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マザーボードへの
部品取り付け

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◆CPUとFANの取付け
cpu-socket.jpg  CPUを取付けるソケットは右図の様にレバー式となっている。
 このレバーは押し下げた時にソケット側面に出でいる爪に引っ掛かる様にできており レバーを図の様に持ち上げる場合は多少ソケットから放す様な感じでレバーを持ち上げ ると外れ易いと思う。
 このソケットのレバーは図の様に垂直に立つくらいまで引き上げておく事でCPUの 足を入り易く引っ掛からない様にする。
 またこのレバー式ソケットはカム状の機構の為に寿命が有り、あまりむやみにレバー を動かさない様にし必要最小限にする。
 カム状の部分にトラブルが発生するとCPUのピンがしっかり押さえられなくなる為 に取り扱いは丁寧に行う様にする。
k5-cpu.jpg  CPUには処理速度の割には安価なAMD製のK5シリーズからPR166を使用し ている。
 当時はMMXの200MHzでも高価で10万円近くもし、普通の133MHzでも 3万円台と高価だったがK5のPR166は2万円弱と安価であった。
 またCyrixは以前から何かと問題が有った為に除外していたが、166+(13 3)を使用している話を聞くとSB64が動作しない等の問題が有った。
 しかし最初の頃はK5も問題が無かった訳でなく、アイオーデーター製のグラフィッ クスアクセラレーターカードを使用すると画面左端に縦線のノイズが発生するトラブル があった。
 これはVirgeでもVirge/DXでも同様の現象が有り再現性も有った。
 しかしAMDからIntelのCPUに変えたとたんに現象が治まった事からCPU に原因があるのは明らかであった。
 しばらくしてアイオーデータのホームページでAMD製のCPUを使用した時の不具 合い対策を施したドライバーが供給されていた為に早速ダウンロードしてインストール した所、縦線ノイズはピタリと治まって処理速度もアップされていた。
cpu-mark.jpg  CPUをソケットに挿入する際には間違えない様に注意する。
 普通CPUのパッケージは外形を見ると4角のうち1個所が斜めに倒れていてその部 分を基板などに書いてあるマークに合わせて取付ける様になっている。
 また右図の様にCPUを裏面から見るとパッケージ外形が斜めに倒れている部分のピ ンが1ピン少なくなっており、当然ICソケットの方も穴が無くなっている。
 その為に取付けが不安な場合はCPUを裏返してみてピンが足りない部分を合わせる 様にしてソケットに取付けるのが安全である。
cpu-set.jpg  CPUはリード(足)さえ曲がっていなければ簡単にソケットにセットできるが、少 しでも曲がっていると奥まで入り込まない場合が有る。
 その為にソケットに完全にCPUがセットできたかどうかを確認し、少しでも浮いて いる様であればCPU上部を押してソケットへ完全に挿し込む様にする。
 CPUの挿し込みが確認されたらソケットのレバーを元の位置まで戻しCPUを完全 に固定するようにする。
 レバーはソケット側面に付いた爪に引っ掛かっているだけな為に、レバーを倒したら この爪に引っ掛かっておりレバーが動かないかどうか確認しておく。
cpu-fan.jpg  CPUには必ずFANが必要で、試しにFANも放熱版も取付けないで電源を投入し てみると、みるみるうちにパッケージの温度が上がり10分も経たないうちに熱くなっ てしまう。
 FANの中でSANYO製の物が評判良くCPUとセットで購入しようとしたが在庫 が無く、右図に有る様なFANを購入してみた。
 このFANはCPU面に熱伝導シートが貼り付けてあり、ちょっと放熱版が少ないと は思いながらも取付けてみると、今回使用したマザーボードではCPUソケット周りに ある縦型電解コンデンサーにFAN取付けブラケットが当たってしまい全く取り付かな かった。
 とりあえずFANの取付けブラケットを取り外し、CPUソケットにぶら下がる様に 仮の取付け板を作りSANYOのFANが入荷するのを待った。
 このSANYOのFANだが、普通¥3,500前後もするのにうち会社の商社に依 頼したら¥2,450という事でかなり安い!
