◆BIOS画面の起動 通常はBIOSの設定をする必要はほとんど無いかも知れないが 、インストール時にブートデバイスの優先順位をCD/DVDドラ イブにしたり、電源関係の設定を変更したりする事が必要になる場 合もあるだろう。 ここではBIOSに関する詳細な説明は省略し、ViP−STの BIOS設定内容を参考したい人の為に掲載したが、既に付属の取 扱説明書やホームページのBIOSバージョンよりもかなり新しい 物がインストールされていた為に、今後も次々と変更され設定画面 の内容も変ってしまうだろう。 PCの電源を投入するとしばらくしてから下図の画面下半分が表 示され、OSがインストールされていないと下図の画面左上の様な メッセージが表示される。 通常は下図の様に上下のメッセージは同時に表示される事は無い 。 ◆[Main]画面 BIOS画面が表示されると最初に表示されるのが下図の様なM ain画面で、ここの画面では日時の変更のみとなっている。 その他には上から3〜4行目にあるIDE関係の部分にカーソル を移動し、Enterキーを押すと次の画面の様な項目が表示され る。 ここではHDDとの転送モードとDMAモードが変更できる様に なっているが、通常は自動認識しHDDに最適なモードが設定され る為に変更する必要は無いだろう。 例えば、古いHDD等を使用する際にはBIOSがHDDの情報 を取得できず、本来は使用できないモードに設定された時に変更す る位だろう。 ◆[Info]画面 この画面ではPCの各種情報を表示する画面で、BIOS等のバ ージョン情報やCPUの情報等が確認出来る様になっている。 その為に、購入直後の使用CPUタイプの確認にはここの画面が 便利で、BIOSを書き換える場合には最後にあるマザーボードの 型式と同じタイプのBIOSをダウンロードしておく様にする。 その前に、現在のBIOSのバージョン番号を確認し、最新の物 があるかどうか確認してからダウンロードすると良いだろう。 ◆[Advanced]画面 この設定についての詳細は不明だが、特に初期値から変更する必 要も無いだろう。 ◆[Security]画面 このBIOSの設定変更等にパスワードを付けて保護する為の パスワード設定画面である。 通常はBIOSにパスワードを付けて使用している人はほとん どいないかも知れないが、BIOSの設定次第ではPCが立ち上 がらなくなったりもできる為に、できればパスワードを付けてお く事をお薦めする。 更に、パスワードを付けていないPCに誰かが勝手にパスワー ドを付けてしまうと、何かの時にBIOSの変更が必要になって も変更できなくなってしまうだろう。 そんな事からも、BIOSにもパスワードを付けておいた方が 良いだろう。 ◆[Power]画面 下図は電源に関する設定であるが、本PCではほとんど設定項 目が無く、バッテリーの長時間モードと液晶ディスプレィの省電 力設定のみである。 今回は下図の様に標準設定のままで使用しているが、ディスク トップPCとして使用する事が多い為に、どちらもDisabl eでも問題無かった様な気がする。 ◆[Boot]画面 下図からはブート時の動作に関する設定である。 下図ではLANからのリモートブートもできる様であるが、通 常ではその様な必要が全く無い為に、標準設定のDisable dのままで良いだろう。 下図が標準設定のままの表示であるが、一度OSをインストー ルしてしまうとHDDがCD/DVDよりも優先順位が高いとC D/DVDからブートしなくなる為に、そんな場合にはここの設 定を確認して必要に応じて変更すると良いだろう。 また、USBメモリー等を挿し込んだままでPCを起動すると ブートしようとして立ち上がらなくなる場合があり、そんな時に はこの設定画面からUSBメモリーが認識された部分をDisa bleに設定しブートしない様にする必要がある。 ◆[Exit]画面 下図の画面ではBIOS設定画面を終了する際にこれまでの設 定変更を保存するかどうかを選択する項目と、BIOSの初期値 等を読み込む設定とが用意されている。 通常、変更後は一番上にある【保存変更して閉じる】Save Changes Exitを選択して、確実に変更した内容は 保存しておくと良いだろう。 メインに戻る コンピュータメニューに戻る 自作PCメニューに戻る ViP-STメニューに戻る |