オプション追加のスピーカ



◆製品の紹介
 最近のPCスピーカは2ウェイタイプが少なくなり、どうしても 高域が不足がちでサウンドカードのトーンコントロールで調整して 丁度良いぐらいの製品しか見当たらなくなった。
 以前からONKYOのPCオーディオ関係は気になっていたが、 今回その中からスピーカを利用してみる事にした。
 今回使用した製品は単なる2ウェイでサブウーハ等は付いておら ず、アンプ内臓の2ウェイスピーカである。
 しかしネットを取り外すとPCスピーカとは思えないデザインで 、音を聞いてみても以前から使用しているPanasonic製の EABMPC70よりは自然でいい音である。
 またEABMPC70はサブウーハが付いているのだが、同じソ ースを再生してみるとONKYOのGX−D90の方がBASSを 上げれば低音が出るようである。
 PCスピーカとして見ると高価であるが、PCで音楽を聴きなが ら作業する場合にはこのぐらいのPCスピーカは欲しい所である。


◆スピーカと操作パネル
 ウーファには9cmのOMFダイヤフラムユニットを使用してあり、 Sライン・エッジを採用する等して忠実で力強い低音を再生します。
 ツィータには90kHzまで再生する新開発バランスドーム型ツィー タを使用してあり、可聴帯域である高域再生にはかなり余裕があるはず で、周波数特性も48〜90kHzと広範囲での再生が可能となってい る様です。
 アンプの最大出力も15+15Wと比較的大きく、バスレフ構造のス ピーカボックスと組み合わされサブウーハ付きのスピーカに匹敵する位 の低音と繊細な高音再生が可能です。
 右側のスピーカボックス正面には左図の様に小さな操作パネルが付い ており、右からボリュームに高音・低音の調整ボリュームに入力切換ス イッチとヘッドホン端子が付いています。
 今回はASUS製マザーボードであるP4P800にオンボードのサ ウンド回路を使用した為にソフトウェアによるトーンコントロール調整 が出来ず、スピーカ側の高音と低音はほぼ目一杯にして使用している。
 この辺は好みの問題の為に実際に色々な曲を聞いてみて自分に最適な 調整箇所を探すと良いだろう。


◆リアの配線関係
 スピーカボックスの背面を見ると左図の様になっており、右側のスピ ーカボックスにアンプや電源類が入っている為に背面パネルがにぎやか である。
 その右側のスピーカボックス背面上部には右図の様にメインの電源ス イッチとACケーブルが出ている。
 電源スイッチはフロントパネルのボリュームを目一杯絞れば切れる様 になっているが、電源ランプは点灯したままでスタンバイ状態になると あるがこの状態が何の意味を持つかは不明である。
 少なくとも背面の電源スイッチを切らないと電源が入ったままだと言 う事の為に、使い終わったらメイン電源スイッチを切るか手元スイッチ 付きのテーブルタップでディスプレィと一緒にスピーカも切れる様にし ておくと便利であろう。
 左側のスピーカには左図左上にあるRCAピンコネクターから付属の スピーカケーブルを使用して接続する様にする。
 また、このスピーカにはアナログの音声入力の他にデジタルの入力も あり、切換式ではあるが光と同軸の両方が使える様になっている為に、 PCスピーカとしてではなく一般的なオーディオ機器のデジタル音声用 モニタースピーカとして利用する事もできるだろう。
 ただ残念な事は、アナログとデジタルの入力もフロントパネルのスイ ッチで切換式となっており、できれば独立したボリュームで音量を調節 できる様になっていれば、アナログ入力にはPCを接続しデジタルには 一般的なオーディオ機器であるMDやDATにDVD機器を接続して同 時に利用できればと思う。



 メインに戻る   コンピュータメニューに戻る  自作PCメニューに戻る

 PenW2.6GHzメニューに戻る

このホームページについての連絡先は こちら 迄にお願い致します