 そしてPC98Xa13を使用しているユーザーに聞いたら、ショップから買ってき たFANはNECで使用しているものと全く同じ物であった。
 しかしNECで使っているFANがショップで¥2,800で、どうしてSANYO が¥2,450なのか不思議だか、その後も5個程商社に注文したが特価品でなくその 後も価格が数十円づつ下がってきていた。
 やはりSANYOのFANは評判良いだけ有って、FANのフィンもしっかりとした 物でフィン数も多く、ファンも大きく見た目でも効率が良い事が伺える。
sanyo-fan.jpg  SANYO製のファンは左図の様な物で取付けは非常に簡単である。
 取付けには左図の様にCPUソケットに有る爪に専用の金具を引っかけるだけで、図 の様に片方を先に引っかけておき、その後にもう一方を引っかけるだけである。
 この専用取付け引っかけ金具はファンの上部から押さえてるだけで、バネになり部分 に多少の余裕が有る為にパッケージの厚さが多少異なっても対応できる様になっている が、ゲタと呼ばれる電圧変換レギュレータをソケットとCPUの間に使用する場合には 専用の取付金具が必要な為に標準品は使用できない。
 またこのFANはAMDのK6等のCPU中央部が突起している物やIntel等の MMXに見られる様なICのリード(足)がパッケージ表面まで出ている製品に対応で きる様に、ファン側のCPUに当たる面が中央部分だけとなっている。
dip-sw.jpg  CPUとFANを取付け終えたら忘れないうちにCPUのクロック倍率とバスクロッ クの設定を右図に有る様な青いディプスイッチで設定しておく必要が有る。
 GIGA−BYTE製のマザーボードはASUS製と違いCPUに関する電圧設定が 全く無い。
 GA−586Sの様に様々なCPUに対応できる物に関しては電圧設定もある様だが 今回使用したGA−586HXでは全く無かった。
 その為にCPUをオーバースペックで動かしてみようという様な事はできなくなるが 初心者等に対しては設定が少ない分安心して使用できるマザーボードである。
 しかし新しいCPUを使用する場合はこれを対応しているBIOSを書き込んでおく 必要が有る為にこの辺はチョット大変かもしれない。
 実際に私が購入したマザーボードではK5−PR166が対応しておらず、GIGA −BYTEのホームページを見たら既に2回もBIOSがバージョンアップしていた。
 その為にCPUの電圧をBIOSで管理している場合で比較的新しいCPUを使用す る場合はBIOSのバージョンを確認の上使用する必要が有る。

◆メモリーの取付け
edo-ram.jpg  このマザーボードでは標準的な72PinのSIMMが使用でき、現在では最低でも 32MBは欲しい所なので16MBのSIMMを2枚実装した。
 SIMMにも種類が色々有り一般的な物はEDOタイプで、その他にDRAMタイプ やFastPageDRAM等があるがEDOあたりが高速なようである。
 メモリーを選定する場合にはメモリーのスピードが有る。
 これはパッケージの上面に書かれている型式の末尾にあるもので、最低でも70nS 以下の物を使用した方が良い。
 現在販売されている物では60nSか50nSが一般的な為に購入する際には問題な いが、以前使用していた物を流用する場合には注意が必要である。
 必ずデバイスには動作保証からのマージンがある程度あるが、誤動作の原因となる為 にあまり動作スピードの遅い物に関しては使用しない方が無難である。
simm-set1.jpg  SIMMの取付けには方向性が有る為に無理に挿し込むとソケットやメモリーを破損 してしまう恐れが有る為に注意が必要である。
 SIMMやマザーボードを見ると両端に1と72と書いてある物が多いが、書いてな い場合はSIMMを軽くソケットに載せてみて中心にある切り欠きを基準に合わせSI MMとソケットの両端を確認し合っているかどうか確認する。
 合わない場合は片方に隙間が大きく空くかSIMMの両端にある穴にソケットの突起 が合わなくなる為にこれを見比べる。
 SIMMは左図の様に斜めに挿し込みソケットとSIMMがピッタリ合ったらSIM Mの両端を垂直に起こす様にして実装する。
 その際にSIMMを起こすとソケットの両端にあるSIMM固定ピンがパチッと言う 音を出すが、確認できなかった場合は目で確認してSIMMが逆に外れないかどうかを 確認しておくと良い。
 今回使用したマザーボードでは増設する順番に実装して行けば良かったので問題が無 いが、GATEWAY2000等が使用しているIntelのマザーボード等では、最 初に実装する場所が斜めに倒す方に有る為に、BANK0と1も外さないとBANK2 と3に実装できないマザーボードも有る為にSIMMを実装する際は取扱説明書を参照 の上注意が必要である。
