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aiboの基本動作

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◆電源を入れる
setpos.jpg  ここのページではaiboにメモリースティックのaibo−wareを 入れないで電源を入れ、故障を調べるクリニックモードで基本的な動作をさ せる場合の説明である。
 aiboの背中にある電源スイッチを押す前には、必ず右図の様な体勢に してから電源を入れる様にする。
 電源を入れる前であれば手である程度動かせる為に、無理な力を加えない 様にしてゆっくりと右図の様な体勢にする。
 これの体勢は電源投入直後の原点復帰動作を行う際に手足を同時に動かす 為に、もしも干渉し易い体勢で電源を入れてしまうと過負荷の原因となり故 障してしまう可能性がある。
 その為に、電源を入れる際にはaibo−wareの有無に関わらず必ず 右上図の様な体勢から行う様にした方が良いだろう。
initialize.jpg tatu.jpg  電源を入れられたaiboは左図の様に4本の手足をゆっくりと伸ばしな がら、そしてくるくると回転させながら原点復帰する。
 原点復帰動作が終了すると右図の様にゆっくりと立ち上がり、正面を向い たままで4本足でしっかりと立ち上がる。
 ここから直ぐに基本動作を行う様になる。


◆電源投入直後の動作
tatu.jpg suwaru.jpg fuseru.jpg
 aibo−ware等のメモリースティックを入れないで電源を入れる事 によりクリニックモードとなる。
 すると上図の様に原点復帰後は【立つ】⇒【おすわり】⇒【ふせ】の3つ の動作を数秒おきに動作を変えながら、この3つのパターンを繰り返す様に なる。
 この動作にてaiboが正常に動作しているかどうかを黙視で確認する。


◆しっぽを3秒左に倒す
suwaru.jpg migite.jpg hidarite.jpg baybay.jpg
 またaiboがバランスよく動くか他の動作パターンをさせる事ができ 、一緒にしっぽスイッチが効くかどうか試す事ができる。
 ここではしっぽスイッチを3秒間だけ左に倒すと上図の様に【おすわり 】⇒【右バイバイ】⇒【左バイバイ】⇒【バンザイ】の4つの動作を数秒 おきに動作を変えながら繰り返す様になる。
 また、しっぽスイッチを右に3秒間だけ倒す事により今度は【前進】⇒ 【後退】⇒【右脚キック】⇒【左脚キック】の4つの動作を数秒おきに動 作を変えながら繰り返す様になる。
 この様にして、電源投入直後の動作としっぽスイッチを左右に倒した場 合の動作を確認し故障かどうかを判断する様にする。


◆その他の動作モード
ote.jpg  その他のテストモードとしてしっぽスイッチを左右どちらかに1回転 させるとaiboは脚を広げて伏せの状態になり、その状態のままで次 の様な動作確認を行う事ができる様になる。
 @脚先にある肉球スイッチを押すと左図の様にさわった客を引っ込め る様な動作をしこれで肉球スイッチの動作確認を行う。
 肉球スイッチを押す際にはあまり強く押したりすると駆動部分に負担 がかかる為に、できれば肉球スイッチ周辺の脚を2本指で挟んだままで 親指で肉球スイッチを押す様にした方が良いだろう。
 A鼻先にある距離センサーに手などをかざすとaiboが音を鳴らす 様になり、距離センサーに手等が近すぎたり遠すぎたりしても動作しな い為に、動作しない場合には距離センサーから手などをゆっくりと前後 させてみる様にする。
 これらのテストモードは再びしっぽスイッチを左右どちらかに回転す れば解除でき、解除された後は電源投入直後の【立つ】⇒【おすわり】 ⇒【ふせ】を繰り返す様になる。
 B頭部スイッチのチェックを行う際には、aiboの頭を顔が下を向 く様に軽くなでると頭の上にある角ランプが緑色に点灯し、aiboの 頭を顔が上を向く様に軽くなでると角ランプがオレンジ色に点灯する。
 Caiboの口の中にあるカラーカメラのチェックを行うには、ai boに付属のピンク色のボールをカメラに近付けると頭部にある角ラン プが青色に点灯する様になる。
 この様にしてaiboが持つセンサーとアクチュエータ関係のテスト を行える為に、動作がおかしい場合には一旦aibo−wareである メモリースティックを取り外し、aiboをクリニックモードで動作さ せて確認する必要がある。


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