無難な所で『OCN ADSL』


◆『ぷらら』と『TikiTiki』
 そして乗り替えるプロバイダーを色々と探してみるとやはり安い となると【 ぷらら 】や【 TikiTiki 】が出てくる。
 しかし【 ぷらら 】の方は以前安いコースがあったと記憶していたが、今回調べてみ るとフレッツ関係しかなくなっている様な感じであった。
 その為に今回はぷららは対象外とする事にした。
 【 TikiTiki 】の方にもやはりTikiTikiADSLコースとフレッツAD SLコースがあり、既にフレッツ分だけで月々2,500円前後も かかってしまう為に、更にこれにプロバイダーの料金となる事から フレッツは完全に除外している。
 その為にTikiTikiADSLを覗いてみると、当地で利用 できるのはACCAプランとTOHKプランの2つであるが、この TOHKプランは以前利用していたIC−NETで使用していた回 線と同じTOHKnet( 東北インテリジェント通信株式会社 )を利用しており、やはりここでもIC−NET利用時に使用して いた時と同じ1.1Mプランで2,100円前後と全く同じ料金で あった。
 そしてもう一つのACCAプランの方を見てみると、なんと64 0kプランがあり1,600円前後と金額だけは平成電電の電光石 火に匹敵する。
 もう一つ上のプランで3Mになっても、TOHKプランの1.1 Mと同金額の為に、利用するならこの辺のプランと言う事になるの だろう。
 その他も色々と探してみたものの、やはり月々3千円以上と言う 所が多く、2千円切る所は無かった。
 そして平成電電の事もありどこにするかしばらく悩んだが、どこ だから安心と言う事は無いのだが、やはりNTTグループと言う事 もありここは無難にNTTコミニュケーションズのOCNを利用し てみる事にした。
 OCNなら大丈夫なのかと言う事は何とも言えず、NTT回線の 利用料が高いと言う話からグループ会社の話へと発展し、解体等の 自体になった場合どうなるか等、この先はどこを利用していても予 測は付かないのだろう。

◆OCN ADSL セット
  OCN(OPEN COMPUTER NETWORK) には利用時点で3種類のサービスがあり、ウィルス対策・ テレビ電話機能付IP電話・ネット金庫がセットになっている『O CN ADSL 50M超 エンジョイパック』と NTT東日本のフレッツ を利用した『OCN ADSL フレッツ』に、今回利用する事と なった格安の ACCA NETWORKS を利用している『OCN ADSL セット』があった。
 更にセット内には50M超の『ハイパープラス』と12Mに3M とがあり、それぞれにドットフォン(IP電話)付プランとADS L接続のみのプランがある。
 今回もできるだけ安く接続したいと言う事で、迷わず3MのAD SL接続のみを選択し月々2,770円(税込)となったが、AD SL接続のみの場合にはマイライン登録をすると割引が効き、若干 ではあるが安くなり月々2,655円(税込)となる為に、後日マ イライン登録の確認を行う事とした。
 そして今回は接続の2ヶ月無料キャンペーンもあったのだが、そ れよりも助かったのは諸経費が全て無料と言う事で、NTT契約料 の840円(税込)とDSL工事費である3,203円(税込)の 4千円分が無料となっていた事である。
 DSL接続の場合には一度接続して使用すると別の接続を使用す る際には必ずDSL取り外し工事が必要となり、これでも3千円前 後の手数料がかかってしまう為に、乗り換えの場合には予定してお く必要があるだろう。
 そしてOCNへの入会費も無い様で、2ヶ月無料の中には月々1 58円だがNTT回線使用料も無料と言う事になっていた。