simm-set2.jpg  右図がメモリーを実装した様子だが、6つのソケットに4枚のSIMMを実装してい るが、手前の2枚が16MBでその隣奥2枚がPC98で使用していた4MB2枚であ る。
 DOS/V機の場合はBIOSでパリティ無しに設定しておけばほとんどのメモリー が使用でき、PC98Xe10の頃に付いてきたNEC独特の6MBを4枚実装して同 じマザーボードで動いている機種も有る為に、残りメモリーが使えて経済的である。
 右図奥から2枚のSIMMもメモリーの上の方にNECと白い文字で書いてあるが、 会社のPC98にメモリーを増設するとソケットが4枚しかない為に容量を増やす度に 小さなメモリーが余ってしまう。
 この場合は最低でも4MBが2枚あまり、運が良いと8MBが2枚という場合も有り 将来は16MBが2枚も余ってしまう可能性もある。
 これらを考えるとやはりSIMMソケットが6つも有るという事はありがたい事であ る。
 しかし、今後はSIMMからDIMMになる可能性も有る為に今からマザーボードを 購入する人は手持ち部品や購入しようとする部品の価格と相談の上で選択する必要が有 る。

◆各カードの取付け
video-set.jpg  まずはグラフィックスアクセラレータカードであるGATEWAY2000用のST B製Virge/VXの4MBカードを実装する。
 このカードはGATEWAY2000にアイオーデータのVirge/DXを実装し 余った為に流用している。
 購入する際でも2D/3D共にかなりのスペックが期待できるアイオーデータのVi rge/DXの4MB搭載カードが2万円弱で購入できる為にお薦めである。
 またこのチップであればUNIXやNT4.0等でも対応するドライバーがサポート されている為にお買い得といえる。
 更にビデオキャプチャ機能も搭載したモデルがカノープスから販売されている為に、 ビデオから画像を取込もうとする人にはお薦めである。
 カードの実装はいたって簡単で、マザーボードの上面より基板ソケットとリアパネル を基準に真っ直ぐに押し込むだけである。
 そしてリアパネル上部よりネジで固定すれば完成である。
lan-up.jpg  1台目を作る人は必要ないかもしれないが2台目を作る人であればLANカードを実 装する事をお薦めする。
 例えば1台目にMOやスキャナー等の周辺機器を増設している場合などに、いちいち 周辺機器と拡張カードを入換えなくともLANカードを使用してドライブの割付やファ イルのやりとりで事が済んでしまうからである。
 またLANカードにもISA用とPCI用とがあるが、最近ではPCI用のLANカ ードも4千円台で購入できる事からPCIバス用をお薦めする。
 これはPCIバスの割り込みが重複して使えるようになった事からできるだけ拡張カ ードはPCI用でそろえた方がより拡張できるからである。
 実際にPCI割り込みの多重化が使えないマザーボードだと、標準仕様にLANとサ ウンドとMIDIを付けただけで割り込みが16本全て使用してしまい拡張できなくな ってしまう。
 その為にISAには割り込みが必要無い物やあまり普及していないサウンドカードを 利用するくらいにしておいた方が良い。
 これらの事からマザーボードを選択する際はPCIソケットがより多く付いている物 があればこれを選んでおくと便利である。
lan-set.jpg  LANカードの取付けも基本的にはグラフィックスアクセラレータカードと同じであ るが、リアパネルに出るコネクターの位置に注意する必要が有る。
 リアパネルには10BASE−Tのコネクターや10BASE2等のコネクターが出 てくるが、10BASE2の同軸コネクターがリアパネルに引っかかり易くうまくパネ ルから出てこない場合が有る為に、この部分を注意して基板を挿入する必要が有る。
 また基板を挿入後ネジで固定する前に、10BASE−Tのモジュラーコネクターが リアパネルの開口部ギリギリの幅である為に少しでも横にズレてネジを絞めてしまうと ケーブル側のモジュラーコネクターを挿し込みにくくなったりモジュラープラグが抜け なくなったりしてしまうのでカードを固定する際には注意が必要である。
 その為にカード本体をネジで固定する前に10BASE−Tのモジュラーコネクター がリアパネルの開口部からキチンと見え、モジュラープラグの引っかけ用突起もリアパ ネルの開口部から見える様にした位置を手で固定しておきカードのネジを締める必要が 有る。
sound-up.jpg  サウンドカードもGATEWAY2000にMIDI内臓サウンドカードを入れた為 のおさがり品を流用する事にした。
