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特注したaibo用収納ケース

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◆完成したaibo用ケース
 左図の左側にあるのがaiboを購入した際のダンボール箱で、その右側に あるケースが今回 ハクバ写真工業 に特注したケースである。
 ケース自体は一般市販されているNXシリーズのチタンカラーをベースに製 作を依頼し、サイズと内部構造の詳細をこちらで指示した通りに作って頂いた 。
 ケース上部にはキャリングハンドルにケース両端にはキャリングベルトを取 り付けられる金具を取り付けてあり、開閉機構部分には標準仕様と同じカギが かけられる様になっている。
 ケースのフタを開けると左図の様に中箱が見え、右側に細い幅の収納場所が ありケースのフタには右図の様にポケットを付けた。
 このポケットは左図上の中央部分に見える所で開かない様になっており、こ の部分のつまみを90度回して外せば右図の様にポケットを開ける事ができる 様になっている。
 ポケットは手前の方に倒れて来る事は無く、右図のポケット上部を見ると両 端の2箇所で吊り下げられているのがわかるが、この吊り下げ部分の長さだけ ポケットが手前に倒れて来る様になっている。
 その為に右上図の様に物の出し入れに必要な分だけ倒れて来る為、ケース下 にある中箱にある物にポケットが倒れて衝撃を与えない様になっている。
 中箱の両端には左図の様にベルト状の引き上げハンドルが付いており、この 両端のハンドルを持ち上げると左図の様に中箱を引き抜ける様になっている。
 この中箱を取り外すとケース内部は右図の様になっており、aiboを収納 するスペースの周囲に灰色の硬質ウレタンが貼られており、この部分で中箱を 浮かせる様にしてある。
 右図では撮影した角度によりケース手前の方に硬質ウレタンが貼られていな い様に見えるが、同じ厚さの物を四方に貼り付けて中箱を支える様にしてある 。


◆aiboを収納する
 いよいよケースにaiboを収納するが、今回はaiboが梱包されていた ダンボール内の梱包材だけ利用する事にしている。
 ダンボールから左図の様にaiboとその梱包材をゆっくり取りだし、左図 の様にaibo本体を梱包材に載せたままではケースが深く落下させると破損 の危険性がある為にaibo本体は予め別の場所に置いておく様にする。
 そしてaiboの下側にあった梱包材を右上図の様にケースの底に入れる様 にし、aiboの向きはどちらにしても問題ないが通常は抱きかかえる際にケ ースのフタを開けた側から持ち上げる為に、この方向から抱きかかえ易い方向 が良いだろう。
 その為に右利きの場合は右上図の様にaiboの頭が左向きになった方が良 いだろうと思う。
 今回もカメラケースの時と同様に、左図の様な乾燥剤を利用する。
 今回使用した物はケースメーカと同様のハクバ製の物で、右図の様な型式が P−82というカビストッパーと言う製品で25gの袋が4つ入ったものを使 用した。
 しかし今回のケースはサイズが大きい事からも、サイズの大きなジャンボカ ビストッパーと言う型式がP−825で50gの袋が4つ入った物を使用した 方が良いだろう。
 この乾燥剤(カビストッパー)は左図の様にaiboの梱包材とケースとの 隙間に入れる様にし、今回は右図の様にケース長手方向の左右に2箇所へ設置 する事にした。
 カビストッパーはP−82で定価が400円の為に、ジャンボカビストッパ ーを使用せずにaiboの四方に置くと良いかも知れない。
 この乾燥剤は必ず必要と言う事はなく、長期間使用しない場合にはやはりメ カ物は錆等が気になる事と、汚れが湿気でへばり付いてしまう事も防げる様に なるだろうが、汚れた物が乾燥剤できれいにできる訳ではない。
 そしてこの梱包材の上に直接aiboを乗せてしまうと梱包材の表面が面支 持で無い事からaiboに部分的な擦り傷を付けてしまう可能性がある。
 その為に梱包材の上には左図の様にaiboを購入した際に付いていた保護 シートを敷いておく様にしておいた方が良いだろう。
 そしてこの保護シートの上からaiboをそっと乗せ、手足をゆっくりと梱 包材の凹凸に合わせて収納する様にする。
 aiboを収納し終えたら背中の部分に保護シートを被せる様にして、その 上から左図の様に上側の梱包材をケースに収納しaiboを覆う様にする。
 この様にして収納すると右図の様に中箱を支える硬質ウレタンの高さとai boの梱包材とが同じ高さになり、aibo自体には中箱の自重が直接かから ない様な構造にしている。
 その上に中箱を左図の様に入れるだけで、この中箱の左右は関係無くどちら の方向でも収納する事ができる。
 この中箱はケースの高さよりも多少低くしてあり、上のポケットや中箱の両 端にあるベルト式ハンドルがはさみ込まれたり干渉したりし無いように考慮し てある。


◆中箱への収納
 今回は結果的にaibo−wearが一つと言う事を除いてはフルオプショ ンを収納する事になり、それぞれの空箱も全てこのケース内に収納している。
 標準キットは梱包材と共に左図の左側の様に設置し、その右側には2本目の バッテリーとポータブルチャージャが箱ごと設置してあり、その右側にはエナ ジーステーション付きのスタンドを保護用の袋に入れて設置している。
 ケース右側の狭いスペースには、エナジーステーションとaibo−wea r用の空箱を先に入れて、その上に右上図の様に2つ目の別売ACアダプター を箱ごと収納している。


◆ポケットへの収納
 ポケット内には左図の様にビニール袋でまとめたオプションを含む取扱説明 書を収納してあり、その右側に見えるのがケースに付属のショルダーベルトで ある。
 そして今回は予定していなかったのだが、SonyPlazaからaibo の1/4スケールフィギアが出ると言う事で、右図の様なチュッパチャプス付 きの製品が白いラッテと黒いマカロンの2体が出たが、購入時期が遅れてしま った為にラッテは既に売り切れてしまい、予定では2ヶ月待ちと言う事であっ た。
 このaiboフィギアだが左図の様にポケット内に丁度収まる様になり、右 図の様に2箱分の収納が可能な事から、ラッテとマカロンを両方収納できるで あろう。
 この様に、ポケットとケース右側にある収納スペースを上手く利用すると、 中箱には常に使用する物を全て置く事ができる様になる。
 フルオプションだとバッテリーやACアダプターも2個ずつになり、ポータ ブルチャージャも置く必要がある為に、今回の設置方法以外に色々と並べ替え て見るようにした方が良いだろう。


◆別注アルミケースについて
 今回ケースの特注をお願いした所は以下の所である。

       ハクバ写真工業株式会社 『ケースふぁくとりーHAKUBA』
         〒573−0102
          大阪府枚方市長尾家具町3−10−10
          TEL:072-857-0898戟@ FAX:072-850-1921
           URL http://www.hakuba-pmc.co.jp
           URL http://www.rakuten.co.jp/hakubakogyo

 こちらは会社だけでなく個人的な製品を一台から製作して頂ける為に、今回 のaiboケースだけでなくビデオカメラやノートパソコン等のケースを自分 だけのピッタリ収納を考えている方は一度は見積りだけでもお願いしてみると 良いだろう。
 今回お願いしたケースはかなり大型の物になってしまい、ポケットや中箱も 付けて特注価格が5万円弱で、送料が一律1千円と言う事で消費税を入れても 5万円でおさまった。
 これだけのケースが特注で5万円であればお買い得かもしれない。
 また、内部にウレタンをパーツに合わせてカットもして頂けるのだが、型代 が高価でaibo周辺だけでも4〜5万円との事で、何台か作る予定があれば お願いしてみても良いだろう。


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