◆早速OCNへ申し込む (2006.04.21〜)
 5月の連休に入る前に全ての手続きを終了する為に早速21日に OCNのホームページより申し込んだ。
 申し込みのページに入ると電話番号の入力を求められ、その番号 から右図の様に現在利用できるプランが全て表示される為に、この 中から新規申込ボタンを押して次の処理に進む様になる。
 ホームページからの処理画面は多く、AからHまでの8画面に渡 っての入力が必要で、その中に入力する為の電話回線契約者名とこ れからOCNで使用するメールアドレスを予め用意しておく様にす る。
 そして最後のH画面まで進むと認証IDとパスワードが発行され 、これとは別にメールアドレスとメールパスワード等が発行され、 最後にある確認ボタンを押す事により全ての申し込みが完了した事 になる。
 この時点でダイヤルアップ接続が可能となり、メール自体も使用 できる様になっている為に、とりあえずメールチェッカーを追加設 定しOCNメールをチェックさせてみた。
 するとエラーも無くチェックしている様で、メールを送ってみる とメールチェッカーが動作しメールを受信した事が確認できた為に 、メーラーにアカウントを追加してOCNメールも使える様にした 。
 申し込み画面に現在DSL使用中の入力はあったのだが、いつ切 り離すか等の詳細を書き込む部分が無かった為に、申し込み直後に 届いたcodenメールに返信にて詳細をメールした。
 ところが開通日の問い合わせと勘違いされた様で、再びメールを 送ったところ次の日にメールが届き、解約日等に付いては後日OC Nから連絡があるとの事だった為に待つ事にした。
 そして電光石火の方はメールでと思っていたが、左図の様に個人 の情報管理メニューがあり、ここから解約手続きを行うだけでよい 様だったので解約のページから手続きを行ったところ、解約手続き 中に表示が変わり左図の様にDSLの取り外し工事が済んだ後は左 図の様に解約された表示になっていた。
 平成電電の電光石火は手続きも簡単であったが解約も簡単で、そ れに比べるとOCNは入力項目がかなり多く感じられた。

◆OCNより資料が届く (2006.04.25)
 数日してOCNから左右にある様な資料が届いた。
 左図の左側にある物がOCN ADSLを使用するにあたっての 設定関係の資料で、ホームページの申し込み最後に表示される内容 が文書化されて送られてくる様で、安全性確保の為に二度と発行さ れない他に問い合わせに関しても受け付けない様なので、届いた資 料は紛失しない様に保管しておく必要がある。
 そしてその右側にあるのがOCN利用までの流れが書いてあり、 自分で設定する方法と設定をおまかせする2つの方法が記載されて おり、設定を依頼しても今なら無料キャンペーンも行っている事か ら申し込み時に無料かどうかを確認すると良いだろう。
 更に右上図にある物が『はじめにお読み下さい』と『キャンペー ンのご案内』である。
 しかし乗り換え時の旧DSL接続の取り外しに関した資料は全く 無く、ホームページで再度確認してみるとOCNからではなく今回 利用したACCA側から連絡が来る様である。
 そして少しでも安い方が良い訳で、以前マイラインサービスが開 始される際にNTTコミニュケーションズにしたつもりであるが、 再度確認してみないと不明である事から問い合わせの連絡ついでに 左図のページからプラチナラインの申し込みをする事にした。
 ホームページから申し込みに処理を進むと、なんと後日郵送で資 料を送る為の住所入力フォームで、その場で申し込み手続きができ る訳ではなく、また数日後に資料が届くまで待つ事となってしまっ た。
 申し込みと同時に確認のメールが届くが、できればADSL申し 込み同様にホームページ上から全て済ませられる様になっていた方 が便利で、後日届く資料に記入して送ると言う手間を考えると2度 手間である。

