製品の紹介
PLANEX製 ネットワーク リモート コントロールカメラ (CS-MVTX01F)


◆製品について
 最近ではUSBカメラに関してはかなり安くなってきており、 10〜20万画素では1〜3千円で購入できるまでになった。
 しかしUSBカメラではテレビ電話的な物に使用するには良い のだが、監視等では常にPCの電源を入れておく必要があり電力 ・スペース的にも問題が多い。
 LANを直接接続できるタイプも出ているが、これだと2〜3 万以上と高価でパン・チルトも利くとなると更に高価となってし まう様であった。
 その為に使ってはみたかったがなかなか気軽に買える物ではな く、そんな時にPCショップからのメールで何気なく特売品を見 て見つけたのが今回購入したWebカメラであるが、この製品は 現在でも2万円台で販売している所が多い中で、今回は9千円台 で購入できた。
 早速手配してみるとその週には届き、左上図の様な袋に入り宅 急便にて送られてきて、製品は右上図の様な結構大きな箱に入っ ていた。
 箱は簡単に開いてしまわない様になっており、左図の様に一旦 側面を引き上げてから右図の様に箱の上面を持ち上げる事により 箱を開ける事ができる様になっている。

◆上部にあるもの
 箱を開けるとまずは左図の箱のフタにある保護用のダンボール がかけてあり、それを取り除くと左図の様に中から説明書等が見 えてくる。
 取り出してみると右図の様な物が入っており、簡単設定マニュ アルやユーティリティ用のCDに保証書等が入っている。
 詳細な取扱説明書は付いておらず、CDの中にPDFファイル として収納されているが、ホームページ上から最新の物をダウン ロードして使用した方が良いかも知れない。

◆下部にあるもの
 上記の様に説明書等を取り除くと左図の様に2つの白い箱と、 右側に見えるキャプロンに包まれた黒い物体がどうやらカメラ本 体の様である。
 これだけかと思っていたら、白い2つの箱の下にはケーブル類 等が多数入っており、結局右図の中央部分にある様々な物が同梱 されており、LANが使用できる環境があればこの製品だけで別 途用意する事は無いだろう。
 ただ、LANケーブルは2mの為にHUB等まで届かない場合 には別途用意する必要があり、ACアダプター用のコンセントも 遠い場合にはテーブルタップ等を別途用意する必要があるだろう 。

◆取り付け金具
 まずは左側手前に見える白い箱の小さい方を取り出してみると 、この中には右図の様にカメラを取り付けるスタンド用のブラケ ット類が入っていた。
 この丸い円盤外周にある3つの穴により壁等に固定し、あとは 左側にある自在アームを取り付けてカメラの底面に固定する。
 取り付ける角度によっては左上にある棒状のスペーサを円盤と 自在アームの間に入れる事もできる様になっている。

◆ACアダプター
 そしてもう一つの白い箱を取り出して開けてみると、右図の様 にACアダプターが出てきた。
 ACアダプターのDC側ケーブルの長さもある程度ある様だが 、天井等に近い部分に取り付ける際にはとてもコンセントまで届 く様な長さではなく、やはりカメラの近くにコンセントを用意す るかテーブルタップにて延長しておく必要があるだろう。
 付属しているACアダプターは一般的な形状とDCプラグが付 いており、右図の様に出力がDC12Vと言う事の為にプラグの 極性さえ合えば他の物でも使えそうである。
 一般家庭用としては問題ないかも知れないが、右図のラベルで 不可解な表記があり、上部のInputでは100−240Vと 記載されているものの、枠で囲まれた部分には入力がAC100 −120Vと限定されているが、工場内等では200Vが使用で きると便利な為に使えるかどうかである。
 おそらく製品自体は240V対応だが、このコンセントのまま では200V対応ではないと言う事だけなのだろう。

◆拭き取りクロス
 そして白い箱を2つ取り出してみるとその下に色々な物が収納 されており、真上に置いてあったのが右図の様な青色のクロスの 様な物である。
 これは別紙の取扱説明書の同梱リストには無く、標準添付品な のかどうかは不明である。

◆ワイヤレスリモコン
 Webカメラにリモコン?と思われたが、今回のカメラには映 像と音声のAV出力も付いている事から、ネットワークカメラと してではなくHDDレコーダやビデオ等に録画しておくだけの用 途の時には便利だろう。
 リモコンのキーも右図の様に多く、PCから操作できる全ての ボタンが用意されている様であるが、結局は動体検知や自動パン 等では設定をPCから行う必要がある様である事から、設置後に も設定でLANケーブルを接続する事も考慮した設置スペースを 考えておいた方が良い様である。
 このリモコンの背面には左図の様にボタン電池交換用のフタの 部分があり、ここを取り外して右図の様に交換する。
 ボタン電池にはCR2025を使用しており、この製品を購入 するとリモコンと一緒にボタン電池も付属している。
 ボタン電池には極性がある為に逆挿しには十分注意し、右図の 様にプラス側であるボタン電池表面に文字が書いてある側を見え る方に向けて挿し込む様にする。
 挿し込む際にもリモコン側にある電極を折り曲げてしまわない 様に、挿し込む方向を考えて入れる必要があるだろう。

◆フィルタとケーブル
 更にその下には左図の様な黒く丸い小さな物が出てきたが、ど うやらこれはカメラのレンズに取り付けるフィルターで、減光用 のフィルターの様である。
 実際に取り付けてみると若干映像が暗くなり、偏向フィルター かどうかは不明だがこちらも取扱説明書やかんたんセットアップ には記載されておらず、標準添付品なのかどうかは不明である。
 そして右上図にあるのがAVケーブルで、カメラ背面にあるミ ニプラグのAV出力に接続する事で、RCAピンにてコンポジッ ト映像信号と音声信号とが別々に取り出せる様になっている。
 当然であるが音声はモノラルの為にコネクターは1本である。
 更に左図の様にLANケーブルも添付されており、ケーブル長 も2mとある程度長い様である。
 しかしACアダプターと同様にカメラの近くにLANコネクタ ーやHUB等が置いてあれば問題ないが、ほとんどの場合には2 mで届かないだろう。
 その為に予めカメラを設置する場所にLANコネクターを増設 しておくか、HUBや長いLANケーブルを用意しておくと良い だろう。
 以上で同梱品は全て取り出した事になり、あとは右上図の様に カメラ本体のみとなる。

◆カメラの取り出し
 今回のカメラはパンとチルト機構が付いている為に、カメラを 取り出す際には回転機構部分に無理な力がかからない様にして取 り出す必要がある。
 カメラはゆっくりと引き上げ、カメラが入れられているキャプ ロンの袋の開口部には右図の様に封印シールが貼られている。
 このシールを剥がす際にもカメラに無理な力がかからない様に 静かに剥がし、どうしても簡単に剥がせない場合にはハサミやカ ッター等で切り取った方が良いだろう。
 袋の口が開いたならば、後は左図の様に袋の中に手を入れ込ん で、カメラ自体をゆっくりと取り出す様にする。
 カメラを取り出すと右図の様なデザインとなっており、上部が カメラ部分で下部がコントローラになっている様である。
 後に説明するが、この背面側に電源やLANにAVコネクター 等が付いている。


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