルータの接続 そしてルータ本体の接続もADSLタイプの場合にはほぼ同じで 、左図の様にスプリッタからの電話用モジュラーコネクタであるR J−11が左端に接続され、一番右端に見えるのがLANであるR J−45コネクタにその横にある黒いコネクタがACアダプタ用の ものである。 通常の場合は以前使用していたNTT−ME製のMN7330の 様にLANが4ポートもあれば十分だが、今回OKI製のBR10 A−C2HではLANポートが1つしかない為に、複数PCやプリ ンター関係もLANで接続している場合には注意する必要がある。 最近ではプリンター等の周辺機器にも無線LANが内臓されてい る製品も多くなり、あまりHUBのポート数を気にする必要も無い のかも知れない。 今回のルータ本体は縦置きができず横置きのみとなっていたが、 PCテーブルの棚にはスペースが無く右上図の様に電話用の交換機 上部に置いておく様にした。 ◆ゴム足の取り付け 今回のルータが横置き専用の為に左図の様に電話用交換機の上部 に設置したが、交換機自体は電源を入れたままで夏場等ではこの部 分に放熱用のスリットがある為に確実の放熱性が悪くなってしまう 。 その為に少しでもルータとの間隔を空ける為に、今回はホームセ ンターから右図の様なゴム足を購入して用意した。 ゴム足はできるだけ高さが高くルータ本体が小型な為にできるだ け小さいサイズの物を用意したが、あまり径が小さいと両面テープ が効かなくなる為に注意が必要である。 今回は店舗にある一番高さが高い物の中から右上図の様にルータ 本体に取り付けてあるゴム足よりは多少大きめなタイプを選択する 事となった。 両面テープ付きのゴム足があれば一番良いのだが、おそらくどこ でも高さがあって両面テープ付きの物は無いだろう。 その為に別途両面テープを用意しておき左図の様にゴム足を貼り 付け、ゴム足の形状と同じ様に切り取って使用する事になる。 この時にゴム部分をよく拭き取るか引っかく様にしないとゴムに 付着した汚れで両面テープが剥がれ易くなっているだろう。 また、使用する両面テープも一般的な物ではなく、自動車のスポ イラー用や屋外用等を使用するとしっかりと貼り付くと思われるが 、逆にルータ本体には強力に貼り付いてしまう恐れがある為に注意 する必要がある。 しかし剥がれてしまっても何ら問題無い為に、今回は普通の両面 テープを使用して貼り付け、剥がれてしまったならば改めて両面テ ープを付け直す様にした。 ルータへの貼り付けは右図の様に元々のゴム足付近に取り付けた が、貼り付ける場所も注意する必要がある。 右図の様にルータ底面を見てみると放熱用のスリットが多数ある が、この部分にゴム足を貼り付けてしまうと剥がれやすい為に避け た方が良いだろう。 また、ゴム足を取り付ける際にはルータ面も綺麗に拭き取り、し っかりと押しつけて貼り付ける様にするが、冬場等では冷えて貼り 付き難い為にゴム足側に貼り付けた両面テープをドライヤー等で軽 く暖めておいてから貼り付けると良いかも知れない。 今回はこのゴム足を取り付ける事により、左図の様に本来は3〜 5mmだった物が20mmもの高さを得る事ができた。 また、下側にある電話交換機の放熱用スリットは本体上部の後ろ 半分にある事から、できるだけ電話交換機の正面寄りにルータを設 置する事にしている。 これにより電話交換機の熱ができるだけルータ底面のスリットか ら入らない様に考慮した。 本来は全く熱を発しない部分に設置するのが望ましいが、機器類 は周囲の雰囲気温度が多少なりとも上がってしまうと、内部では予 想もしない高温となり破損し易くなる為に、熱対策には十分に注意 する必要がある。 メインに戻る コンピュータ選択メニューに戻る ADSL選択メニューに戻る 電光石火選択メニュー
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