◆Libretto20からのHDD取り外し ここではLibretto20にWindows98を入れる為に取り付けたので、Libretto20からの ハードディスクの取り外し方も説明しているが、新品のハードディスクを利用される 場合や単にディスクトップに2.5インチHDDを利用する場合は、次の項目である 『キットケースへの取りつけ』まで読み飛ばして頂きたい。 Libretto20のハードディスクは右図の様に本体横より取り外す為に、ハードディスク の収納されて入る部分のカバーを右図の様に取りはずすが、カバーの取り付けネジは 本体裏側より2箇所で固定されている。 この2箇所のネジは普通のプラスドライバーによる取りはずす事が可能で、 取り外したネジは紛失しない様に保管しておき、カバー自体は左図の様に上に 持ち上げる感じで取り外せば簡単に外れてくる。 このカバーはプラスチック製で、作業中に誤って踏み付けてしまうと簡単に 割れて破損してしまう為に、取り外したらすぐにでも固定していたネジと一緒に 保管する様にした方が良い。 まぁ壊れてしまってもHDDをネジだけで固定できれば動作的には問題ないが、 見栄えが悪くなるのは当然だがほこり等が本体内部に入り易くなる為に、もし 万が一破損した場合はサービスステーションからでも購入しておくと良い。 Libretto20の場合にはハードディスク自体が本体の奥に差し込まれていて、その ままではとてもでないが取り外す事は不可能で有る。 その為にか右図の様に薄い板金で作られたハードディスク取り外し用のレバーが 付いているが、これは先程取り外したカバーの取り付けネジと共締めで固定されている。 その為に取り付けの際にはレバーの両サイドに有る固定部分を変に折り曲げない 様に気を付けて取り付ける必要が有る。 このレバーはハードディスクが抜けてくる前に、左図の様に1cm程手前に 引き出せる様になっており、丁度指が引っ掛け易くなっておりハードディスクが 引き出し易くなっている。 このレバーは板金がかなり薄い為に、左図の様に引き出しレバーの中心を引っ張るト 変形してしまう為に、なるべくレバーの両端を引き抜く様にする。 製品によってはハードディスクのIDEコネクターが固く、なかなか取り外せない 物も有る様でレバーの変形には十分注意する。 また今回のリムーバブルケースは左図に有るハードディスク引き出し金具が付いた ままでも収納できる為に取り外す必要も無い。 ◆キットケースへの取り付け 今回Libretto20とLibretto60から取り外した東芝製の薄型ハードディスクは、 IDEながらも3.5インチハードディスクドライブとは違い、IDEコネクターが 42ピンも有る為にそのままでは利用できない事がわかる。 また、42ピンのピンとは少し離れて更に4ピンだけ並んでいるが、 詳細はハードディスクドライブの取説が無い為に明らかでは無いが、たぶん IDEのマスター/スレーブ切り替えなのではないかと思われる。 この4ピンだけ離れたピンは今回購入したリムーバブルケースでは使用しない為に この離れた4ピンとは逆方向に寄せてコネクターを差し込む事になる。 また左図を見てもわかる様に、IDEコネクターピンの上部中央に1ピンだけ ピンが無いのがわかるが、たぶんこれがケーブルの逆差し防止用だと思われる。 しかし今回購入したリムーバブルケース側のコネクターには逆差し防止用の ピンを判別する為のメクラが無い為にどの方向でも差し込めてしまう他に、 今回のキット内には取り説も無い為に、間違えながら色々と試行錯誤してみる しかない製品で有る。 取り説が無い為に色々と差し込んで見てケースに置いてみるとわかると思うが、 右図の様にケースにLEDが取り付けていない側のケースが下側のケースで、 右側に見える四角い突起物が引き出し用の手を引っ掛ける部分である。 こちらのケースを下にしてハードディスクを右図の様に型式が書いて有る シールを上にして設置する様になっている。 そして左端に見えるのがコネクター変換基板で、右図の様に基板が ハードディスクよりも高くなる様に取り付けてLEDのケーブルが上になる様に 取り付ける。 またこの場合に使用しない4ピンは右図で下側に来ている事になる。 ハードディスクに変換基板が取り付いたら右図の様に上側のケースを取り付けるが、 その前に左図の右側に見える引き出し用の手を引っ掛ける部分とその下に有る ロックピンが正しく取りつけて有るかどうかを確認する必要が有る。 手を引っ掛ける部分は左図から見て下側に空洞が出来る様に取り付け、スリットが 有る方をハードディスクドライブ側に向ける。 ロックピンは丸い部分が手を引っ掛ける部分と並ぶ様にし、ロックピンの平らな 部分が左図で右下に来る様にする。 これらの確認が済んだ後に、もう一度ハードディスクのコネクター基板が 本来の位置に取り付けて有るか確認してから上部カバーを取り付けるようにする。 カバーは軽くパチンと数ヶ所噛み合う所が有る様だが、完全に固定される わけでは無い為に上下のケースが外れない様に手でしっかり押さえながら 右図の様に裏側に向ける。 そして右図でもわかる様に4個所にあるケース固定ネジを4個共に予め 差し込んでおき、プラスドライバーを利用して取り付ける。 ネジは完全に締め付ける前に4本共軽く固定しておき後で完全に締め付ける 様にするが、閉め付けて行くとケース等の噛み合う部分がパチッと音をたてる 事があり、よく噛み合う部分を見ながらネジを締め付けないと変形してしまう 場合が有る。 この場合には少しネジを緩めた状態でケースの上下噛み合い部を動かせば 簡単に噛み合う為に少しずつ確認しながら締め付ける様にする。 メインに戻る コンピュータ選択メニューに戻る 拡張関連選択メニューに戻る リムーバブルケースメニューに戻る |