 このカードはサウンドブラスター16でMIDIインターフェイスとゲームポートも 標準搭載されている一般的なサウンドカードである。
 従来はサウンドカードというとゲーム用としてしか使わないような感じも有ったが、 現在ではWindowsの警告や警報音をはじめとしてホームページでもMIDIを数 多く使用している物もある為に是非使用したいカードの1つである。
 GATEWAY2000に使用したサウンドカードはサウンドクエストのSQ−42 32という製品で、343音+107パーカッション+46エフェクトサウンドという MIDIがオンボードで搭載されているサウンドカードで¥7,800で購入できる為 すごくお買い得である。
 但し付属のドライバーがいまいちでWindows95のType−Bに付いている ドライバーを使用すればドライバーの問題は解決してしまう為にセットで使用する事を お薦めする。
sound-set.jpg  このサウンドカードは唯一ISAバス用で、取付け方はLANやビデオカードと全く 同じで、カードをマザーボード上面よりサウンドカードを挿し込むだけで実装できる。
 その後で上部よりカード固定ネジを取り付けて固定するだけで完了である。
 またサウンドカードの内部配線としてCD用オーディオケーブルが有るが、当然この ケーブルも別途購入する必要が有るがCDプレーヤとしてPCを使用しないのであれば 配線する必要はない。
 このケーブルは使用するCD−ROMドライブのメーカーにより異なる為に、ケーブ ルを購入する際にはコネクター形状が合う物を使用する。
 サウンドカード側は2〜3種類のコネクターが用意されている為に、万が一多少合わ なくとも使用できるケースが多い様である。
 普通に販売されている物であれば片方がCD−ROMドライブメーカのコネクターで もう一方はサウンドブラスター用として作られているはずである。
 どうしても心配な方はCD−ROMドライブのメーカー名とサウンドカードのメーカ ーと型式を話してショップの方に選んでもらうと良い。
 この場合は現物を持参した方がなお確実である。

◆マザーシャーシ組み付け
blank-p.jpg  マザーボードに必要なカードを実装し終えたら最後に未使用スロットのリアパネルに ブランクパネルを取付けておきます。
 ブランクパネルはケースに付いてくる付属品で、最低必要枚数分だけは付いてきます のでもし1枚も付いてこない場合はケースを購入したショップに連絡してみて下さい。
 一見ブランクパネルは見栄えだけで取付けていると思う人もおられると思いますが、 このブランクパネルは熱対策にも多少関わってきます。
 通常タワー型ケースはフロントパネルの下部より空気を取込みリアパネル上部である 電源部に取付けてあるファンで強制排気される様になっています。
 その為にリアパネルが開いてしまっていると近い所からどんどん空気を吸い込んでし まいケース内部に空気の流れができずに熱がたまり易くなります。
 その為にリアパネルだけでなくフロントのドライブベイもむやみに開けっ放しにせず ドライブを取付けないのであればふさいでおいた方が良い。
rear-panel.jpg  左の図はブランクパネルも取付け終えたリアパネルで、一番上にシリアルコネクター とキーボードコネクターが見え、その下にキーボードコネクターとプリンター用コネク ターが見える。
 その下からグラフィックスアクセラレータカードとLANカードが有り、2つブラン クパネルをおいてサウンドカードとなっている。
 通常はこれより拡張しようとしてもSCSIカードやISDNのTAカードぐらいだ と思うが、様々な拡張カードを使用するとすぐにスロットが埋まってしまう。
mb-sh.jpg  マザーボード用シャーシに全て組み付け終えたら接続や設定の最終確認を行ってから 右図の様にケースにシャーシを取付ける。
 ケースにシャーシを組み込む際にはマザーボードに配線したケーブルや以後配線する ケースから出ているスイッチ・表示用のケーブルを挟み込まない様にしながらシャーシ を押し込んでいく必要が有る。
 またマザーボード取付けのページであった基板にゴム足のような物をスペーサとして 利用したが、これがシャーシを収納する時点でケース側のシャーシガイドにこすれてし まい多少力を入れないとスムーズには収納できない。
 その為にケーブルが挟まって硬くなっているのをゴム足と判断して無理に押し込んで しまうとケーブルを破損してしまう為に判断には十分注意する必要が有る。



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