◆マザーボードについて マザーボードも種類が多く使ってみない事には分からない部分が多いく、実際選択 する際には困ってしまう。 その為に雑誌などによく出でいる2大メーカーのGIGA−BYTEとASUSの 中から選択する事にした。 チップセットは当時早いと言われたHXチップセットが条件で対応CPUが多い物 を選択するようにした。 結果的にSIMMのスロットが多い事でGIGA−BYTEのGA−586HXの セカンドキャッシュ512KB搭載の基板を選択する事となった。 ◆CPU関連について CPUソケットはSocket7を使用しておりPentium75MHZから2 00MHzまで対応している。 2.8V電圧も発生させられる為にMMX関連のCPUも使用できる。 クロック倍率は1.5倍/2倍/2.5倍/3倍とありバスクロックは50MHz /60MHz/66MHzの3種類だが、スイッチの組み合わせがもう一つできるが 75MHzにできるかどうかは未確認である。 Vcc電圧についてはジャンパーなどの設定は全く無く、全てBIOSによる自動 設定となっている。 その為に取説に載ってないCPUを使用するに当たってはBIOSをバージョンア ップする必要が有り、これを怠るとCPUに正常な電圧が供給されない為に異常発熱 や動作不安定になる場合が有る為にBIOSのバージョンアップ情報はこまめに確認 しておく必要が有る。 しかしBIOSさえ新しければ、電圧設定が不要な為に設定が簡単で始めてDOS /Vを組立てる人でも間違いが起こりにくい為にお薦めのボードである。 ◆セカンドキャッシュについて このマザーボードにはセカンドキャッシュが256KBと512KBの2種類用意 されいいたが、あまり金額の差が無い為に迷わず512KBを選択した。 右図でも解るように、図の上部にある数多くの穴がセカンドキャッシュを搭載する 為のソケット取り付け用穴である。 しかしこのソケットがセカンドキャッシュ用のICよりも高価になる為か、今回購 入したボードでは右図中央にある様にオンボードで512KB搭載タイプとなってい た。 ◆メモリーについて 今回製作した物は2台目という事も有り、余った小さいメモリーを少しでも再利用 できる様にSIMMを6枚使用できるマザーボードを選択しておいた。 当然の事ながらPC98なんかで使用しているSIMM等も使用できる事から、P C98を部品取りにしてDOS/Vを作る際にも役に立つ。 また今回使用したマザーボードでは、タグRAMが1個しか付いていない為にメモ リ容量が最大で64MBまでとなっている。 タグRAMを増設しないでメモリーを64MB以上にすると、全体的に処理が遅く なる為に64MB以上の増設を行う場合は必ずダクRAMを増設する。 ◆拡張スロットについて 今回のマザーボードはISAカードが4枚とPCIカードが4枚実装でき、そのう ちの右図中央にある1スロットがISA/PCIの兼用スロットである為に、ここの スロットはISAかPCIのどちらかだけが使用できる。 PCIバスはISAバスの様に割り込みが重複してもエラーとはならず、重なった ままでも動作してくれるようになっている。 その為にISAバス用スロットは1〜2スロット有ればよく、これから購入するカ ードは全てPCIカードを購入しておいた方が良いと思われる。 メインに戻る コンピュータ選択メニューに戻る 自作DOS/V選択メニューに戻る 組立DOS/V例1メニューに戻る |