◆突然、OCNからのメール (2006.04.26)
 旧DSL解除の件については後日資料が届くと言われていたが、 その後何も送られて来ないと思っていた矢先、突然OCNから左図 の様なメールが届いた。
 その内容は、『処理手続きを継続するために、客さまへの確認が 必要な状況となり現在処理が待機状態となっており、本メールをご 覧になり次第、下記フリーダイヤルまでご連絡をお願いいたします 。』と言った内容であった。
 後日送ると言われたり、直ぐに電話しろと言われたり・・・(^_^;)
 そこで早速、処理が遅れてはと思い電話してみるとやはり旧DS L接続の話で、解除しないと工事ができないとの事であった。
 なかなかOCNからこの件について連絡が無かった為に、OCN の開通予定日数分と予備日を考えて、電光石火には予め5月22日 でお願いしてあった為にその旨を伝えた。
 すると解除日と解約日の話になり、IC−NETの時から解約日 が解除してからや月末と言う事から同じ様に対応したが、OCN側 では解約日の前に解除日が来る事は無いと言う。
 しかし実際にIC−NETの時も電光石火の時にも解約日よりも 解除日の方が前に来て、DSL回線を切り替えた後でも月末までは メールその他を使える様になっていた。
 こんな話を3度繰り返したがOCNの担当者はどう勘違いしてい るのかわからず、説明するのも面倒になり間違いなく電光石火側は 『5月22日にNTT側で解除します』と言う確認が取れていると 話すと更に解約日と解除日の話が出た為に、解約日を電光石火に手 続きした日を告げたところ、それで話は完結しOCN側でも22日 の午後に接続工事を行う段取りを付ける話で終わった。
 しかし、解約日でなく工事ができる事の確認の為に解除日さえわ かればいいような気もするが、いったいどういう事だったのか私が 理解していなかっただけなのか未だに不明・・・(^_^;)
 更に、やっとOCNとの電話が終わりホッとしていると、折り返 しの様に電話がかかってきて、またOCNかと思ったら今度はアッ カネットワークからの電話であった。
 そして話をしてみると先程のOCNからの電話とほとんど同じ内 容の話で、確かにアッカネットワークは別会社であるが2箇所から 同じ内容の電話をする必要はないだろう。
 この場合にはアッカネットワークとの連絡だけで済むはずで、O CN側で受け付けるのであればその内容をアッカネットワークに伝 えれば良い話で、更にこんな所でも二度手間がありユーザーにとっ ては多少面倒な事なのだが、これはフレッツを利用した場合にも同 様になるのだろうか?
 そして次の日に左図の様なハガキが届き、NTTコミュニケーシ ョンズからやっとメールと同様のハガキが届いた。
 何かもっとちゃんとした手続き資料でも届くのかと思っていたが このハガキ1枚待っていたとは、それならばOCNの申し込み段階 に乗り換え項目がある為に、資料の中にでも同封すれば済む話だっ たのではと思った。
 そうしているうちに4月も終わりに近くなり、右図の様な『マイ ライン申込書』が届き、プラチナラインの申込書ではないのかと裏 を返してみるとプラチナラインの宣伝が載っていた。
 そして同封の資料を見てみると書き方が記載されており、プラチ ナラインの書き方についても記載されていた。
 やっとOCNの処理も進みあとは開通を待つばかりとなり、5月 も連休に入った為にマイラインの申込書にプラチナラインの記載を し、5月1日にポストへと投函しておいた。

◆マイラインの問い合わせ (2006.05.09)
 5月の連休も終わり突然携帯に未登録の電話番号にて着信があり 、間違い電話かと出てみるとNTTコミュニケーションズからであ り、マイラインについての問い合わせの電話であった。
 今回、OCNを利用する際に割引になる事からマイラインの登録 ついでにプラチナラインを申し込んだ旨を伝えると、なんと現在既 にマイライン登録済みの為にそのままでもOCNの割り引き対象に なると言う話であった。
 あまり電話を使わないのであれば手数料に840円かかってしま う為にそのままでもよいのではと言う話であったが、登録すれば使 用料が少ないなりにも安くなるし、せっかく問い合わせてもらって までなのでプラチナラインをお願いしたのだが、以前のOCNの電 話とは違いこちらは応対が良すぎる感じがした・・・(^_^.)
 そして数日もすると左上図の様な『サービス開始のお知らせ』が NTTコミュニケーションズから届き、プラチナラインのサービス が開始される旨の書類であった。
 更に右図の様なハガキも届き、こちらはアッカネットワークから のADSL開通工事についての連絡であった。
 内容についてはNTTからのADSL適合判断結果と工事に関す る内容であったが、単に5月22日にNTTにて工事を行う事と、 不具合でキャンセルする場合には7日以内に確認を行いキャンセル しないと料金が発生する旨が書いてあった。
 あとはモデムも後日送付する内容と、モデム接続時に認証ID等 が必要になると言う事はわかるのだが、(OCNユーザーID)@ acca.ocn.ne.jpは何に使用するのか不明だったが、 特に設定する部分もない事からあまり気にしていなかった。

◆モデムが届く (2006.05.21)
 なかなかモデムが届かず着々と開通日が迫って来ていたが、よう やく前日の5月21日にモデムがゆうパックで到着した。
 本来は事前に必要な設定がセットアップ画面から設定できるかど うか等を確認しておきたかったのだが、とりあえず右図の様に箱か ら製品を取り出して不足品が無いかどうかだけを確認しておいた。
 使用するのは本体とACアダプターだけで、LANケーブルや電 話線はこれまで使用していた物をそのまま接続する為に、これらは そのまま箱に入れて保管しレンタル終了時に返却する。
 今回はスプリッタに違う型式の製品が使用されていた為に、これ まで12Mで使用していて今回の3Mに使用できない事はないと思 うが、カットする帯域等の特性が違っている可能性を疑い、今回は スプリッタも交換する様にした。
 今回のパッケージには左右の図にある様に簡単接続と言う資料が 付属しており、みれば誰でも簡単に接続設定ができる様になってい る。
 更に右図の様に簡単設定CD−ROMも付属していたのだが、何 か変な物がインストールされてしまうのも嫌だった事と、単にモデ ムを接続してLANを接続して設定画面を開き、あとは接続に必要 な設定項目を2〜3入力するだけの為に使用しなかった。
 設定は簡単で、ブラウザーのアドレスバーに192.168.0 .1と入力し、ログインすると左図の様な基本設定画面が表示され る様になる。
 その項目にある『接続用認証ID 』と『接続用認証パスワード 』 に、以前OCNから送られてきた設定関係の書類に記載されている 物を入力し、あとは設定保存ボタンを押してからモデムを再起動し ておき、モデムが再起動すれば自動的に接続されて従来どおり使用 できる様になる。
 この様な手順で22日には会社から帰って夜の10時過ぎからモ デムを入れ替えて、あとはセットアップ画面から認証ID等を入力 しただけで無事開通する事ができた。
 前回、IC−NETから電光石火に移行した際にも同様だったが 、この様に日中会社に出勤しているうちに旧DSLの取り外し工事 と、新しく乗り換えた所の接続工事が1日で完了すれば、実質接続 できない期間が無く利用できる様になる。

◆更に書類が届く  その後も何のトラブルも無く使用していたが、5月末には左図の 様なハガキが届き、マイラインセンターからのマイライン登録内容 の通知であった。
 中を開けてみると市内・県内・県外・国際の4項目中、県外のみ 登録内容の欄が空白になっており、慌ててマイラインセンターに電 話しようとしたが17時までで通じなかった事もあり、NTTコミ ニュケーションズのカスタマーフロントは21時までだった為にこ とらに聞いてみた。
 すると、県外のマイラインは以前登録済みだった為に未記入だと 言う事がわかり、サービス自体は有効であると言う回答であったが 、それならばマイラインセンター側も登録済みと記入してくれれば 問題なかったのだが、確かにハガキには『今回申し込みのあった区 分のみ記載』とあるが、これでは以前登録してあったものなのか、 それとも未登録なのかが全くわからず、何とも不可解な記入方法で ある。
 そして6月10日には右上図の様な封筒が平成電電より送られて きて、書類を見てみると電光石火の解約完了の通知であった。
 どうやら平成電電から日本テレコムに事業譲渡された様であるが 、まだ電光石火もFREECOMも新規登録はできない様である。
 と言う事は、今までサービスを利用していた人はそのまま使えて いるのかも知れず、それならば1年分支払った分だけでも使用して おけば良かったのかも知れない・・・(^_^;)
 問題は平成電電の時の金額で日本テレコムも電光石火を生かすか 、それとも新規募集はせず既存の会員だけのサービスになるのかは 多少興味のある所である。


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